研修会等の様子
令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー
1月 14日(火)、「特別支援教育専門性向上セミナー(5回目)」を集合/遠隔を選択いただけるハイブリッド形式で実施し、集合にて7名、遠隔にて11名の先生方に御参加いただきました。
今回は「教育相談」や「個別の教育支援計画の活用」をテーマとして、「相談者のとしての在り方」や「就学相談の適切な流れ」、「教育支援計画の意義」などについての講義を行いました。
「教育相談」では、カウンセリングマインドの重要性や流れについてお話しました。併せて、就学相談についての内容にも触れ、多面的なアセスメントや標準検査から客観的な情報を得ることの必要性について改めてお伝えしました。
「個別の教育支援計画の活用」では、多様な教育的ニーズを適切に捉え、長期的な視点で組織的・計画的な対応をするためのものであること、定期的な加筆・修正が求められること、活用方法などについて説明しました。
受講された先生方からは「改めて保護者への丁寧な対応の大切さを再確認できた。」、「関係する支援機関との連携という視点で教育支援計画を見直したい。」などの御意見をいただきました。また、今回初めてハイブリッド形式での実施となりましたが、「天候等の影響で参加できない場合があるため、オンラインで受講できるのはありがたい。」との声を複数聞くことができました。一方で、「集合形式では他市町村学校の先生方と情報共有できる機会となった。」などのお言葉もいただきました。
今年度、本セミナーは本校を会場として全6回(うち1回は北海道教育庁留萌教育局主催)開催しました。微力ながらも留萌管内の特別支援教育の専門性向上に御力添えできていますと幸いです。1年間ありがとうございました。
研修会等の様子
令和7年度留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー
8月19日(火)本校にて留萌管内特別支援教育専門性向上セミナーを行い、教育に携わる15名の方々に御参加いただきました。今回は「発達検査(テストバッテリー:改訂版鈴木ビネー知能検査、PVT-R絵画語い発達検査、S-M社会生活能力検査)」、「就学相談」をテーマとして本校の特別支援教育コーディネーター2名が講義及び模擬検査を実施しました。
検査については、概要についての講義や模擬検査だけでなく結果の分析方法についても説明したことで、実際に器具に触れるだけでなく検査結果の求め方や解釈の仕方について分かり、「検査は難しいが興味深かった。」や「テストバッテリーの結果のみ目にすることが多いため、解釈の仕方が分かり良かった。」などのお声をいただきました。
次回のセミナーは本校開校30周年記念事業と併せて公開授業研究会を予定しておりますので、多くの方に参加いただけますと幸いです。
北海道小平高等養護学校
078-3442 北海道留萌郡小平町字鬼鹿田代577-2
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