一日防災教室が行われました

  7/18(火)午前中、本校体育館にて、全校生徒対象の「一日防災教室」が行われました。当日は小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様のご協力のもと、ハザードマップの説明や、地震を想定した避難訓練、避難所体験として段ボールベッドの組み立てや非常食の試食、最後に講師の三浦浩様から講話をいただきました。

 今回は地震を想定した訓練ということで、「緊急地震速報」と揺れの音の音声を使用しての訓練を実施しました。学校だけではなく、寄宿舎でも火災を想定した避難訓練を定期的に行っておりますが、地震の避難訓練は頭を守る、窓から離れるなどの注意点を守りながら、生徒は落ち着いて避難することができました。

 避難訓練後、段ボールベッドの組み立て体験では、学年2グループに分かれ、協力し声を掛けあいながら完成させ、実際に横になってみたり、何人座れるか試してみたりして、災害時の避難生活を少しでもイメージすることができました。非常食の試食では、水を加えるとできる白がゆなどの非常食を試食し、「思ったよりおいしかった」「やっぱりあったかいご飯の方がいい」などとさまざまな感想を話していました。

 防災アドバイザーの三浦浩様のお話の中では、自らが経験した北海道南西沖地震を題材にした紙芝居から始まり、「津波が来たら、靴を必ず履いて高台に逃げること」、①懐中電灯、②笛、③ライフジャケット、④発煙筒などのもしものときの備えの重要性についてお話いただき、生徒は真剣に耳を傾けていました。

 今回ご協力いただきました、小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様、三浦浩様、地震の少ない地域だからこそ、生徒にとってイメージしにくい災害ですが、お話や体験をとおして多くの学びを得て、「もしも」に備え、命を守る大切さを考えるきっかけができたと思います。ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。