第29回入学式が行われました

 春になったとはいえ、まだまだ肌寒い日が続く今日この頃。本校は木工科・窯業科に8名の新入生をお迎えしました。真新しい制服に身を包み、緊張した様子の新入生の皆さんでしたが、担任の先生を先頭に立派に入場し、名前を呼ばれたときには大きな声で堂々と返事をしていました。

 校長より、「これから過ごす高校生活に夢と希望を抱いているでしょう。今日から本校での高校生活が始まります。困難や不安も、仲間や先輩、先生方とともに乗り越えられるので心配はいりません。これからの高校生活では、①好奇心をもって学校生活を送ること、②持続力(失敗しても諦めずに続けること)、③コミュニケーション(他者から情報を聞くこと、考えを理解し合うこと)、この3つに挑戦することで、夢の実現につながります。一緒に挑戦しましょう」とお話がありました。来賓であるPTA会長からは「充実した学校生活が送れるよう、応援しています。小平町の方々とかかわりながら、新入生の皆さんが成長することを願います」とお話がありました。新入生代表の言葉では「家族と離れての寄宿舎生活は正直寂しく、不安ですが、自立のために自分のことは自分でできるようにしたいです。家族への感謝の気持ちを忘れず、3年間頑張りたい」と話していました。生徒会長の挨拶では「皆さんの入学を心待ちにしていました。最初は寂しい気持ちになることもありますが、わからないこと・困ったことがあったときはいつでも相談してください。楽しく一緒に学校生活を送りましょう」と笑顔で話していました。

 今日から、新入生は夢に向かって挑戦し、未来を切り拓く人材となるため、小平高等養護学校の一員として、職業自立と社会自立に向けて、学校・寄宿舎で、3年間たくさんのことを経験し、大きく成長することでしょう。

 入学式終了後の1年生は、自己紹介カードを書いたり、校舎内の見学をしたりして、真剣に説明を聞いていました。