留萌管内の特別支援教育発展のために・・・

2024年12月の記事一覧

令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー

 12月 5日(木)、「特別支援教育専門性向上セミナー(4回目)」を実施し、5名の先生方に御参加いただきました。

 今回は「特性に応じた手立て」をテーマとして、「アセスメントの重要性」、「手立てと期待される変容」についての講義を本校の特別支援教育専任コーディネーター2名が担当させていただきました。

 講義では、アセスメントをとおして対象幼児・児童・生徒の「苦手さ」や「困り感」だけでなく、「良さ・強み」や「認知などの特性」を多面的に把握することが大切であり、全体像を明らかにして手立てを講じていく必要性についてお話しました。また、事例検討をとおして、アセスメントや行動分析を実践し、実際に特性に応じた手立てを考えていただきました。

 次回は1月14日(火)に今年度最後のセミナーを予定しております。改めて参加申し込みを集約させていただこうかと考えておりますので、多くの方に御参加いただけますと幸いです。

 

校内研修会を行いました

 12月4日(水)に教職員の校内研修を実施しました。今回は、北海道教育庁学校教育局 特別支援教育課特別支援教育指導係課長補佐 山内 功 様 から「新学習指導要領等に基づいた授業づくりについて」「教育課程の編成・実施・評価・改善について」をテーマにご講演をいただきました。本校では現在、来年度の教育課程の再編に取り組んでいるところですが、教育動向や学習指導要領の主旨を踏まえながら、考えるべき視点を投げかけていただきました。また、他校の実践をご紹介いただき、「個別最適な学びや協働的な学び」の本質となる実践に触れることができました。今回ご講演いただいた内容を生かして、教職員一同、来年度の教育課程の再編に向かっていきたいと思います。