おんねの丘から

【3学年】国語~お礼状~

 4週間の現場実習を終え、国語の授業ではお世話になった実習先やグループホームに向けて、お礼状書きを行いました。

 自宅で生活していた生徒は、ご家庭の方々にお礼のお手紙を書きました。

 タブレットを活用して文章を作成し、伝えたいことを明確にすること、丁寧に書くことを目標に取り組みました。

 感謝していることや勉強になったことは何か、それをどのように書けば伝わるのかという自分の言葉で表現することを1人1人が真剣に向き合い、意欲的に取り組む様子が見られました。

今季の屋外での体力つくりが終わりました

 10月18日(金)1時間目、夏期の体力つくり(校外ランニング、ペースランニング)が終了となりました。鬼鹿の海や様々な植物、虫などの生き物を見ながら(時には避けながら)、季節を感じるコースを走ってきました。暑いときも、肌寒いときも、体力向上のために、目標を意識したり、自分のペースを守って走ったりと、ひとりひとりが一生懸命走る姿はどの学年の生徒も素晴らしいものでした。

 3年生にとってはこれが高校生活最後の外での体力つくりとなりました。半年後に卒業を迎えますが、3年間、きつい坂道のあるコースに挑み、心も体も力をつけてきたことを糧に、卒業後もランニングやウォーキングなど、外で体を動かすことを続けてもらえたらと思います。

 来週から学校祭の特別時間割が始まりますので、体力つくりはしばらくお休みとなります。学校祭が終わってからは体育館で、冬期は筋力トレーニングとエアロビクスのトレーニングを行っていきます。

【1学年】国語科~「シナリオ」

 来月9日(土)は待ちに待った学校祭です。学校祭では、毎年ステージ発表があります。ステージ発表に欠かせないものは、「シナリオ」です。「シナリオ」という言葉を辞書で調べてみると、「脚本、台本、(物語の)筋」と書いてありました。小説や物語との違いや、シナリオを書く時の作法、注意事項などについてタブレットを使って調べました。その後、個人個人で自分の好きな内容を選択し、シナリオを作成しました。

 生徒みんなが自分なりの物語を考え、それをシナリオの形式にまとめていました。今までにない集中力で個人個人が自分の「作品」に向き合う姿はとても印象的でした。

 1年生教室前廊下に掲示しておりますので、来校された際には、ぜひご覧になってください。

行政視察がありました

 10月17日(木)に、本校への行政視察として北海道教育委員会委員の川端絵美様、北海道教育庁総務政策局総務課法制係長小林和裕様、北海道教育庁留萌教育局長大畑明美様、北海道教育庁留萌教育局教育支援課長瀬越義範様が来校されました。

 当日は本校で開催されていた特別支援学校企業向け見学会を参観された後、各学科の作業学習の様子を見学され、生徒達から作業の内容についての説明を受けつつ、活動について質問をされたりしておりました。

 本校の様子について川端絵美様から「生徒がいきいきと活動をしているのが非常に良かったです」との言葉をいただきました。

令和6年度現場実習報告会が行われました

 10月17日(金)3・4校時において、令和6年後現場実習報告会が開催されました。それぞれの学年が、事後学習でまとめた現場実習を終えての思いをステージ上で発表しました。

 各学年ともに、練習の成果が発揮され、素晴らしい成果報告となりました。個々の生徒が、自分の課題と向き合い、自分の「夢」を実現するために現場実習をどのように乗り越えてきたのか、がよくわかる内容でした。

 特に3年生の、自分の新しい可能性を見出し、自分の「夢」に挑戦することを決意した姿が見られたことは、本校の教育目標を具現化しているようでした。

 お忙しい中、ご参観いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

【寄宿舎】寄宿舎2学期レクリエーション会

 10月9日(水)にレクリエーション会を行いました。前半の夕食会は生徒のアンケートを元に今回は天ぷらを食べました。ボリュームも満点でおかわりする生徒もたくさんいて大好評でした。

 後半のレクレーションは夜の学校を探検しながらのクイズスタンプラリーをグループ毎に行いました。クイズの答えが学校内の次の行き先になっており、生徒からは「夜の学校は楽しかった」「またやりたい」とみんなで楽しんでいました。

  

  

  

  

【クリーニング科】苫前商業高校からの受注品に取り組みました

 クリーニング科2学年の現場実習明け最初の作業学習は、体育大会でも交流を行っている北海道苫前商業高等学校の生徒が使用したエプロン・帽子のクリーニング作業です。数年前から年に数回、クリーニングの注文を受けており、今回は生徒・職員で力を合わせ、帽子15個、エプロン36枚のアイロン作業を行いました。

 2週間の現場実習で、作業学習から離れていましたが、アイロンの工程は覚えていて、スムーズに取り組むことができました。エプロンのたたみの工程に、苦戦する様子が見られましたが、数回こなすことで、上手にたためるようになりました。また、同じ地域で学ぶ高校生のために、心を込めて作業を行うことで、地域で生活する力がさらに身につきました。

 学校祭に向けてさらにサービスの向上をはかり、力を身につけることができるよう、取り組んでほしいと思います。

【作業学習】2学年の様子

 木工科2年生は、拡張型スタンドの製作に取り組んでいます。スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、さまざまなものを立てて使うことができるスタンドで、製品開発から行っています。この日はけがき、糸のこ、スピンドルサンダーなど、さまざまな種類の作業を行いました。

 窯業科2年生は、板作りでの大皿の製作やよりづくりでの小鉢の製作を行っていました。集中して製品と向き合う姿は、久しぶりの作業学習であるにもかかわらずいつもと変わらず取り組むことができていました。

 木工科・窯業科は11月に行われる学校祭に向けて、製品製作を行っております。2週間の現場実習でつけてきた力を発揮して、一生懸命作業学習に取り組んでほしいと思います。

【1学年】保健体育~他学年合同バスケットボール

 10月8日(火)保健体育の授業で2学年と合同でバスケットボールの授業を実施しました。自学年だけでは、実施することが難しい5対5の試合を通して、オフェンスとディフェンスの切り替えや他の生徒と協力することの大切さを学ぶことができました。

 授業のまとめで、単元の振り返りや次年度へ向けての抱負を述べてもらい、「授業で学んだことを生かせた」「指示をもっとうまく出せるようになりたい」等前向きな意見が見られました。

【作業学習】1学年の様子

 木工科1年生は、平面の製品から立体の「ティッシュボックス」の製作を行っています。この日は組み立て作業を、作業担当の先生の説明を聞きながら行っていました。使い慣れない道具に苦戦しながらも、部品を固定して箱の形になるよう、考えながら作業を行う様子が見られました。

 窯業科1年生は、粘土を乾燥させ、素焼きしたものに、撥水剤を塗る作業を行っていました。ろくろを使用し、回しながら撥水剤を塗る生徒、線に沿ってはみ出さないように塗る生徒、それぞれ役割分担して作業に取り組んでいました。

 初めての現場実習が終わり、たくさんのことを学び成長した1年生。実習をとおして、いいところ・これからさらに努力が必要なところが見えてきたと思います。どちらも成長することができるよう、作業学習に取り組んでほしいと思います。