留萌管内の特別支援教育発展のために・・・

研修会等の様子

令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー

 9月5日(木)、「特別支援教育専門性向上セミナー(3回目)」を実施し、11名の先生方の御参加をいただきました。

 今回は「就学の場」を大きなテーマとして、教務部長・主任より就学や進学に関することについての説明の後、実際に事例検討を行っていただきました。

 参加された先生方も担当している幼児・児童・生徒の適切な就学の場を考えることや実現することの難しさを感じていらっしゃる様子でした。

 今回のセミナーをとおして少しでもアセスメントの大切さを知っていただき、適切な就学へつながる支援ができるよう、今後も研修の機会を設けたいと考えております。

夏季校内研修会が行われました

 8月21日(水)本校体育館にて、夏季校内研修会が行われました。「知的障害教育における教育課程~実践作業学習 A to Z」と題し、北海道新篠津高等養護学校長の立田俊治様を講師に研修を行いました。

 立田校長には、昨年度の校内研修に引き続き、作業学習についての実践について数多くの資料や教具を持参いただき、充実した資料に基づいてお話いただきました。また、研究授業についても具体的に方法を提示していただき、現在研究授業・公開授業を実施していることもあり、職員の資質向上につながるお話を伺うことができたと感じています。

 本校の教育課程の見直しに向けても、本校の作業学習のありかたを考える上で、本日のお話は非常に考えさせられるものがたくさんありました。

 本日はご多用の中、遠方より足をお運びいただき、研修の講師をお引き受けいただきまして、ありがとうございました。

【PTA研修会】PTA研修会が行われました

 8月21日(水)本校体育館にて、PTA研修会が行われました。「寄宿舎教育について〜学校と寄宿舎の連携」と題し、北海道教育大学釧路校の小野川文子様をお招きして研修会が行われました。

 小野川先生は、東京で20年以上寄宿舎指導員として勤務され、その後大学での研究/調査から学んだことや経験に基づきお話いただきました。実際に行った、寄宿舎に入舎している高等養護学校の生徒への聞き取り調査や、生徒が生活上求めていること、「人と関わる力を育むこと」、「これまで難しかったことが『できた』という実感、経験が生徒にとっての自信につながること」、「自分でなんでもできるようになることを目指すのではなく、信頼できる人に頼りながら生きていく自信が自立への意欲に繋がる」など、学校職員、寄宿舎職員ともに非常に有意義な学びとなりました。早速2学期から、多くのお言葉を心に刻んで指導や支援に生かしていきたいと思います。

 本日はご多忙の中、遠方より、研修の講師を引き受けていただき、足をお運びいただきまして、ありがとうございました。

【地域支援部】令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー

 8月19日(月)、管内小中学校等の先生方を対象として「特別支援教育専門性向上セミナー(2回目)」を実施し、10名の先生方の御参加をいただきました。

今回は「WISC-IV知能検査」をテーマとして、本校特別支援教育専任コーディネーターより検査の概要について話した後、グループでの模擬検査や事例を用いた検査結果の分析などを行っていただきました。「実際に検査器具に触れたり、検査結果の読み取り方について学んだりしたことで貴重な体験ができた。」などの感想をいただきました。

【地域支援部】夏季研修会

 令和6年7月29日、本校教職員等を対象として校内研修を実施しました。講師に特定非営利活動法人 ウェルアナザーデザイン 小野 尚志 氏を御招きし、「いじめ防止について・望ましい人間関係の構築に向けた指導方法について」をテーマとして御講演いただきました。

 アイデンティティの確立、心理学的な手立てやアクティビティ、実際にどのような児童・生徒さんと関わってきたかなど御自身の体験を踏まえながら福祉の視点でお話いただきました。教育ではなく福祉目線での話を聞くことで新鮮さを感じるとともに、改めて教育と福祉の密接さや連携の大切さを確認できた職員も多かったかと思います。今回の学びを日々の指導や支援に生かしていきます。