群青の小平~校長日誌~
身近な宝物 ~おびらふるさと塾・文化財建造物講話会~
昨晩、小平町鬼鹿地区にあります国指定重要文化財「旧花田家鰊番屋」におきまして、「おびらふるさと塾・文化財建造物講話会」が開催されました。
今回の講話は、芝浦工業大学建築学部准教授の小柏典華先生による「知っているようで知らない旧花田家鰊番屋」と題したお話でした。
学校からもほど近い場所にある「旧花田家鰊番屋」。
明治38年に建築され、当時は200人を超える雇い人を抱えた大鰊漁家でした。現存する道内の番屋としては最大規模を誇り、鰊漁で栄えた当時の繁栄と富を今に伝える貴重な建造物として、昭和46年に国の重要文化財に指定されています。
本校でも、1年生の「総合的な探究の時間」に見学を行うなど、地域を知るための貴重な教育資源として活用しています。
講話では、建築の専門家ならではの視点から、建物の構造や特徴、使われている建具や装飾品の価値などについて詳しくお話しいただきました。改めて、当時の高度な建築技術や、それを支えた地域の繁栄に思いを馳せる、大変貴重な時間となりました。
講話の最後に、小柏先生は「重要文化財は保存するだけでなく、活用することが大切です。地域住民から活用方法を提案していくことも必要ではないでしょうか」と話されました。
これほど身近な場所に、このような貴重な教育資源があるのですから、活用しない手はありません。
本校としても、見学にとどまらず、教育活動の中でどのような活用ができるのか、少し考えてみたいと思います。
身近にある宝物。学校教育の中でも、もっと生かせるなにかがあるはず・・・。
そんなことを考えながら、番屋をあとにしました。