群青の小平~校長日誌~
身近な宝物 ~おびらふるさと塾・文化財建造物講話会~
昨晩、小平町鬼鹿地区にあります国指定重要文化財「旧花田家鰊番屋」におきまして、「おびらふるさと塾・文化財建造物講話会」が開催されました。
今回の講話は、芝浦工業大学建築学部准教授の小柏典華先生による「知っているようで知らない旧花田家鰊番屋」と題したお話でした。
学校からもほど近い場所にある「旧花田家鰊番屋」。
明治38年に建築され、当時は200人を超える雇い人を抱えた大鰊漁家でした。現存する道内の番屋としては最大規模を誇り、鰊漁で栄えた当時の繁栄と富を今に伝える貴重な建造物として、昭和46年に国の重要文化財に指定されています。
本校でも、1年生の「総合的な探究の時間」に見学を行うなど、地域を知るための貴重な教育資源として活用しています。
講話では、建築の専門家ならではの視点から、建物の構造や特徴、使われている建具や装飾品の価値などについて詳しくお話しいただきました。改めて、当時の高度な建築技術や、それを支えた地域の繁栄に思いを馳せる、大変貴重な時間となりました。
講話の最後に、小柏先生は「重要文化財は保存するだけでなく、活用することが大切です。地域住民から活用方法を提案していくことも必要ではないでしょうか」と話されました。
これほど身近な場所に、このような貴重な教育資源があるのですから、活用しない手はありません。
本校としても、見学にとどまらず、教育活動の中でどのような活用ができるのか、少し考えてみたいと思います。
身近にある宝物。学校教育の中でも、もっと生かせるなにかがあるはず・・・。
そんなことを考えながら、番屋をあとにしました。
これぞ夏!
本日も快晴の小平です。
真っ青な青空に、群青色の海、そして鮮やかな緑の木々。
青と緑が織りなす見事なコントラストが、夏の景色をいっそう引き立てています。
この青と緑が重なり合う色を、「ターコイズブルー」と呼ぶそうです。
ターコイズとは「トルコ石」のことで、その澄んだ青色から「空の石」とも呼ばれているそうです。
海があり、山があり、空がある。
どこを見渡しても、「これぞ夏」という景色が広がっています。
ふと、校長室の温度計に目をやると、32.4℃。
……こちらも、まぎれもなく夏ですね。(あつい!)
祝!! 10万件
いつも学校ホームページ、並びに「群青の小平」をご覧いただき、ありがとうございます。
この4月から、学校の様子や、生徒たちの「今」をお伝えしたいとの思いで、コツコツと更新を続けてまいりました。
このたび、本校のWeb担当者の尽力により、6月11日に学校ホームページに「アクセスカウンター」を設置したのですが、そのアクセス数が、なんと10万件を突破いたしました。
多くの皆様にご覧いただき、心より感謝申し上げます。
カウンターを設置してから、まだ2か月も経たないうちでの10万件という数字に、私自身、正直驚いております。
これからも、小平高等養護学校の「今」を、そして生徒たちの「青春」を、皆様にお届けしてまいります。
今後とも、学校ホームページ、並びに「群青の小平」を、どうぞよろしくお願いいたします。
※8/3(月)、4(火)は出張のため「群青の小平」の更新はお休みとなります。
小平高養のピーター・ラビット
小平高等養護学校には、「うさぎ」がいるのです。
こう書くと、「うさぎを飼っているのか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
なんと、本校には野生の野うさぎがやって来るのです。
すごくないですか。
以前、道東の学校に勤務していた頃、グラウンドに鹿が現れて驚いたことがありました。
でも、北海道では、鹿を見かけたという話は意外とよく耳にしますよね。
野うさぎとなると、なかなかないのではないでしょうか。
冬には雪のように真っ白な毛並みで、夏の今は茶褐色の元気な姿で、私たちの目を楽しませてくれています。
本校の自然の豊かさを感じさせてくれる、隠れた「推しポイント」の一つです。
ぜひ、本校にお越しの際は、「小平高養のピーター・ラビット」もお探しください。
運が良ければ、その愛らしい姿に出会えるかもしれませんよ。
←冬毛のころ(春先)の写真です。
祈り
昨日、熊本で最大震度7を観測する大きな地震が発生し、甚大な被害が出ているとの報道がなされています。
10年前にも大きな地震が発生し、多くの被害をもたらしたことは、まだ記憶に新しいところです。その記憶が色あせない中で再び起きた今回の地震に、度重なる災害の厳しさを痛感し、心が痛みます。
被災された方々は、今どのような状況にあるのでしょう。
混乱の中にあることと思いますが、余震が一日も早く落ち着き、復旧・復興への歩みが進むことを祈るばかりです。
大きな災害の報道に触れるたび、「当たり前の日常」がどれほどかけがえのないものであるかを改めて感じます。
熊本で被災された皆様が、一日も早く穏やかな日常を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。
隠れイチオシスポット
本日は快晴の小平です。
学校前に広がる群青色の海も青く輝き、澄み渡る青空とのコントラストは、まさに夏そのもの。小平にも、盛夏の季節がやってきました。
さて、本校2階には、生徒や教職員が気軽に集えるホールがあります。
木製のベンチが置かれ、自由に演奏できる電子ピアノも設置されています。
また、進路に関する情報コーナーもあり、休み時間には生徒たちが足を止めて資料を眺めることもできます。。
私もこの場所が大好きなのですが、一番のおすすめは何といっても窓からの景色です。
窓いっぱいに広がる青い日本海。その雄大な景色は、ここを訪れるたびに思わず「きれいだなあ」と見入ってしまうほどです。
校内に、このように心がほっとする場所があるというのは、本当にすてきなことだと感じています。
今は夏休みのため、生徒たちのにぎやかな声は聞こえませんが、小平高等養護学校の“隠れイチオシスポット”としてご紹介させていただきました。
ご来校の際は、ぜひ2階ホールにもお立ち寄りいただき、窓いっぱいに広がる小平の海をご覧になってみてください。
子供たちの命を守る学校 ~防犯研修・消火訓練~
本日は、教職員を対象とした防犯研修と消火訓練を実施しました。
防犯研修では、不審者が校内に侵入した場合を想定したシミュレーションを行い、一連の対応を検証しました。
終了後には、留萌警察署生活安全課の方から、対応のポイントや改善点について具体的なご指導、ご助言をいただきました。
また、消火訓練では、消火器を使用した初期消火訓練に加え、スモークマシンを活用した避難体験も実施しました。
視界が遮られた空間では、方向感覚を失いやすく、実際の火災現場で安全に避難することの難しさを、改めて体感できる貴重な機会となりました。
学校は、子どもたちの命を守り、そして命を輝かせる場所です。
そのためには、日頃から「もしも」を想定し、教職員一人一人が適切に行動できるよう備えておくことが欠かせません。
こうした研修や訓練の積み重ねが、子どもたちの安心・安全な学校生活につながっていくものと考えています。
本日ご指導いただきました留萌警察署生活安全課の飯澤様、小平消防署鬼鹿支所の皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
Have a wonderful summer vacation!
本日で1学期が終了し、生徒たちは明日から夏休みを迎えます。
本日は、1学期終業式のほか、「非行防止教室」や1年生による販売会などが行われました。
夏休みを前にしているからでしょうか。生徒たちもどこか華やいだ表情で、校内には笑顔があふれる一日となりました。
これから夏休みを迎える生徒のみなさんに、私から伝えたいことは二つあります。
まず一つ目は、「いのちを守り、大切にする夏」にしてほしいということです。
夏は人出も増え、事故やけがが多くなる季節です。特に、水の事故には十分気をつけてください。事故やけがなく、健康で充実した夏休みを過ごしてくれることを願っています。
そして二つ目は、「いのちを輝かせる夏」にしてほしいということです。
せっかくの長い夏休みです。普段はなかなかできないことに、時間をかけて挑戦してみるのもよいでしょう。本をじっくり読んだり、新しいことに挑戦したり、家族や友達との時間を大切にしたり。そんな一つ一つの経験が、みなさんの「いのち」をさらに輝かせてくれるはずです。
夏休み明けには、みなさんの笑顔とともに、「こんな夏を過ごしました」という素敵な話が聞けることを楽しみにしています。
2学期が始まるのは8月25日(火)です。
日焼けした元気な笑顔のみなさんに会える日を、心から楽しみにしています。
それではみなさん、よい夏休みを! (Have a wonderful summer vacation!)
ものづくりと整理整頓
1学期の終業を明日に控え、本日の作業学習では、実習室の清掃が行われていました。
今回は、夏休みを前にした節目の清掃でしたが、「ものづくり」において、日頃からの清掃や整理整頓は欠かせません。
それは、単に道具や材料を片付けるためではなく、「良い仕事ができる環境」と、「落ち着いて取り組める心」を整えることにつながるからです。
大リーグでも活躍されたイチロー選手も、毎日欠かさずグローブやスパイク、バットの手入れをしていたそうです。
イチロー選手は、「道具をいい状態に保つことは、うまくなるための絶対条件」と話されています。
道具を手入れすることは、最高のプレーをするための準備であり、自分自身の心を整える大切な時間でもあったのでしょうね。
よいものづくりは、整った環境から生まれます。
そして、整った環境は、落ち着いて物事に向き合う心も育てます。
今日の清掃も、ただ実習室をきれいにするだけではなく、次の作業へ向けた大切な準備でもあります。
夏休み明けも気持ちよく実習室に入り、よいものづくりにつなげていきたいですね。
現場実習・事前面接
1学期の終業まで、今日を入れてあと3日。
4月から積み重ねてきた学習も、夏休みを前にひとつの区切りを迎えます。
本日は、1年生の「現場実習・事前面接」が行われました。
夏休み明けから始まる1年生の現場実習では、学校近隣の企業や福祉施設のご協力をいただき、5日間の就労体験を行います。
本日はその事前面接ということで、生徒たちは町内の企業や施設を訪問し、面接を受けるとともに、実習に関わるさまざまな事項の確認を行いました。
面接を終えた後は、確認した内容を整理し、記録にまとめます。
緊張が続いていたためでしょうか、いつも以上に真剣な表情で記録を取る姿がとても印象的でした。
こうした緊張感を味わう機会は、学校生活の中ではそう多くはありません。
そう考えると、現場実習は、実はこの事前面接の時点からすでに始まっているのかもしれませんね。
1年生にとっては、本校に入学して初めての現場実習となります。
一人一人にとって、多くの学びと気付きが得られる、実りある5日間となることを期待しています。