カテゴリ:作業学習

【作業学習】3学年~最後の作業学習

 2月20日(木)、3年生最後の作業学習が行われました。1年生の頃から積み重ねられた作業日誌はとても分厚くなり、生徒の頑張った証が記されています。1年生のころにはできなかった、「大きな声で挨拶・返事をする」「わからないことは素直に聞く」ということが、当たり前にできるようになりました。最後の作業を終え、たくましく成長し、頼れる先輩となっています。作業を終えた3年生に感想を聞いたところ、「まだまだ作業できます」「作業学習で身に付けた力を、4月から職場で発揮したいです」と3年生らしい前向きな言葉が飛び交いました。3年間で培った力を存分に発揮し、大きく羽ばたくことを願っています。

【作業学習】3学年~卒業制作

 2月に入り、卒業制作の完成に向けて、木工科、クリーニング科、窯業科、3学科共に最後の追い込み中です。

制作は順調に進んでいるようで、3年生の皆さんにインタビューしてみたところ、「あと一歩で完成です!」「11月から撮影や編集して、取り組んできた作品がほぼ完成できました!」「計画通り制作できていて、ほっとしています。」など、表情も明るく話してくれました。

 卒業制作のお披露目は、2月18日(火)卒業生を送る会です。

【作業学習】2学年の様子

 木工科2年生は、拡張型スタンドの製作に取り組んでいます。スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、さまざまなものを立てて使うことができるスタンドで、製品開発から行っています。この日はけがき、糸のこ、スピンドルサンダーなど、さまざまな種類の作業を行いました。

 窯業科2年生は、板作りでの大皿の製作やよりづくりでの小鉢の製作を行っていました。集中して製品と向き合う姿は、久しぶりの作業学習であるにもかかわらずいつもと変わらず取り組むことができていました。

 木工科・窯業科は11月に行われる学校祭に向けて、製品製作を行っております。2週間の現場実習でつけてきた力を発揮して、一生懸命作業学習に取り組んでほしいと思います。

【作業学習】1学年の様子

 木工科1年生は、平面の製品から立体の「ティッシュボックス」の製作を行っています。この日は組み立て作業を、作業担当の先生の説明を聞きながら行っていました。使い慣れない道具に苦戦しながらも、部品を固定して箱の形になるよう、考えながら作業を行う様子が見られました。

 窯業科1年生は、粘土を乾燥させ、素焼きしたものに、撥水剤を塗る作業を行っていました。ろくろを使用し、回しながら撥水剤を塗る生徒、線に沿ってはみ出さないように塗る生徒、それぞれ役割分担して作業に取り組んでいました。

 初めての現場実習が終わり、たくさんのことを学び成長した1年生。実習をとおして、いいところ・これからさらに努力が必要なところが見えてきたと思います。どちらも成長することができるよう、作業学習に取り組んでほしいと思います。

【作業学習・3学年】現場実習が明けて、久しぶりの作業学習です!

 4週間の現場実習が終わり、また一つ成長して小平に戻ってきた3学年の皆さん。再び日常が戻ってきましたので、各学科の作業学習の様子をご紹介します。

 木工科では、作業担当の先生と一緒に、実習前に製作していたスツールの製作をしていました。スツールの足の組み立てに取り組み、メモを取りながら作業に取り組む生徒、実際に作業担当の先生の動作を見ながら、組み立てに参加する生徒、手順をじっくりと確認する生徒と様々でした。

 クリーニング科では、鬼鹿厳島神社祭で使用された法被などを手アイロンしました。工程が少し複雑な法被を、工程表で確認しながら丁寧に仕上げていました。作業担当の先生方や実習助手の先生方と手分けして、黙々と取り組んでいました。

 窯業科では、鋳込みを行い、一連の作業を協力しながら取り組む様子が見られました。これまでの作業学習で身につけ、実習先で力を試し、さらに磨かれた報告や相談等の態度や丁寧な言葉遣い、相手を気遣う言葉掛けなどが作業態度にあらわれていました。

 3年生は卒業まで5ヶ月となりました。高校生活の思い出を作りながらも、就労に向けてさらにステップアップすることを期待しています。

【3学年】終日作業

 8月28日~9月2日の4日間、前提実習前の「終日作業」を行いました。

 挨拶・返事・報告や、分からないときに自分から相談する、自分の仕事が終わったら周りを見て動くなど、「働くために必要な力」を身につけるために積み重ねてきました。生徒からは、「今まで学んできたことを、現場実習でも頑張りたい!!」と言葉がありました。いよいよ来週からの前提実習で、今までの努力の成果を発揮するときがきました。その努力をしっかりと発揮し、さらにパワーアップして、実習を終えられることを期待しています。

【1学年】道の駅販売会に行きました

 1学年は、 10日(水)に実施された道の駅販売会へ見学に行きました。1学年にとっては初めて見学する販売会だったため、見学の目的やポイント(どのような製品が売られているか、先輩たちはどのように接客しているか、自分たちの販売会に向けて必要なことは何か)を学習してから向かいました。到着後は、見学のポイントを元に販売会の様子を熱心にiPadで記録していました。また、生徒からは、「まさか(開始から)30分でこんなに売れるとは。」との声も聞こえてきており、実際に見て学んだことが多くあるようでした。

学科歓迎会が行われました

 4月25日(木)5時間目に、学科に分かれて、学科歓迎会が行われました。

 木工科は、まずは3年生と2年生が名前と自分の得意な作業を交えて、1年生が名前と一言を交えて自己紹介を行いました。在校生からは、木工科で良かったことや大変だったことを1年生に伝えてもらい、先輩たちが乗り越えてきたことを知ることができました。その後は、さらに先輩たちを知ろうということで2年生、3年生の好きなものやハっているものなどをクイズにしてパワーポイントで作ってくれました。ユーモアのあるクイズを作ってくれ先輩たちとの距離がぐっと近づきました。素晴らしい歓迎会を開いてくれた先輩たちの成長も感じられた会でした。最後には、全学年で真面目な集合写真と自由なポーズでの集合写真を撮って終わりました。

 窯業科は、まず3年生と2年生自己紹介から始まりました。「将来の目標」「窯業科をどのような学科にしたいか」「1年生にアドバイス」を1年生に向けて話しました。1年生は「窯業科を希望した理由」「作業学習で頑張りたいこと」「何か一言」を2,3年生に向けて話しました。ちょっと緊張しながらも、それぞれ面白く工夫して楽しい自己紹介になりました。その後、3年生から窯業科の説明や1年間の学習の流れを聞いた後、3年生の代表、1年生代表が1年間の決意を表明しました。最後にみんなでにこやかに記念撮影をして窯業科学科歓迎会は終了しました。

 クリーニング科は2,3年生が新しくクリーニング科に所属になった先生たちにクリーニング科の作業を紹介しました。新しく所属になった先生たちは、実際にアイロンを持ち、その重さに驚き、2年生が軽々とそのアイロンを操作する姿と、5種類の機械を巧みに操作してYシャツをプレスする3年生の姿に感動していました。クリーニング科は今年度より2,3年生のみの体制となりますが、生徒と職員、力を合わせて一生懸命頑張ろう!と結束しました。

学科オリエンテーションが行われました

 4月12日(金)2・3時間目に、学科に分かれて、学科オリエンテーションが行われました。

 木工科は全学年で安全に気をつけて作業を行うなど共通の確認事項を学習しました。また、各学年で意識して作業して欲しいことを確認しました。

 窯業科は、オリエンテーションの最初に「なぜ、この学校に入学したのか?」「なぜ、この作業をするのか?」「働くとは?」という問いを投げかけてみました。すると、3年生や2年生だけでなく、1年生からも積極的に自分の意見を発表する様子が見られました。

 窯業科の販売会や作業学習の流れを説明した後は、上級生が見本となり実際に入退出などの練習、最後に全員で窯業実習室の清掃を行いました。

 クリーニング科は2,3年生でオリエンテーションを行いました。自己紹介で新しくクリーニング科に所属になった先生と交流を深めた後、今年の校外作業の予定や、クリーニング科の全ての作業種の内容、作業学習を通して身に付けてほしい力について確認しました。クリーニング科は今年から2,3年生だけですが、みんなで協力協働して一生懸命頑張ろう!と結束しました。

 来週からいよいよ各学年本格的に、作業学習が始まります。働く力を身につけるため、それぞれの学科での作業学習に一生懸命取り組んでほしいと思います。

【1学年】終日作業を行いました

 3月11日(月)から14日(木)まで、1学年は、1年間の締めくくりとして、4日間終日作業に取り組みました。

 木工科では、小物入れの研磨やバターナイフの成型、ねじの取り付け、一面かんななどの作業に取り組みました。生徒は「バターナイフの研磨が大変だった」「ベルトサンダーが大変だった」「初日疲れました」「同じ作業の繰り返しが大変でした」「2年生に向けて、無駄な動きをなくす」「時間いっぱい集中する」「気持ちを切り替えて作業する」と話していました。

 クリーニング科は、2年生や職員と協力しながら、校内中のハウスクリーニングに取り組み、強い汚れの床にはポリッシャーという機械を使い、清掃作業を行いました。生徒は「ポリッシャーを真っ直ぐ動かすのが大変で、先輩や先生方に助けてもらった。頑張ったらきれいになって嬉しかった」「2年生になったらカークリーニングを頑張りたい。報告・連絡・相談を自分からできるように頑張りたい」と話していました。

 窯業科は、板づくりでの製品製作、撥水剤塗布、釉掛けなどの作業に取り組み、納品に向けての梱包も行いました。生徒は「仲間と協力した」「たくさん皿を作れた」「自分から挨拶、返事、報告することを頑張りました」「2年生に向けて、うまくアドバイスできるようにする」「大きい皿を作る際、力を込める」「笑顔で元気に報告する」「丁寧に作る」と話していました。

 入学して1年経ち、作業学習にも慣れ、働く力が徐々に身に付いてきました。4月からは1年生のよき手本となれるよう、さらなる成長を期待しています。