2024年1月の記事一覧

PTA研修会が行われました

 1/15(月)14:30~16:00、本校PTA主催のPTA研修会が本校体育館で行われました。「教育課程編成について~作業学習を中心に~」と題して、講師は、北海道新篠津高等養護学校長 立田俊治様にご講演いただきました。

 主に、作業学習の基本的な考え方、作業工程分析など、作業学習全般について、これまでの立田様の授業実践事例を交えてお話いただき、作業学習そのものの題材研究や作業工程分析を行うことで生徒への指導のアプローチを検討することなど、作業学習を「働く場」と生徒がいかに認識し、作業学習で学習していることが卒業後の生活に結びついているということを理解するように授業を組み立てる必要があるということを改めて深く考えさせられました。作業工程分析は実際に教材研究として必要なことと、改めて感じ、生徒の実態に応じてどのような支援が適切かは作業工程分析によって整理されるのではないかと感じました。

 立田様がおっしゃっていた、「青年期は働く活動に真剣に取り組む姿が美しい」という言葉に、非常に感激しました。指導者である教師が事業主・施設長の視点をもって生徒を指導するという視点をもち、学校での多くの学びが生徒の就労意欲につながるよう、今後の指導に熱心に取り組んで参りたいと思います。

 最後に、公務御多用の中、また、暴風雪という悪天候の中お越しいただきました立田俊治様には、遠く小平町鬼鹿まで足をお運びいただき、また、貴重なお話をいただきまして誠にありがとうございました。

3学期がはじまりました

 24日間の冬休みを終え、1/14(日)に寄宿舎に戻ってきた生徒たち。悪天候のため始業式当日の15日(月)も帰舎できていない生徒がいる中でしたが、楽しく充実した冬休み・お正月を過ごし、元気な姿で登校してきてくれました。

 始業式では校長より、「始業式・新年を迎え、生徒の皆さんが元気にこの場に集まってきていることを嬉しく思います。新年早々の災害や飛行機事故など、目を疑うような災害・事故がありましたが、本校は通常通り学校再開できたことを嬉しく思います。3学期も引き続き、好奇心・持続力・コミュニケーションを継続することで力になり、社会で生き抜く力を付けていってください。また、3年生にとっては、3学期は3年間のまとめとなりあっという間に過ぎますので、短い時間ですが卒業後の生活に向け準備をしてください」というお話がありました。また、1年生代表の言葉では、「冬休み中は規則正しい生活と計画的に勉強することを目標に過ごし、達成することができました。また、料理にも挑戦しました。3学期は挨拶と、相手に聞こえる声で話すこと、後輩の手本となるように頑張りたいです」と話していました。

 始業式終了後は、生徒会認証式が行われ、校長より新生徒会執行部に認証状が手渡されました。旧生徒会長の挨拶では「生徒会長としてたくさんのことを経験させてもらいました。これから後輩に引き継ぎ、生徒の皆さんとともに学校を盛り上げていってほしいです」と話していました。新生徒会長の挨拶では「学校がよりよくなるために、4つの約束をします。①生徒同士がお互いを支え合う学校にすること、②全校生徒の交流がさかんな学校にすること、③生徒の皆さんが輝ける体育大会や学校祭などの行事の運営を行うこと、④挨拶が活発な学校にすること。これらを達成できるよう、頑張ります」と話していました。

 始業式終了後は、各学年で学年集会が行われ、それぞれ生徒指導部、進路、学年主任から3学期意識して生活してほしいことなどを生徒にお話ししました。

 3学期はまとめの学期となります。1・2年生は進級に向けて、これまで身に付けてきた働く力をさらに強化すること、3年生は就労前最後の学校生活を有意義に過ごし、最後まで、高校生活の思い出を作ってほしいと思います。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理に気を付けながら教育活動を進めて参ります。