カテゴリ:学校行事

総合成果報告会が行われました

 2月9日(金)3・4時間目、1年間の総合的な探求の時間で学んできた内容を発表する、総合成果報告会が行われ、保護者の参観のもと行われました。

 1学年は「地域を知ろう」というテーマのもと、旧花田家番屋、古枝水産、鬼鹿厳島神社を見学し、学習を進めてきました。学習を通して、小平町は「自然がたくさんあり、ホタテや魚がとれる街」、「松前神楽が今でも続いていること」、「小さな街でも楽しく過ごせる街」であることを知ることができました。

 成果報告会当日は、学習した内容と学んだことについて堂々と報告することができました。また、クイズでは報告者が楽しい雰囲気をつくり、盛り上げることができました。

 2学年の総合的な探求の時間のテーマは「地域をPRしよう」です。今年度は道の駅の地域連携機能に着目し、「道の駅おびら鰊番屋」にスポットを当てたパンフレットを作製しました。2回の現地調査を経て、生徒が自分の担当ページを個性豊かに表現し、とても楽しいパンフレットが完成しました。成果報告会では、自分たちで台詞や構成を考えて発表することができました。パンフレットは、「道の駅」や「群来る」などに設置される予定です。ぜひ手に取ってご覧いただけば幸いです。

 3学年は「地域に貢献する」をテーマに1年間学習を進めました。これまでお世話になった鬼鹿という町に対して何ができるだろうかを考え、「神社祭のお手伝い」と「環境美化ポスターの作成」を行いました。

 毎年7月頃に開催されている神社祭に向けて、道路の飾り付けを例年本校の3年生が担当させていただいています。「神社祭が盛り上がって欲しい」「参加した人が笑顔になってほしい」という願いを込めて、丁寧に花飾りを取り付けました。

 また、町内を散策している中で海にごみがたくさん流れ着いていることに気づきました。毎年たくさんの海水浴客が訪れる鬼鹿ツインビーチが、もっときれいに、みんなが楽しめる場所になってほしいという願いを込めて、環境美化ポスターを3枚作りました。こちらは本校のホームページにアップロードしていていつでも見られるようになっています。

 本校の特色のひとつでもある、「鬼鹿とのつながり」を1~3年生それぞれ実際に目で見て、肌で感じながら学ぶことができたと思います。来年度も引き続き、地域での学びの機会を大切に、本校での学習に取り組んでいってほしいと思います。

 

第5回全校朝会が行われました

2月5日(月)2時間目、今年度最後の全校朝会が行われました。今回は各委員会の活動報告と情報モラルについての講話を行いました。

 各委員会の活動報告では、生徒会長をはじめ、各委員会の代表が今年度の活動内容や成果を報告しました。どの委員会も1年間計画どおりにすすめることができたようです。全校生徒は各委員会の活動報告に静かに耳を傾けていました。

 情報モラルについては、本校ICT担当の教諭が講話を行いました。特に、スマホの使いすぎや依存について、インターネット上の出会いについて、闇バイトについて、実際の事件や生徒の身に起こりうる内容を盛り込んだ話を聞き、教諭からケースごとに出されたGoogleフォームの質問に、1人一台端末のiPadで回答する等の活動にも取り組みました。教諭からの投げかけに対し、自分から発言する生徒も多く、高い関心があることが感じられました。

スマートフォン等の使い方に関して、心配なことがあればいつでも相談に乗り、トラブルを未然防止できるよう、学校全体で取り組んでいけたらと思います。また、生徒自身が自分で自分の身を守ることができるよう、トラブルに巻き込まれる前に回避できるよう、指導を継続していきます。

2学期が終了しました

 本日、2学期終業式が行われました。校長からは、「興味関心をもつこと、様々なことにチャレンジすること、コミュニケーションの力は社会に出たときに大切なことである。学ぶ意欲を忘れず、いい冬休みにしてほしい」という話があり、生徒の皆さんはしっかりとした姿勢で聞いていました。

3年生の代表生徒のお話では、「2学期頑張ったことは現場実習でした。慣れない仕事でしたがスピードを重視して作業することができました。困ったときの周囲への相談は以前よりはできるようになりましたが、より確実にできるように、卒業までの2ヶ月間取り組んでいきたいです」と、話をしていました。

終業式終了後、絆づくりメッセージコンクールの表彰が行われました。先日留萌教育局長が来校し、直接表彰を受けましたが、管内最優秀賞の木工科1年、奨励賞の木工科3年・クリーニング科3年が、再度全校生徒の前で校長より表彰がありました。

明日から24日間の冬休みに入ります。毎日寒く、吹雪・大雪が続く日々ですが、体調には十分気をつけて過ごしてもらえたらと思います。1/14(日)の開舎日・15日(月)の3学期最初の登校日には、元気な姿で帰舎・登校してくるのを、教職員一同お待ちしております。

生徒会役員選挙が行われました

 12月5日(火)6時間目、生徒会役員選挙立会演説会・投票が行われました。会長1名、副会長1名、庶務2名で構成される生徒会執行部。1・2年生の生徒がそれぞれの役職に立候補し、立会演説を行いました。

 全校生徒を支えたい、交流をさかんにしたい、行事をさかんにしたい、挨拶が活発な学校にしたい、笑顔が飛び交う学校にしたいなどと、様々な公約を述べ、アピールしていました。

 その後、会議室に投票所を開設し、3学年の選挙管理委員2名の立会のもと、投票券を持参した生徒たちが順番に、投票したい候補者名を記入台で記入し、投票しました。投票箱は小平町よりお借りしており、実際の地域の選挙に近い形で行い、生徒が体験できるようにしています。

 それぞれの役職に対し、候補者1名のため、信任投票となりました。新たに生徒会役員になった生徒の皆さんには、学校をよくするために頑張ってほしいと思います。

第28回学校祭が行われました

 11月11日(土)、朝から初雪が降ったこの日。第28回学校祭が行われました。

 午前中は体育館で、学年ごとのステージ発表が行われました。新型コロナウイルスの影響で、数年間は、動画で撮影し、それを編集した映像作品を放映する形式で学年発表を行ってきました。今年は映像部分と実際にステージで演じる部分の2つに分けて構成し、どの学年も工夫した発表を行っていました。1学年は「世界の祭り」ということで、ALTの先生から学んだ様々な世界の祭りの一部をグループに分かれて調べ、スライドにまとめ、発表を行いました。また、お祭りを実演し、会場が笑いや歓声に包まれ、最後に北島三郎さんの「まつり」を太鼓や大漁旗等を用いて披露しました。2学年は、「うた魂」という映画をもとにアレンジを加え、合唱シーンは心にしみる歌声でした。最後の手話ソングは涙を流す保護者さんもいらっしゃったことでしょう。3学年は「サウンド・オブ・ミュージック」。3年間の集大成。映像と生徒の心のこもった演技で観客はサウンド・オブ・ミュージックの世界に引き込まれたことと思います。

 午後からは学科即売会・縁日を行いました。木工科・窯業科は日々の作業学習で製作した製品を販売する学科即売会、クリーニング科は普段のクリーニング作業で培ったサービス精神で縁日を実施しました。どの学科も長蛇の列ができ、製品をたくさん買い求める方や、縁日を楽しむ子ども達、童心に返って楽しむ保護者さんもいらっしゃいました。

 また、施設販売として、留萌管内の事業所様、藤田水産様、ローソン様にもご出店いただき、製品販売が行われました。

 また、同窓会(オンネ会)も久しぶりに開催されたことで、卒業生が久しぶりに顔を合わせ、先生方との交流や後輩との交流を楽しんでいました。

 コロナ禍前に少しずつ戻った学校祭。生徒も職員も一体となって、熱くなって取り組んだ学校祭は、忘れられない思い出になったことでしょう。

 ご来校いただきました留萌教育局長様をはじめ、小平町教育委員会教育長様、近隣学校の学校長様、藤田水産様、地域の幼稚園・小学校・中学校の先生方、地域の方々、卒業生の皆さん、保護者の皆様、数多くの方々に足をお運びいただきましてありがとうございました。生徒が精一杯準備してきた成果を発揮し、それを多くの方に見ていただいたことで大きな自信になったかと思います。

 今後も本校の教育活動にご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。