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キンボールを行いました

 11月20日(月)3・4校時目の保健体育で、全学年合同でキンボールを行いました。講師は、小平町スポーツ推進委員の大滝様と、小平町B&G海洋センター職員の伊藤様です。

 キンボールは直径122cmと大きいももの、重さは1kgもないボールを使って戦う競技です。

 ボールの扱い方やゲームのルールを確認し、怪我に注意しながら楽しく取り組んでいました。

卒業生講話が行われました

 11月17日(金)、本校を今年3月に卒業し、現在NPO法人就労支援B型事業所ライズ(札幌市)で就労し、グループホームで生活している僧都さんと、サービス管理責任者の千葉様が来校し、卒業生講話をしていただきました。

 まずは僧都さんの在校時の様子の写真を何枚かスクリーンにうつすと、懐かしく内容を説明する様子が見られました。ライズ様では、ペッ トボトルのリサイクルを主に行っており、僧都さんも働いています。実際に働いている様子の動画を見ながら、細かく作業内容の説明をしていただきました。中には3つのことを同時に見ながらこなさなければならない仕事もあり、在校生からは「すごい」などと歓声があがっていました。僧都さんは、「すごいな、こんな風に見えているんだ」と、僧都さんにとっても自分の働く姿を客観視する、良い機会になったのではないかと思います。

 グループホームについては、1人部屋で、規則正しい生活をしているとのことでした。部屋には、本校での思い出の品々が沢山飾られていたのが印象的でした。金銭帳を付けており、無駄遣いしないように気を付けているとのお話をしてくださいました。グループホームにはいくつかルールがあり、それを守りながらの共同生活ですが、お誕生日にはパーティを開いてくれて、リクエストしたメニューを用意してくださったり、鍋や焼き肉など1人ではなかなか食べにいけないもの、海鮮丼などの豪華なメニューが出る日もあったりするとのことでした。服薬に関しても、服薬カレンダーを活用し、飲み忘れることのないように自分で管理しているとのことでした。

 事前に在校生が用意した質問にいくつか答えてくださいました。

 身に付けておくとよい力は「状況判断・周囲を見て安全判断する力」。今後の目標は「工場長に認められ、B型の作業を制覇すること」。「高校時代、日曜日、坂を登るのがしんどかった」、「小平での生活は社会に向けた土台作り。体力つくり、作業学習をとくに頑張ってほしい」、「在学中やっておけばよかったことは、自分の悩みを考えて解決できるようになること」、「ライズでの仕事をとおして、循環の輪(SDGs)に関わることができていることが嬉しい」「笑顔の挨拶は好かれやすい」「敬語は当たり前」「人生の目標は移行支援に進んで、社会人としての力を付け、一般就労を目指していきたい」と卒業前と変わらない希望に満ちた笑顔で話していました。

 僧都さんと千葉さんのお話の中で、「全体・周りの状況をよく見て仕事をすること」「笑顔」「社会貢献」「自分が言われたら嫌なことは他人に絶対にしない」とのお話をお聞きしました。このお話は生徒だけではなく、私ども社会人・教員にも当然として必要とされる力であり、深く考えさせられました。また、僧都さんは事業所でもグループホームでも本校の先輩がいるため、困ったときには頼ったり、休日に出かけたりすることもあるとのことで、小平のつながりが、遠く札幌でもつながって、助け合いながら自立に向けて生活しているということがとても嬉しく感じました。

 最後に、大変お忙しい中、NPO法人就労支援B型事業所ライズ 僧都さん、サービス管理責任者の千葉様には遠く鬼鹿まで足をお運びいただき、貴重なお話をいただきましてありがとうございました。生徒の皆さんも自らの未来に向けて、今回のお話を参考にしてもらえたらと思います。

学校祭当日に初雪が降りました

 11月11日(土)、学校祭当日。前日からの予報どおり、日本海から吹く強い風とともに鬼鹿にも初雪が降りました。路面状況、視界の悪い中、ご来校いただいた皆様、ありがとうございます。学校祭につきましては、また別な記事でご紹介させていただきます。

学校祭総練習が行われました

 11月8日(水)、週末の11月11日土曜日に行われる学校祭の本番に向けて、午前中は各学年の学年発表のリハーサル、午後からは各学科の即売会・縁日のロールプレイングが行われました。生徒・職員という観客がいる中で、これまでそれぞれ準備してきた練習の成果を発揮することができていたと思います。

 今年度の学年発表は、昨年までの全て動画撮影をして編集したものを放送するのではなく、生徒ができる部分は生徒が動画を制作したり、ステージ発表も探求活動として、調べ学習をとおしてテーマ性をもった発表があったりと、学年それぞれ趣向を凝らした発表がありました。当日はぜひ、1~3学年それぞれの作品を直接鑑賞していただけたら幸いです。

 午後の即売会・縁日のロールプレイングは、他の学科の生徒、職員が客役となり、実際に接客を行いました。生徒は当日保護者と一緒に、即売会・縁日を回り、買い物を楽しむことができるので、どんな製品が売っているか、仲間がどのように接客しているかを観察する良い機会になったと思います。木工科・窯業科は生徒が日々の作業学習で丹精込めて製作した製品、クリーニング科は普段の作業で培ったサービス精神で、縁日でおもてなしいたします。

 また、学校祭の宣伝に関わって、小平町内、留萌管内の多くの施設、事業所、学校・幼稚園・保育園様には、快くポスターの掲示を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

 当日は多くの皆様のご来校を、全生徒・職員一同、心よりお待ちしております。

北海道教育委員会教育部長様が来校されました

 10月31日(火)に、留萌管内教育行政視察として、北海道教育委員会教育部長 北村英則様、総務政策局総務課主任 吹田佳奈美様、留萌教育局長 川村秀明様、留萌教育局義務教育指導監 大城郁子様、留萌教育局教育支援課長 入澤幸博様の5名の方々が来校され、本校を視察されました。

 来校された5名の皆様には、1・3年生の作業学習をご視察いただきました。3年生の代表生徒が現在行っている作業や、並べられている製品等について、説明を行いました。

 窯業科では、学校祭の即売会で販売する製品の紹介をし、卒業制作に向けた花器の製作風景を見学されました。「普段通りの作業の様子を見ていただくことができてよかった」と、説明を担当した生徒は話していました。

 クリーニング科では、まずクリーニング実習室での作業内容について説明し、受注の受付から行っていることを説明しました。その後、本日行っていた窓クリーニングの作業を紹介し、工程を丁寧に説明していました。案内をした生徒は「緊張したけれど、丁寧に説明することができた」と話していました。

 木工科では、現在製作しているスツールなどの製品、その他これまで製作してきた製品について説明を行いました。学科の案内をした生徒の感想として、「学科の説明をしたのが今年初めてで、少し緊張したけど、説明やおもてなしがしっかりできて良かったです。」と話していました。

 視察であっても、生徒は落ち着いて作業学習に取り組むことができ、挨拶や返事などの働く力を発揮することができました。北村様、吹田様、川村様、大城様、入澤様におかれましては、ご多用の中、本校の作業学習・校内施設をご視察いただき、ありがとうございました。