おんねの丘から

本校職員が令和5年度北海道教育実践表彰を受けました

 この度、本校教諭 大久保城汰が、「若手教職員等奨励賞」の表彰を受けました。

 大久保教諭は、令和元年より現在に至るまで、本校の特別支援教育コーディネーターを務めております。留萌管内の小・中・高等学校の教員への直接的な支援・研修への協力、障がいのある児童生徒の保護者への支援、福祉・医療・労働などの関係機関の連携、支援体制の構築など、校内外において多大な力を発揮しております。また、留萌教育局管内専門家チームにも所属し、中心的な存在として障がい者の療育から雇用までの課題をとらえ、生活・就労について障がい者の社会自立と支援の視点に基づき提言を行うなど、留萌管内の特別支援教育の充実に寄与しています。

 これらの成果が評価され、2月27日(火)、留萌教育局長 川村 秀明様が本校に来校され、表彰式を全校生徒・職員出席のもと行いました。今後も本校が管内の特別支援教育のセンター的機能を果たしていくこと、本校に在籍する生徒が職業自立・社会自立できるよう、学校・寄宿舎全職員、精進して参ります。

第26回卒業証書授与式を行いました

 朝からマイナスの気温でしたが、明るく、やさしい日差しがさしこみ、卒業生の未来を明るく照らすようなこの日、本校第26期生の卒業証書授与式が行われました。ご来賓、保護者の皆様のご臨席のもと、9名の卒業生が立派に巣立っていきました。

 学校長からは、「新型コロナウイルスによる学校行事の縮小や変更がありながら、夢に向かって挑戦することができました」「人生はこれから。幸せな人生を歩んでほしいと思います。どんなときでも学び続ける人に明るい未来はやってきます」という言葉、PTA会長からは、「社会に出て、悩み、失敗することもあると思いますが、仲間と過ごした日々を思い出して頑張ってください」という言葉がありました。2年生の代表による送辞では、「今、先輩がたとの思い出を振り返ると、いつも背中を押してくださったことを思い出します。夢の実現のために努力することの尊さ、厳しさを私達に示してくれました」と、これから本校の伝統を卒業生より引き継ぎ、努力することを力強く誓いました。卒業生代表の答辞では「入学したとき、親元を離れての生活が不安でしたが、話しやすい仲間とともに少しずつ慣れ、様々な経験から成長することができました。1・2年生の皆さんは、それぞれの進路に向かって頑張ってください。そして、悩んだときは先生方や仲間に相談して解決できるようにしてください。学校で学んだことを生かし、社会に出て1つ1つの困難に立ち向かっていきます」と、3年間を振り返りながらも力強く後輩にエールを送り、保護者への感謝の言葉を述べています。

 式歌「群青」の合唱で会場は新たな旅立ちを祝う雰囲気となり、さらに、退場の際は、「世界で一つの輝く光になれ」という、担任団からのメッセージがこもったBGMが流れる中、会場をあとにしました。卒業生・担任団は、それぞれこの3年間を振り返り、楽しかったこと・苦しかったこと様々なことを思い出しながら歩く最後の花道で、気持ちが溢れ出したことでしょう。

 最後に在校生・職員の見送りでは、廊下を歩く卒業生に紙吹雪でお祝いする1年生、花束や部活動の寄せ書きを渡す2年生が、卒業生を見送りました。最後は生徒玄関に全校生徒・職員が集結し、写真を撮ったり、言葉を交わしたりするなどして、仲間・先輩・後輩との最後の別れを惜しみました。

 卒業生の皆さん、改めて、ご卒業おめでとうございます。本校HPには学校での様子を随時掲載しますので、母校のことをふと思い出したときにはぜひこのHPを見て後輩がひたむきに頑張る姿とともに、小平高等養護学校で学んだことを思い出し、自ら決めた道をまっすぐ進んでいってほしいと思います。本校教職員一同、応援しています。

【3学年】同窓会入会式が行われました

 29日(木)5校時、翌日に卒業を控えた3学年を対象に同窓会入会式が行われました。

 卒業後は、小平高等養護学校同窓会(通称オンネ会)に入会してもらうことや、年に1回同窓会の集まりがあり(1年ごとに札幌・旭川で交互開催)、レクリエーションや近況報告が行われること。同窓会総会があること等の説明がありました。

今年度、旭川で行われた同窓会の様子をスライドで紹介すると、「○○先輩だ」などとの声が上がる場面も見られました。

【3学年】分散会が行われました

 29日(木)、卒業を控えた3学年は分散会が行われました。卒業前の楽しい思い出になるよう、3年間を振り返った動画を視聴し、レクリエーションとして生徒自ら作成したクイズ大会を行いました。その後、卒業後の目標を発表し合い、卒業アルバムのコメントを書き合うなど、充実した時間を過ごす様子が見られました。