カテゴリ:全校

体力つくりオリエンテーションが行われました

 4月16日(火)に、全学年合同で体力つくりのオリエンテーションが行われました。

 オリエンテーションでは、体力つくりの内容等を中心に、目標やルールについて確認をしました。

 2・3年生は昨年度を振り返りながら、1年生はこれからのイメージを膨らませながら、スクリーンに目を向けながら説明を聞いていました。

 4月は室内で筋力トレーニングやエアロビクスを中心に活動し、GW明けの5月からは校外でのランニングがスタートします。

第1回委員会が行われました

 4月10日(水)6時間目に、第1回委員会が行われました。それぞれの委員会で、自己紹介や委員長・副委員長決め、活動内容を話し合いました。1年生は入学して初めて学校で2・3年生と関わる機会となり、どの学年も緊張しながらもはっきりと自己紹介をすることができました。また、1年間の委員会活動の見通しをもつことができました。

北海道議会議員の皆様が来校されました

 4月11日(木)に、北海道議会議員文教常任委員長の大越農子様をはじめ、北海道議会議員の浅野貴博様、佐々木大介様、千葉真裕様の4名の方々、留萌教育局長の大畑明美様が来校され、本校を視察されました。

 来校された5名の皆様には、各学年の授業や各学科の実習室をご視察いただきました。3学年の国語の授業では、「自己紹介・他己紹介」の単元の学習に取り組んでいる場面を参観いただき、事前に決めておいた「好きなことわざ」や「好きな四字熟語」、その他に、その場で生徒同士で考えた「趣味」や「好きなマンガ」などの質問をもとに、実際にインタビューする活動を行いました。2人1組でインタビューを行い、iPadにメモをとりながら行いました。生徒の皆さんは緊張した表情の中に、時折笑顔を見せながら活動に取り組んでいました。授業後に生徒たちへ感想をたずねると、「緊張してうまく話せるか不安だったけれど、相手の顔を見てインタビューすることができました」、「年上の方に対して失礼にならない言葉遣いを意識しました」、「初めて会う方へのインタビューで緊張したけれど、いい練習になりました」、「取材してみたら優しい人ばかりでよかったです」、「自分から話すことをがんばりました」などといった話を聞くことができました。議員の方からも、「生活に直結した実際的な教育が行われているのを見ることができて、よかった」との声をいただきました。

 大越様、浅野様、佐々木様、千葉様、大畑様におかれましては、ご多用の中、本校に足をお運びいただき、ありがとうございました。

筋力測定が行われました

 冬季の体力つくりでは毎月、筋力測定を行っています。腕立て伏せ、足上げ腹筋、反復横跳びをそれぞれ30秒間、2セット行い、多い方の記録をその月の記録として記録しています。

 今年度は12月に1回目の筋力測定が行われ、2/16(金)に2回目が行われました。全校生徒が体育館に集まり、記録表で12月の記録を確認してその記録を超えることを目標に、熱心に取り組んでいました。中には前日の体力つくりの筋肉痛を引きずり、「腕が痛いです」などと訴えている生徒もいましたが、最後まで諦めることなく、どの生徒も取り組んでいました。

書き初めを行いました

 1~3年生、それぞれの国語の授業の中で書き初めを行いました。毛筆になかなか親しみのない現代ですが、本校では毎年この時期に全学年書き初めの授業を行っています。

 今年1年の抱負やモットーなどを四字熟語で書くこととなっており、筆に墨を付け、それぞれ味のある文字を書いていました。3年生は行書にチャレンジする生徒もいて、レベルの高さも感じましたし、繰り返し納得のいくまで書き続ける生徒もいました。

 書かれた書き初めは各学年の廊下に掲示されています。今年の抱負をいつも心に刻み、学校生活を送ってほしいと思います。

3学期がはじまりました

 24日間の冬休みを終え、1/14(日)に寄宿舎に戻ってきた生徒たち。悪天候のため始業式当日の15日(月)も帰舎できていない生徒がいる中でしたが、楽しく充実した冬休み・お正月を過ごし、元気な姿で登校してきてくれました。

 始業式では校長より、「始業式・新年を迎え、生徒の皆さんが元気にこの場に集まってきていることを嬉しく思います。新年早々の災害や飛行機事故など、目を疑うような災害・事故がありましたが、本校は通常通り学校再開できたことを嬉しく思います。3学期も引き続き、好奇心・持続力・コミュニケーションを継続することで力になり、社会で生き抜く力を付けていってください。また、3年生にとっては、3学期は3年間のまとめとなりあっという間に過ぎますので、短い時間ですが卒業後の生活に向け準備をしてください」というお話がありました。また、1年生代表の言葉では、「冬休み中は規則正しい生活と計画的に勉強することを目標に過ごし、達成することができました。また、料理にも挑戦しました。3学期は挨拶と、相手に聞こえる声で話すこと、後輩の手本となるように頑張りたいです」と話していました。

 始業式終了後は、生徒会認証式が行われ、校長より新生徒会執行部に認証状が手渡されました。旧生徒会長の挨拶では「生徒会長としてたくさんのことを経験させてもらいました。これから後輩に引き継ぎ、生徒の皆さんとともに学校を盛り上げていってほしいです」と話していました。新生徒会長の挨拶では「学校がよりよくなるために、4つの約束をします。①生徒同士がお互いを支え合う学校にすること、②全校生徒の交流がさかんな学校にすること、③生徒の皆さんが輝ける体育大会や学校祭などの行事の運営を行うこと、④挨拶が活発な学校にすること。これらを達成できるよう、頑張ります」と話していました。

 始業式終了後は、各学年で学年集会が行われ、それぞれ生徒指導部、進路、学年主任から3学期意識して生活してほしいことなどを生徒にお話ししました。

 3学期はまとめの学期となります。1・2年生は進級に向けて、これまで身に付けてきた働く力をさらに強化すること、3年生は就労前最後の学校生活を有意義に過ごし、最後まで、高校生活の思い出を作ってほしいと思います。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理に気を付けながら教育活動を進めて参ります。

2023年、ありがとうございました

 12月21日(木)に終業式を迎え、生徒の皆さんも悪天候の中、全員無事に帰省し、2023年も残りわずかとなりました。

 この1年間を振り返ると、4月に13名の新入生をお迎えして、全校生徒30名となって今年度がスタートしました。2・3年生は進級し、学校・寄宿舎、さまざまな場面で、小平での生活でわからないことだらけで不安な様子の1年生をフォローするような頼もしい場面もたくさん見られる、頼れる先輩となりました。

 6月の体育大会、7月の道の駅販売会、鬼鹿厳島神社例大祭への参加、海浜学習、5月(2年生)・9月(全学年)の現場実習、11月の学校祭・・・5月の新型コロナウイルスが5類に下がったことにより、感染対策は継続しつつも、昨年度までのコロナ対策を講じた上での教育活動からコロナ前の活動に一部戻したり、工夫したりしながら、地域の方々のお力添えをいただき、様々な教育活動を行ってきました。

 本校HPも今年度新システムに移行して、大幅リニューアルを行い、本校の教育活動や鬼鹿の魅力を発信すべく、生徒の皆さんの活動・学校生活が「見える」HPづくりを目指して、更新を行ってきました。毎日たくさんの閲覧ありがとうございました。

 本校の位置する留萌管内、小平町鬼鹿地区は、連日雪が降ったり、強い風が吹き、吹雪いたりと悪天候が続いております。どうか、運転や路面凍結、ホワイトアウトにはご注意ください。

 本校に興味をもち、本HPをご覧になってくださっている皆様、生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様にとって、2024年がよりいい年であることをお祈りいたします。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

第4回全校朝会が行われました

 12月11日(月)1時間目、全校朝会が行われました。まず養護教諭より、感染症の予防、手の正しい洗い方について動画を交えてのお話しがあり、その後、生徒指導部より、冬休みの過ごし方についてのお話がありました。特に情報モラルについて、詳しくお話があり、生徒は配られたプリントを見ながら、真剣に聞いていました。

 本校は12月21日(木)に終業式、22日(金)から1月14日(日)まで冬季休業となります。有意義な休みとなるよう、また、来週2学期の締めくくりをして気持ち良く休みに入ることができるよう、体調に気をつけながら過ごしてほしいと思います。

絆づくりメッセージコンクールで入賞しました

 12月5日(火)午前中、絆づくりメッセージコンクールで入賞した、木工科・クリーニング科3年生と、木工科1年生を表彰するため、留萌教育局長が来校されました。

 今年度入賞したのは、絆づくりメッセージコンクール・ことば団体部門で、木工科1年の、『「私は大丈夫」だけど本当は「助けてほしい」』が最優秀賞、木工科・クリーニング科3年生の、「居場所は絆 みんなで力を合わせて 頑張ろう」が奨励賞を受賞し、木工科実習室で留萌教育局長から直接表彰状をいただきました。

キンボールを行いました

 11月20日(月)3・4校時目の保健体育で、全学年合同でキンボールを行いました。講師は、小平町スポーツ推進委員の大滝様と、小平町B&G海洋センター職員の伊藤様です。

 キンボールは直径122cmと大きいももの、重さは1kgもないボールを使って戦う競技です。

 ボールの扱い方やゲームのルールを確認し、怪我に注意しながら楽しく取り組んでいました。

卒業生講話が行われました

 11月17日(金)、本校を今年3月に卒業し、現在NPO法人就労支援B型事業所ライズ(札幌市)で就労し、グループホームで生活している僧都さんと、サービス管理責任者の千葉様が来校し、卒業生講話をしていただきました。

 まずは僧都さんの在校時の様子の写真を何枚かスクリーンにうつすと、懐かしく内容を説明する様子が見られました。ライズ様では、ペッ トボトルのリサイクルを主に行っており、僧都さんも働いています。実際に働いている様子の動画を見ながら、細かく作業内容の説明をしていただきました。中には3つのことを同時に見ながらこなさなければならない仕事もあり、在校生からは「すごい」などと歓声があがっていました。僧都さんは、「すごいな、こんな風に見えているんだ」と、僧都さんにとっても自分の働く姿を客観視する、良い機会になったのではないかと思います。

 グループホームについては、1人部屋で、規則正しい生活をしているとのことでした。部屋には、本校での思い出の品々が沢山飾られていたのが印象的でした。金銭帳を付けており、無駄遣いしないように気を付けているとのお話をしてくださいました。グループホームにはいくつかルールがあり、それを守りながらの共同生活ですが、お誕生日にはパーティを開いてくれて、リクエストしたメニューを用意してくださったり、鍋や焼き肉など1人ではなかなか食べにいけないもの、海鮮丼などの豪華なメニューが出る日もあったりするとのことでした。服薬に関しても、服薬カレンダーを活用し、飲み忘れることのないように自分で管理しているとのことでした。

 事前に在校生が用意した質問にいくつか答えてくださいました。

 身に付けておくとよい力は「状況判断・周囲を見て安全判断する力」。今後の目標は「工場長に認められ、B型の作業を制覇すること」。「高校時代、日曜日、坂を登るのがしんどかった」、「小平での生活は社会に向けた土台作り。体力つくり、作業学習をとくに頑張ってほしい」、「在学中やっておけばよかったことは、自分の悩みを考えて解決できるようになること」、「ライズでの仕事をとおして、循環の輪(SDGs)に関わることができていることが嬉しい」「笑顔の挨拶は好かれやすい」「敬語は当たり前」「人生の目標は移行支援に進んで、社会人としての力を付け、一般就労を目指していきたい」と卒業前と変わらない希望に満ちた笑顔で話していました。

 僧都さんと千葉さんのお話の中で、「全体・周りの状況をよく見て仕事をすること」「笑顔」「社会貢献」「自分が言われたら嫌なことは他人に絶対にしない」とのお話をお聞きしました。このお話は生徒だけではなく、私ども社会人・教員にも当然として必要とされる力であり、深く考えさせられました。また、僧都さんは事業所でもグループホームでも本校の先輩がいるため、困ったときには頼ったり、休日に出かけたりすることもあるとのことで、小平のつながりが、遠く札幌でもつながって、助け合いながら自立に向けて生活しているということがとても嬉しく感じました。

 最後に、大変お忙しい中、NPO法人就労支援B型事業所ライズ 僧都さん、サービス管理責任者の千葉様には遠く鬼鹿まで足をお運びいただき、貴重なお話をいただきましてありがとうございました。生徒の皆さんも自らの未来に向けて、今回のお話を参考にしてもらえたらと思います。

学校祭当日に初雪が降りました

 11月11日(土)、学校祭当日。前日からの予報どおり、日本海から吹く強い風とともに鬼鹿にも初雪が降りました。路面状況、視界の悪い中、ご来校いただいた皆様、ありがとうございます。学校祭につきましては、また別な記事でご紹介させていただきます。

学校祭総練習が行われました

 11月8日(水)、週末の11月11日土曜日に行われる学校祭の本番に向けて、午前中は各学年の学年発表のリハーサル、午後からは各学科の即売会・縁日のロールプレイングが行われました。生徒・職員という観客がいる中で、これまでそれぞれ準備してきた練習の成果を発揮することができていたと思います。

 今年度の学年発表は、昨年までの全て動画撮影をして編集したものを放送するのではなく、生徒ができる部分は生徒が動画を制作したり、ステージ発表も探求活動として、調べ学習をとおしてテーマ性をもった発表があったりと、学年それぞれ趣向を凝らした発表がありました。当日はぜひ、1~3学年それぞれの作品を直接鑑賞していただけたら幸いです。

 午後の即売会・縁日のロールプレイングは、他の学科の生徒、職員が客役となり、実際に接客を行いました。生徒は当日保護者と一緒に、即売会・縁日を回り、買い物を楽しむことができるので、どんな製品が売っているか、仲間がどのように接客しているかを観察する良い機会になったと思います。木工科・窯業科は生徒が日々の作業学習で丹精込めて製作した製品、クリーニング科は普段の作業で培ったサービス精神で、縁日でおもてなしいたします。

 また、学校祭の宣伝に関わって、小平町内、留萌管内の多くの施設、事業所、学校・幼稚園・保育園様には、快くポスターの掲示を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

 当日は多くの皆様のご来校を、全生徒・職員一同、心よりお待ちしております。

北海道教育委員会教育部長様が来校されました

 10月31日(火)に、留萌管内教育行政視察として、北海道教育委員会教育部長 北村英則様、総務政策局総務課主任 吹田佳奈美様、留萌教育局長 川村秀明様、留萌教育局義務教育指導監 大城郁子様、留萌教育局教育支援課長 入澤幸博様の5名の方々が来校され、本校を視察されました。

 来校された5名の皆様には、1・3年生の作業学習をご視察いただきました。3年生の代表生徒が現在行っている作業や、並べられている製品等について、説明を行いました。

 窯業科では、学校祭の即売会で販売する製品の紹介をし、卒業制作に向けた花器の製作風景を見学されました。「普段通りの作業の様子を見ていただくことができてよかった」と、説明を担当した生徒は話していました。

 クリーニング科では、まずクリーニング実習室での作業内容について説明し、受注の受付から行っていることを説明しました。その後、本日行っていた窓クリーニングの作業を紹介し、工程を丁寧に説明していました。案内をした生徒は「緊張したけれど、丁寧に説明することができた」と話していました。

 木工科では、現在製作しているスツールなどの製品、その他これまで製作してきた製品について説明を行いました。学科の案内をした生徒の感想として、「学科の説明をしたのが今年初めてで、少し緊張したけど、説明やおもてなしがしっかりできて良かったです。」と話していました。

 視察であっても、生徒は落ち着いて作業学習に取り組むことができ、挨拶や返事などの働く力を発揮することができました。北村様、吹田様、川村様、大城様、入澤様におかれましては、ご多用の中、本校の作業学習・校内施設をご視察いただき、ありがとうございました。

「小平の農業について」の講演をお聞きしました

 10月19日(木)4時間目、向井ファームなど複数の会社を経営されている、向井勝広様と、鬼鹿厳島神社宮司であり、小平町議会議員でもある瀧川司様をお迎えし、小平の農業について、小平で育て、出荷されているお米についての講演をお聞きしました。本校の総合的な探求の時間では、主に漁業、ホタテの養殖についての学習が主でしたが、「小平町は農業もさかんであることを知ってほしい!」ということで、実際に農家でお米を育ててらっしゃる向井様をお招きし、今回の講演会が実現しました。

 講演の中で、昭和40年代は北海道のお米はおいしくないということで人気がなかったこと、その後品種改良がなされ、きらら397などのお米に人気が出て、ゆきひかり・ゆめぴりか・ななつぼしなどの人気の品種のお米が育てられるようになり、北海道米が北海道内外をとおして人気になったこと、また北海道でも温暖化が進み、お米の栽培に合う気候になり、小平町でも米農家が増えた、というお話がありました。小平地区、達布地区でつくれられており、特に小平は土地が粘土質で稲作には合うということでした。

 また、お米の他にも、小平牛の歴史についてもお話いただきました。平成初期に国からの交付金で福島県から和牛を数十頭買って育てたことに始まり、今では、血統がいいということで、最高ランクのA5ランクの和牛と言われているということでした。

 ご講演の後、生徒や職員から質疑応答が行われました。「お米を精米してからどこで売っているか」、「具体的に小平のお米を買うことができるお店はあるか」、「他に育てる予定の作物はあるか」、「お米を作るうえで困ることはあるか」、「小平町内でお米を卸している飲食店はあるか」、「さまざまなお仕事をしている中で大切にしていることはあるか」などといった質問がなされました。どの質問にも丁寧にお答えいただき、たくさんの学びを得ることができました。何より、「いろんな仕事をしているけれど、農業が一番楽しい!」と笑顔でお話される向井様の一言には、心を打たれ、生徒に「働くことの楽しさ」が伝わっていたらと思います。

特に強くおっしゃっていたのは、現在、農業も酪農(和牛センター)も人手不足で、農業や酪農に興味をもってくれる生徒がいれば・・・というお話もありました。

 最後に生徒会副会長より、講演のお礼に作業学習で製作した製品のプレゼントと謝辞が述べられました。

 また、今回お米の寄贈があり、ゆめぴりか・ななつぼし20kgを講演会当日の給食でいただきました。光輝くお米にうっとりする生徒・職員、口に入れた瞬間、笑みがこぼれる生徒、「おいしい」と思わず声の出る生徒など、喜びの声が聞こえました。この日の給食が鮭のちゃんちゃん焼きだったこともあり、おいしいご飯にはぴったりなおかずで山盛りのごはんをじっくり味わう生徒・職員ばかりでした。

 最後に、講演していただきました向井様、農業に従事されている方々と本校とのご縁を繋げてくださった瀧川様にはお礼申し上げます。お忙しい中、ありがとうございました。

現場実習決意発表会・報告会が行われました。

 去る9月8日に、全校で現場実習決意発表会が行われました。1年生は4日間、2年生は2週間、3年生は4週間(前提実習)に向けて、自分の目標や克服したいこと等をステージ上でそれぞれ発表しました。実習の目標や意気込みを大きな声で発表し、実習への意欲を感じました。ステージ横には、生徒の名前、顔写真と実習先の写真がスクリーンに映し出されていました。

 

 10月13日には、保護者の皆様の参観の中で、現場実習報告会が行われました。それぞれ目標が達成できたかどうか、今後どのようなことに努力していくか、2・3年生の中には自宅以外の場で生活を送りながら実習に取り組んでいた生徒もいたため、その点についても発表がありました。

 最後に校長から、以下のお話をいただきました。

 

社会に出て仕事をすると報酬がもらえ、やりがいを感じるようになる。

会社や事業所で働くことができるのは,働いてもらいたいと必要とされている証である。

人間は、必要とされていることに喜びを感じ、喜びの中でもっとできるようになりたいと成長する。

そうすると、仕事をしていること自体に喜びを感じ、人に感謝されることに豊かに生きていることを実感する。

いろんな考え方や見方ができる人として成長することができ、豊かに生きることにつながる。

今回の経験(現場実習)でどんなことを感じたか。それぞれ、考えてみてほしい。

 

 各学年それぞれ、1年生は初めて働くということを「知り」、2年生は自分が将来働きたいと思える仕事を「見つけ」、3年生は卒業後の就労先を「決める」ことができたでしょうか。進級・卒業までに自分と向き合いながら、学校生活・寄宿舎生活に励んでほしいと思います。

夏期体力つくりが終了しました

 今週いっぱいで夏期の体力つくり(校外ランニング、ペースランニング)が終了となりました。鬼鹿の海や様々な植物、虫などの生き物を見ながら(時には避けながら)、季節を感じるコースを走ってきました。暑いときも、肌寒いときも、自分自身の体力向上のために、自分のペースで一生懸命走りきる姿はどの学年も、素晴らしいものでした。今週は天候も悪く、水曜日の校外ランニングをもって、今期の外での体力つくりは終了となりました。3年生にとってはこれが高校生活最後の外での体力つくりとなりました。半年後に卒業を迎えますが、3年間、このきつい坂道のあるコースに挑み、力をつけてきたことを糧に、卒業後もランニングやウォーキングなど、外で体を動かすことを続けてもらえたらと思います。

 来週から学校祭の特別時間割が始まりますので、体力つくりはしばらくお休みとなります。学校祭が終わってからはまた室内で、冬期は筋力トレーニングとエアロビクスのトレーニングを行っていきます。「働く力」の1つである、体力向上のために体力つくりに励んでもらえたらと思います。

暑い中でも頑張っています!

夏休みが終わり、学校生活がまた始まったかと思いきや、今度は残暑厳しく連日30度超えが続き、一部学習活動を変更したり、水分補給や塩分を摂取し休憩したりしながら学習を行っています。体調不良を訴える生徒もちらほら見受けられますが、ひどい熱中症になり、緊急の対応を取らなければならなくなるような状況が起こることもなく、今のところ、日々の学習に一生懸命取り組んでいます。

 体力つくりは、夏季期間は普段校外に出てランニングを行っておりますが、校舎の周りを周回するコースでウォーキングとストレッチを行っています。動きやすい気温の中、(それでも気温は高め・・・)、生徒同士や先生方と会話しながら、笑顔でウォーキングに取り組む生徒や、自分のペースで黙々と歩く生徒など、それぞれの形・ペースでウォーキングする姿が見られました。

 今後急に気温が下がったり上がったりと、せわしない北海道の季節ですが、体調管理に気をつけながら、終日作業や現場実習に備えてほしいと思います。

非行防止教室が行われました

 7/27(金)3時間目、非行防止教室が行われました。講師は留萌警察署生活安全課の笹森様です。

 内容としては、①インターネットトラブル、②闇バイト、③薬物乱用防止の3点にわたって特に夏休みに気を付けてほしいことをお話ししていただきました。

 ネットトラブルはSNSのグループトークでのいじめについて、ネットゲームでのトラブル、わいせつ写真の流出についてお話してくださいました。

 闇バイトについては詳しく概要をお話ししてくださり、犯罪にかかわる前に相談するということをお話しくださいました。

 薬物乱用については実際に常用していた人の写真を提示してくださり、「怖い」「痛そう」などと生徒も恐ろしいものだということを理解することができたようでした。特に大麻については高校生の検挙率が上がってきているということで注意が必要とのことでした。

 今日聞いたお話を忘れず、注意して、有意義な夏休みを過ごしてほしいと思います。

 笹森様におかれましては、大変お忙しい中、御講演いただきましてありがとうございました。

就労支援セミナーが行われました

   7/21(金)3・4時間目、『卒業後に大切にして欲しいこと』と題しまして、就労支援セミナーが行われました。講師は、社会福祉法人 道北センター福祉会 道北障害者就業・生活支援センターいきぬきの市川大介様です。

 障害者就業・生活支援センターの説明を丁寧にしていただいた他、卒業後、大事にしてほしいこととして「コミュニケーション」、特に挨拶、ルールやマナーを守ること、報告・連絡・相談、これらができることで信用・信頼につながること、もう一つは「自分を知る」ということで、生活リズムを整えることや、自分の得意・不得意を知ることなどから自信につなげるということをお話されていました。

 一般就労だけではなく、スモールステップで、自分らしい生活を続けることや、働き続けることで自信を付けることが大切などというお話があり、生徒も熱心に聞いていました。

 本校は職業自立・社会自立を目指し、作業学習と体力つくりを中心に体力を付けて働く力を身に付け、寄宿舎では自分のことは自分で取り組みながら日々、成長しています。今後も働くことを意識しながら学校生活・寄宿舎生活を送って欲しいと思います。

 本日は大変お忙しい中、社会福祉法人 道北センター福祉会 道北障害者就業・生活支援センターいきぬきの市川大介様には御講演いただきましてありがとうございました。

一日防災教室が行われました

  7/18(火)午前中、本校体育館にて、全校生徒対象の「一日防災教室」が行われました。当日は小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様のご協力のもと、ハザードマップの説明や、地震を想定した避難訓練、避難所体験として段ボールベッドの組み立てや非常食の試食、最後に講師の三浦浩様から講話をいただきました。

 今回は地震を想定した訓練ということで、「緊急地震速報」と揺れの音の音声を使用しての訓練を実施しました。学校だけではなく、寄宿舎でも火災を想定した避難訓練を定期的に行っておりますが、地震の避難訓練は頭を守る、窓から離れるなどの注意点を守りながら、生徒は落ち着いて避難することができました。

 避難訓練後、段ボールベッドの組み立て体験では、学年2グループに分かれ、協力し声を掛けあいながら完成させ、実際に横になってみたり、何人座れるか試してみたりして、災害時の避難生活を少しでもイメージすることができました。非常食の試食では、水を加えるとできる白がゆなどの非常食を試食し、「思ったよりおいしかった」「やっぱりあったかいご飯の方がいい」などとさまざまな感想を話していました。

 防災アドバイザーの三浦浩様のお話の中では、自らが経験した北海道南西沖地震を題材にした紙芝居から始まり、「津波が来たら、靴を必ず履いて高台に逃げること」、①懐中電灯、②笛、③ライフジャケット、④発煙筒などのもしものときの備えの重要性についてお話いただき、生徒は真剣に耳を傾けていました。

 今回ご協力いただきました、小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様、三浦浩様、地震の少ない地域だからこそ、生徒にとってイメージしにくい災害ですが、お話や体験をとおして多くの学びを得て、「もしも」に備え、命を守る大切さを考えるきっかけができたと思います。ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。

プール学習が行われました

  7/6(木)、7/11(火)に、数年ぶりとなるプール学習が行われました。全校生徒と引率教諭でバスに乗り、苫前町B&G海洋センターへ。事前に泳力調査をしたうえで、それぞれグループに分かれて実際にプールでの学習に取り組みました。

 久しぶりのプールだったという生徒も多数いましたが、プールに入ってすっきり?(でも少し疲れが見える顔)で学校に戻ってきました。給食後、5・6時間目の授業も集中して受けることができている生徒も多く、たくましく感じました。

 最後になりますが、プールを利用させていただきました、苫前町B&G海洋センター様、ありがとうございました。

第2回全校朝会が開かれました

 7/10(月)に、第2回全校朝会が開かれました。まず生徒指導部より、夏休みの過ごし方について、スマートフォンの利用や交通安全について話があり、最後に「令和5年度学校いじめ防止基本方針」の説明がありました。次に3学年から、5月に行われた関西方面での見学旅行について報告がありました。スライドを使用し、旅の思い出や学んだことを全員で発表しました。1・2年生も来年、再来年の見学旅行に向けて、少しイメージがもてている様子でした。

鬼鹿厳島神社例大祭

 7月3日(月) 鬼鹿厳島神社例大祭の見学に行きました。

 今回は、御神輿の出発前に御神輿を担ぐ体験をさせていただきました。生徒だけでは、重たい御神輿を担ぐのは難しいので、地元の人たちと一緒に担がせていただきました。

威勢の良いかけ声に合わせて、右や左に御神輿を移動させました。その後は、みんなで天狗様と一緒に写真を撮ったり、獅子舞に頭をかじってもらったり、最後に、お祭りの行列を並んで見てきました。

平成元年以来の鬼鹿厳島神社例大祭の見学をさせていただき、貴重な経験をすることができました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。

「交通安全音楽の集い in おびら」

7/4(火)5,6時間目、北海道警察音楽隊の皆さんによるコンサート、「交通安全音楽の集い in おびら」が本校体育館で行われました。生徒がよく知るJ-popの他、ディズニーメドレーなどの吹奏楽の演奏、演奏に合わせたカラーガードの演技などが披露され、会場は大きな拍手に包まれました。地域の方々も来校され、普段目にする機会の少ない吹奏楽の生の演奏の感動を共有しました。演奏の合間には、交通安全の啓発の寸劇や留萌警察署の警察官の方からの講話などもあり、生徒も真剣に耳を傾けていました。

 最後に指揮者の方から「きれいな海の見えるこの街、ふるさとを大切にしていかなければならない」とのことからアンコールとして「ふるさと」を演奏してくださり、今回のコンサートのお礼として本校木工科のコースターを贈呈しました。

 7月に入り、夏季休業が近づいてきておりますので、日常から交通安全や犯罪に巻き込まれないよう、十分注意して生活してほしいと思います。

 今回、本校で演奏会を行っていただきました北海道警察音楽隊の皆様、本当にありがとうございました。