おんねの丘から

【作業学習】2学年の様子

 木工科2年生は、拡張型スタンドの製作に取り組んでいます。スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、さまざまなものを立てて使うことができるスタンドで、製品開発から行っています。この日はけがき、糸のこ、スピンドルサンダーなど、さまざまな種類の作業を行いました。

 窯業科2年生は、板作りでの大皿の製作やよりづくりでの小鉢の製作を行っていました。集中して製品と向き合う姿は、久しぶりの作業学習であるにもかかわらずいつもと変わらず取り組むことができていました。

 木工科・窯業科は11月に行われる学校祭に向けて、製品製作を行っております。2週間の現場実習でつけてきた力を発揮して、一生懸命作業学習に取り組んでほしいと思います。

【1学年】保健体育~他学年合同バスケットボール

 10月8日(火)保健体育の授業で2学年と合同でバスケットボールの授業を実施しました。自学年だけでは、実施することが難しい5対5の試合を通して、オフェンスとディフェンスの切り替えや他の生徒と協力することの大切さを学ぶことができました。

 授業のまとめで、単元の振り返りや次年度へ向けての抱負を述べてもらい、「授業で学んだことを生かせた」「指示をもっとうまく出せるようになりたい」等前向きな意見が見られました。

【作業学習】1学年の様子

 木工科1年生は、平面の製品から立体の「ティッシュボックス」の製作を行っています。この日は組み立て作業を、作業担当の先生の説明を聞きながら行っていました。使い慣れない道具に苦戦しながらも、部品を固定して箱の形になるよう、考えながら作業を行う様子が見られました。

 窯業科1年生は、粘土を乾燥させ、素焼きしたものに、撥水剤を塗る作業を行っていました。ろくろを使用し、回しながら撥水剤を塗る生徒、線に沿ってはみ出さないように塗る生徒、それぞれ役割分担して作業に取り組んでいました。

 初めての現場実習が終わり、たくさんのことを学び成長した1年生。実習をとおして、いいところ・これからさらに努力が必要なところが見えてきたと思います。どちらも成長することができるよう、作業学習に取り組んでほしいと思います。

【作業学習・3学年】現場実習が明けて、久しぶりの作業学習です!

 4週間の現場実習が終わり、また一つ成長して小平に戻ってきた3学年の皆さん。再び日常が戻ってきましたので、各学科の作業学習の様子をご紹介します。

 木工科では、作業担当の先生と一緒に、実習前に製作していたスツールの製作をしていました。スツールの足の組み立てに取り組み、メモを取りながら作業に取り組む生徒、実際に作業担当の先生の動作を見ながら、組み立てに参加する生徒、手順をじっくりと確認する生徒と様々でした。

 クリーニング科では、鬼鹿厳島神社祭で使用された法被などを手アイロンしました。工程が少し複雑な法被を、工程表で確認しながら丁寧に仕上げていました。作業担当の先生方や実習助手の先生方と手分けして、黙々と取り組んでいました。

 窯業科では、鋳込みを行い、一連の作業を協力しながら取り組む様子が見られました。これまでの作業学習で身につけ、実習先で力を試し、さらに磨かれた報告や相談等の態度や丁寧な言葉遣い、相手を気遣う言葉掛けなどが作業態度にあらわれていました。

 3年生は卒業まで5ヶ月となりました。高校生活の思い出を作りながらも、就労に向けてさらにステップアップすることを期待しています。

【1学年】総合的な探究の時間~「旧花田家鰊番屋見学」

 小平町の道の駅の横にある国指定重要文化財の「旧花田家番屋」を見学しました。平成13年には北海道遺産に認定されています。道内で現存する番屋では最大規模だそうです。

 当時の鰊漁の道具や生活用品などが展示されていて、生徒たちは初めて見る道具や今でも使っている生活用具などを実際に見て、「昔はこんな風なものを使っていたんだ」と、自分たちの暮らしと比較しながら生活の違いを学習することができました。

 生徒たちは事前学習で調べた見たいものを熱心に写真に撮り、疑問に思ったことを説明文から探してメモをとりました。これらを、事後学習でまとめていく予定です。