おんねの丘から
第5回全校朝会が行われました
2月5日(月)2時間目、今年度最後の全校朝会が行われました。今回は各委員会の活動報告と情報モラルについての講話を行いました。
各委員会の活動報告では、生徒会長をはじめ、各委員会の代表が今年度の活動内容や成果を報告しました。どの委員会も1年間計画どおりにすすめることができたようです。全校生徒は各委員会の活動報告に静かに耳を傾けていました。
情報モラルについては、本校ICT担当の教諭が講話を行いました。特に、スマホの使いすぎや依存について、インターネット上の出会いについて、闇バイトについて、実際の事件や生徒の身に起こりうる内容を盛り込んだ話を聞き、教諭からケースごとに出されたGoogleフォームの質問に、1人一台端末のiPadで回答する等の活動にも取り組みました。教諭からの投げかけに対し、自分から発言する生徒も多く、高い関心があることが感じられました。
スマートフォン等の使い方に関して、心配なことがあればいつでも相談に乗り、トラブルを未然防止できるよう、学校全体で取り組んでいけたらと思います。また、生徒自身が自分で自分の身を守ることができるよう、トラブルに巻き込まれる前に回避できるよう、指導を継続していきます。
PTA研修会が行われました
1/15(月)14:30~16:00、本校PTA主催のPTA研修会が本校体育館で行われました。「教育課程編成について~作業学習を中心に~」と題して、講師は、北海道新篠津高等養護学校長 立田俊治様にご講演いただきました。
主に、作業学習の基本的な考え方、作業工程分析など、作業学習全般について、これまでの立田様の授業実践事例を交えてお話いただき、作業学習そのものの題材研究や作業工程分析を行うことで生徒への指導のアプローチを検討することなど、作業学習を「働く場」と生徒がいかに認識し、作業学習で学習していることが卒業後の生活に結びついているということを理解するように授業を組み立てる必要があるということを改めて深く考えさせられました。作業工程分析は実際に教材研究として必要なことと、改めて感じ、生徒の実態に応じてどのような支援が適切かは作業工程分析によって整理されるのではないかと感じました。
立田様がおっしゃっていた、「青年期は働く活動に真剣に取り組む姿が美しい」という言葉に、非常に感激しました。指導者である教師が事業主・施設長の視点をもって生徒を指導するという視点をもち、学校での多くの学びが生徒の就労意欲につながるよう、今後の指導に熱心に取り組んで参りたいと思います。
最後に、公務御多用の中、また、暴風雪という悪天候の中お越しいただきました立田俊治様には、遠く小平町鬼鹿まで足をお運びいただき、また、貴重なお話をいただきまして誠にありがとうございました。
3学期がはじまりました
24日間の冬休みを終え、1/14(日)に寄宿舎に戻ってきた生徒たち。悪天候のため始業式当日の15日(月)も帰舎できていない生徒がいる中でしたが、楽しく充実した冬休み・お正月を過ごし、元気な姿で登校してきてくれました。
始業式では校長より、「始業式・新年を迎え、生徒の皆さんが元気にこの場に集まってきていることを嬉しく思います。新年早々の災害や飛行機事故など、目を疑うような災害・事故がありましたが、本校は通常通り学校再開できたことを嬉しく思います。3学期も引き続き、好奇心・持続力・コミュニケーションを継続することで力になり、社会で生き抜く力を付けていってください。また、3年生にとっては、3学期は3年間のまとめとなりあっという間に過ぎますので、短い時間ですが卒業後の生活に向け準備をしてください」というお話がありました。また、1年生代表の言葉では、「冬休み中は規則正しい生活と計画的に勉強することを目標に過ごし、達成することができました。また、料理にも挑戦しました。3学期は挨拶と、相手に聞こえる声で話すこと、後輩の手本となるように頑張りたいです」と話していました。
始業式終了後は、生徒会認証式が行われ、校長より新生徒会執行部に認証状が手渡されました。旧生徒会長の挨拶では「生徒会長としてたくさんのことを経験させてもらいました。これから後輩に引き継ぎ、生徒の皆さんとともに学校を盛り上げていってほしいです」と話していました。新生徒会長の挨拶では「学校がよりよくなるために、4つの約束をします。①生徒同士がお互いを支え合う学校にすること、②全校生徒の交流がさかんな学校にすること、③生徒の皆さんが輝ける体育大会や学校祭などの行事の運営を行うこと、④挨拶が活発な学校にすること。これらを達成できるよう、頑張ります」と話していました。
始業式終了後は、各学年で学年集会が行われ、それぞれ生徒指導部、進路、学年主任から3学期意識して生活してほしいことなどを生徒にお話ししました。
3学期はまとめの学期となります。1・2年生は進級に向けて、これまで身に付けてきた働く力をさらに強化すること、3年生は就労前最後の学校生活を有意義に過ごし、最後まで、高校生活の思い出を作ってほしいと思います。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理に気を付けながら教育活動を進めて参ります。
2023年、ありがとうございました
12月21日(木)に終業式を迎え、生徒の皆さんも悪天候の中、全員無事に帰省し、2023年も残りわずかとなりました。
この1年間を振り返ると、4月に13名の新入生をお迎えして、全校生徒30名となって今年度がスタートしました。2・3年生は進級し、学校・寄宿舎、さまざまな場面で、小平での生活でわからないことだらけで不安な様子の1年生をフォローするような頼もしい場面もたくさん見られる、頼れる先輩となりました。
6月の体育大会、7月の道の駅販売会、鬼鹿厳島神社例大祭への参加、海浜学習、5月(2年生)・9月(全学年)の現場実習、11月の学校祭・・・5月の新型コロナウイルスが5類に下がったことにより、感染対策は継続しつつも、昨年度までのコロナ対策を講じた上での教育活動からコロナ前の活動に一部戻したり、工夫したりしながら、地域の方々のお力添えをいただき、様々な教育活動を行ってきました。
本校HPも今年度新システムに移行して、大幅リニューアルを行い、本校の教育活動や鬼鹿の魅力を発信すべく、生徒の皆さんの活動・学校生活が「見える」HPづくりを目指して、更新を行ってきました。毎日たくさんの閲覧ありがとうございました。
本校の位置する留萌管内、小平町鬼鹿地区は、連日雪が降ったり、強い風が吹き、吹雪いたりと悪天候が続いております。どうか、運転や路面凍結、ホワイトアウトにはご注意ください。
本校に興味をもち、本HPをご覧になってくださっている皆様、生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様にとって、2024年がよりいい年であることをお祈りいたします。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
【1学年】クリスマスコンサートが行われました
12月21日(木)3時間目、本校2階のホールにて、1学年生徒による、ハンドベル・トーンチャイムのコンサートが行われました。
生徒は音楽の授業で、コンサートに向けて繰り返し練習を行ってきましたが、猛吹雪で早めに帰省する生徒や、欠席している生徒もいたため、職員が一部手を貸しながら、なんとかコンサートを実施することができました。コンサートでは、12名の生徒・職員で「星に願いを」をトーンチャイムで演奏した後、5名の生徒・職員で「きよしこの夜」をハンドベルで演奏し、最後に6名の生徒・職員で「ホールニューワールド」をトーンチャイムで演奏しました。
参観日となっていたこともあり、悪天候の中、保護者の皆様にも演奏を聴いていただき、たくさんの拍手をいただきました。
研修会等の様子
校内研修会が行われました
9月20日(金)13:45~15:55、本校体育館にて、校内研修会が行われました。講師は北海道雨竜高等養護学校 教諭 佐藤 寛人様、札幌大学地域共創学群教授 小嶋 義勝様をお招きし、教育課程に対する理解を深め、今後の実践に生かすことを目的として全教員出席のもと行いました。
まず、北海道雨竜高等養護学校 佐藤様より、「同僚性」について、ご自身が実際に経験なさった“先輩教師”の言葉掛けから学んだこと・考え方についてお話いただきました。その後、本校と雨竜高等養護学校について、本校のYouTubeチャンネルの画像をご使用いただきながら、マスコットキャラクターの違いから教室、作業の実習室、寄宿舎、学校を取り巻く自然環境などのハード面の違いについてお話いただいた後、雨竜高等養護学校の教育課程についてお話いただきました。特に、「働き続けられる人の6観点」「全職員で共有している『指導のつぼ』」、年次が上がるごとに作業学習の割合が増加しつつも、生活単元学習にかける割合も同時に増加していく、生徒の卒業後の「より良い生活」と「より良い生き方」を目指した教育課程、全学科の作業学習の取り組みの中で地域とつながる教育活動を行っていることについて強く印象に残りました。本校の教育課程編成の検討において参考にさせていただき、生かしていきたいと感じました。
次に、札幌大学教授 小嶋様のお話の中では、「教育課程」そのものについて、職員ひとりひとりが改めて考える時間となりました。校訓「笑顔・助け合い・学び合い」を達成するには何が必要か、本校の学校教育目標にも含まれる「社会」で使える教科の力をどのように育むかなど、基本的なところから、本校の教育課程を考える上で貴重なご示唆をいただきました。
このたびは、ご多忙の中、遠方より研修の講師を引き受け、足をお運びいただきまして、ありがとうございました。
北海道小平高等養護学校
078-3442 北海道留萌郡小平町字鬼鹿田代577-2
TEL:0164-57-1203
FAX:0164-57-1204
Mail:onne@hokkaido-c.ed.jp
特にございません。
※本校の「学校いじめ対策組織」は、生徒のいじめに関する相談・通報を受け付ける窓口となっております。
・今年度、学校いじめ防止基本方針を一部改定いたしました。この基本方針に対しての御意見をお寄せいただいています。アンケート用QRコードを読み込んでいただき、御意見等ございましたら、集約アンケートに御回答下さい。
新聞記事等掲載
【北海道新聞】[留萌・宗谷版]小平高等養護2年 パラID卓球 宮田さん全国3位
ウェブ許諾表記:北海道新聞社許諾D2410-2510-00028827