おんねの丘から
【作業学習・3学年】現場実習が明けて、久しぶりの作業学習です!
4週間の現場実習が終わり、また一つ成長して小平に戻ってきた3学年の皆さん。再び日常が戻ってきましたので、各学科の作業学習の様子をご紹介します。
木工科では、作業担当の先生と一緒に、実習前に製作していたスツールの製作をしていました。スツールの足の組み立てに取り組み、メモを取りながら作業に取り組む生徒、実際に作業担当の先生の動作を見ながら、組み立てに参加する生徒、手順をじっくりと確認する生徒と様々でした。
クリーニング科では、鬼鹿厳島神社祭で使用された法被などを手アイロンしました。工程が少し複雑な法被を、工程表で確認しながら丁寧に仕上げていました。作業担当の先生方や実習助手の先生方と手分けして、黙々と取り組んでいました。
窯業科では、鋳込みを行い、一連の作業を協力しながら取り組む様子が見られました。これまでの作業学習で身につけ、実習先で力を試し、さらに磨かれた報告や相談等の態度や丁寧な言葉遣い、相手を気遣う言葉掛けなどが作業態度にあらわれていました。
3年生は卒業まで5ヶ月となりました。高校生活の思い出を作りながらも、就労に向けてさらにステップアップすることを期待しています。
【1学年】総合的な探究の時間~「旧花田家鰊番屋見学」
小平町の道の駅の横にある国指定重要文化財の「旧花田家番屋」を見学しました。平成13年には北海道遺産に認定されています。道内で現存する番屋では最大規模だそうです。
当時の鰊漁の道具や生活用品などが展示されていて、生徒たちは初めて見る道具や今でも使っている生活用具などを実際に見て、「昔はこんな風なものを使っていたんだ」と、自分たちの暮らしと比較しながら生活の違いを学習することができました。
生徒たちは事前学習で調べた見たいものを熱心に写真に撮り、疑問に思ったことを説明文から探してメモをとりました。これらを、事後学習でまとめていく予定です。
【1学年】保健体育~バスケットボール
9月19日(木)保健体育の授業でバスケットボールを実施しました。
「自分の動きを理解する」を目標に、ドリブルやパスの練習に取り組みました。前回の授業で記録した情報をタブレット端末で振り返り、ルールの確認をしている様子や、他の生徒に動画撮影を依頼している生徒もいました。また、動画で様子を振り返り、「イメージしていた動きと違った」と、自分の動きを客観的に観察し動きの工夫をしている様子が見られました。
来月は他学年との試合が控えています。引き続き、主体的に授業へ取り組む姿勢に期待しています。
【2学年】終日作業~ハウスクリーニング
2学年終日作業も最終日を迎えました。
3つのグループに分かれ、校内を清掃しています。3つのグループのうち2グループは、校内のハウスクリーニングを行っています。
ハウスクリーニングは、掃き掃除、ほこりとり、水拭き、から拭きの4つの作業を繰り返します。グループ内で、声を掛け合いながら、作業をしていました。4日間で校舎内のほとんどの教室や廊下の清掃を行いました。生徒からは「仲間とコミュニケーションを取りながら作業できました。」「4日間やりきりました。」という声が聞かれました。
【2学年】終日作業~下駄箱清掃
9月9日(月)から4日間の2学年終日作業が始まりました。A~Cの3つのグループに分かれ、校内を清掃しています。
Cグループは1~2日目に下駄箱清掃を行いました。
生徒玄関の104箇所の靴箱と、職員玄関の72箇所の下駄箱を清掃しました。下駄箱から靴を出し、下駄箱の拭き掃除をし、トレイを洗い、新しい新聞を敷き、元の場所に靴を戻しました。 自分たちの下駄箱がきれいになり、「がんばりました。」と嬉しそうでした。
3~4日目は窓クリーニングを行う予定です。
研修会等の様子
校内研修会が行われました
9月20日(金)13:45~15:55、本校体育館にて、校内研修会が行われました。講師は北海道雨竜高等養護学校 教諭 佐藤 寛人様、札幌大学地域共創学群教授 小嶋 義勝様をお招きし、教育課程に対する理解を深め、今後の実践に生かすことを目的として全教員出席のもと行いました。
まず、北海道雨竜高等養護学校 佐藤様より、「同僚性」について、ご自身が実際に経験なさった“先輩教師”の言葉掛けから学んだこと・考え方についてお話いただきました。その後、本校と雨竜高等養護学校について、本校のYouTubeチャンネルの画像をご使用いただきながら、マスコットキャラクターの違いから教室、作業の実習室、寄宿舎、学校を取り巻く自然環境などのハード面の違いについてお話いただいた後、雨竜高等養護学校の教育課程についてお話いただきました。特に、「働き続けられる人の6観点」「全職員で共有している『指導のつぼ』」、年次が上がるごとに作業学習の割合が増加しつつも、生活単元学習にかける割合も同時に増加していく、生徒の卒業後の「より良い生活」と「より良い生き方」を目指した教育課程、全学科の作業学習の取り組みの中で地域とつながる教育活動を行っていることについて強く印象に残りました。本校の教育課程編成の検討において参考にさせていただき、生かしていきたいと感じました。
次に、札幌大学教授 小嶋様のお話の中では、「教育課程」そのものについて、職員ひとりひとりが改めて考える時間となりました。校訓「笑顔・助け合い・学び合い」を達成するには何が必要か、本校の学校教育目標にも含まれる「社会」で使える教科の力をどのように育むかなど、基本的なところから、本校の教育課程を考える上で貴重なご示唆をいただきました。
このたびは、ご多忙の中、遠方より研修の講師を引き受け、足をお運びいただきまして、ありがとうございました。
北海道小平高等養護学校
078-3442 北海道留萌郡小平町字鬼鹿田代577-2
TEL:0164-57-1203
FAX:0164-57-1204
Mail:onne@hokkaido-c.ed.jp
特にございません。
※本校の「学校いじめ対策組織」は、生徒のいじめに関する相談・通報を受け付ける窓口となっております。
・今年度、学校いじめ防止基本方針を一部改定いたしました。この基本方針に対しての御意見をお寄せいただいています。アンケート用QRコードを読み込んでいただき、御意見等ございましたら、集約アンケートに御回答下さい。
新聞記事等掲載
【北海道新聞】[留萌・宗谷版]小平高等養護2年 パラID卓球 宮田さん全国3位
ウェブ許諾表記:北海道新聞社許諾D2410-2510-00028827