おんねの丘から
【1学年】生活科学~防災について~
1学年「生活科学」では、「防災」についての授業を行っています。
生徒からの「防災って災害を防ぐことですか。」という発問から始まった授業でしたが、災害に関する写真や動画を見て学習を進めていくと、防災とは何か、何故必要かを理解して、普段以上に真剣な眼差しで学習に取り組む様子が見られました。
また、被災時に備えて新聞紙スリッパを作ってみたり、実験を通してろ過(飲み水の確保)の仕組みについて学んだりもしています。授業後には「こんな簡単にスリッパが作れるんだ。」と興奮気味に感想を話している生徒もいました。
23日には1日防災学校も実施されますので、これからも生徒の防災意識の向上に取り組んでいきます。
【窯業科】道の駅販売会事前学習
7月10日(水)の道の駅販売会に向けて、事前学習で接客練習や会計の練習を行っています。道の駅販売会は学校祭などの販売会を経験している2・3年生が担当します。実際に地域に出て、お客様に販売ができる貴重な機会ですので、接客の仕方やミスなくスムーズに会計ができるように練習を行っています。また、多くの町内の皆様に足を運んでいただくため、町内のお店や公共施設などに販売会のポスター掲示をお願いに行きました。皆様、快く承諾していただき、ポスターを掲示させていただくことができました。ほんとうにありがとうございました。
【3学年・総合的な探究の時間】花飾り付け
今年も7月3日に鬼鹿厳島神社祭が開催されました。
その前の週6月25日(火) 3年生が総合学習「地域に貢献しよう」の一環として、町内の電柱に花飾りつけるお手伝いをさせていただきました。
鬼鹿観光協会会長の竹中様はじめ、お祭りの関係者の方々にご指導いただきながら、脚立やトラックの荷台に乗り、結束バンドを使い電柱に花飾りをつけていきます。お祭り当日だけではなく、その準備にも積極的に参加して、少しでも地域を盛り上げる一助になればと思いながら作業させていただき、最後は町の皆様とともに笑顔で記念撮影を行いました。あいにくの雨の中でしたが、生徒は意欲的に最後まで取り組むことができました。
【2学年】数学「金銭」
6月28日(金)の4校時目に、2学年で数学の授業を行いました。本校では、数学の授業は習熟度別にグループ分けをして、生徒の実態に合わせた学習内容を設定しています。
松グループでは現在、「金銭」の学習をしています。夏休み明けの現場実習に向けて、バスの運賃やコンビニでの買い物を想定し、適切な金種と枚数を選択する練習をしています。プリントによる学習ではなく、模擬貨幣を使うことで、実際の動作に似せることを意識しています。
最初は硬貨のみの金額を扱い、徐々に紙幣も混ざる金額を練習してきました。現在は、4桁~5桁の金額でもスムーズに金種と枚数を選択することができるようになってきました。9月の現場実習で公共交通機関の利用や買い物がスムーズにできるよう、これからも学習を進めていきます。
【クリーニング科】校外作業~小平町多目的防災交流施設「群来る」
6月27日(木)1時間目~4時間目、クリーニング科2年生生徒・職員4名で小平町多目的防災交流施設「群来る」の窓クリーニングを実施してきました。絶好の窓クリーニング日和の中、生徒・職員一丸となって作業を行ってきました。
小平町役場と同様、長さ6mのポールを使って窓クリーニングを行う高難易度の作業もありましたが、6mポールを上に投げ上げるときに「せーの!」と声を掛け合いながら、息を合わせ、依頼された窓の清掃に時間いっぱい取り組むことができました。また、同じく校外での活動に出ていた木工科・窯業科の生徒たちが立ち止まって作業を見学し、「長いポールですごいな・・・」「頑張れ!」などと声をかけてくれたり、感想を伝えてくれたりしたことも、人数が少なくきつい作業の中でも大きな力になりました。
群来るを利用する方々や鬼鹿支所の皆様にあたたかな挨拶やお礼を言われ、生徒も「疲れたけれど楽しかった」などと話をしながら学校に戻り、とても充実した校外作業となりました。
研修会等の様子
令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー
9月5日(木)、「特別支援教育専門性向上セミナー(3回目)」を実施し、11名の先生方の御参加をいただきました。
今回は「就学の場」を大きなテーマとして、教務部長・主任より就学や進学に関することについての説明の後、実際に事例検討を行っていただきました。
参加された先生方も担当している幼児・児童・生徒の適切な就学の場を考えることや実現することの難しさを感じていらっしゃる様子でした。
今回のセミナーをとおして少しでもアセスメントの大切さを知っていただき、適切な就学へつながる支援ができるよう、今後も研修の機会を設けたいと考えております。
夏季校内研修会が行われました
8月21日(水)本校体育館にて、夏季校内研修会が行われました。「知的障害教育における教育課程~実践作業学習 A to Z」と題し、北海道新篠津高等養護学校長の立田俊治様を講師に研修を行いました。
立田校長には、昨年度の校内研修に引き続き、作業学習についての実践について数多くの資料や教具を持参いただき、充実した資料に基づいてお話いただきました。また、研究授業についても具体的に方法を提示していただき、現在研究授業・公開授業を実施していることもあり、職員の資質向上につながるお話を伺うことができたと感じています。
本校の教育課程の見直しに向けても、本校の作業学習のありかたを考える上で、本日のお話は非常に考えさせられるものがたくさんありました。
本日はご多用の中、遠方より足をお運びいただき、研修の講師をお引き受けいただきまして、ありがとうございました。
【PTA研修会】PTA研修会が行われました
8月21日(水)本校体育館にて、PTA研修会が行われました。「寄宿舎教育について〜学校と寄宿舎の連携」と題し、北海道教育大学釧路校の小野川文子様をお招きして研修会が行われました。
小野川先生は、東京で20年以上寄宿舎指導員として勤務され、その後大学での研究/調査から学んだことや経験に基づきお話いただきました。実際に行った、寄宿舎に入舎している高等養護学校の生徒への聞き取り調査や、生徒が生活上求めていること、「人と関わる力を育むこと」、「これまで難しかったことが『できた』という実感、経験が生徒にとっての自信につながること」、「自分でなんでもできるようになることを目指すのではなく、信頼できる人に頼りながら生きていく自信が自立への意欲に繋がる」など、学校職員、寄宿舎職員ともに非常に有意義な学びとなりました。早速2学期から、多くのお言葉を心に刻んで指導や支援に生かしていきたいと思います。
本日はご多忙の中、遠方より、研修の講師を引き受けていただき、足をお運びいただきまして、ありがとうございました。
【地域支援部】令和6年度(2024年度)留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー
8月19日(月)、管内小中学校等の先生方を対象として「特別支援教育専門性向上セミナー(2回目)」を実施し、10名の先生方の御参加をいただきました。
今回は「WISC-IV知能検査」をテーマとして、本校特別支援教育専任コーディネーターより検査の概要について話した後、グループでの模擬検査や事例を用いた検査結果の分析などを行っていただきました。「実際に検査器具に触れたり、検査結果の読み取り方について学んだりしたことで貴重な体験ができた。」などの感想をいただきました。
【地域支援部】夏季研修会
令和6年7月29日、本校教職員等を対象として校内研修を実施しました。講師に特定非営利活動法人 ウェルアナザーデザイン 小野 尚志 氏を御招きし、「いじめ防止について・望ましい人間関係の構築に向けた指導方法について」をテーマとして御講演いただきました。
アイデンティティの確立、心理学的な手立てやアクティビティ、実際にどのような児童・生徒さんと関わってきたかなど御自身の体験を踏まえながら福祉の視点でお話いただきました。教育ではなく福祉目線での話を聞くことで新鮮さを感じるとともに、改めて教育と福祉の密接さや連携の大切さを確認できた職員も多かったかと思います。今回の学びを日々の指導や支援に生かしていきます。
令和6年度(2024年度)第1回留萌管内特別支援教育専門性向上セミナー
5月28日(火)、管内小中学校等における特別支援教育コーディネーターの先生方を主な対象として「特別支援教育専門性向上セミナー」を実施し、8名の先生方に来校いただきました。
今回は「特別支援教育の現状」や「本校の教育課程」、「コーディネーターのための特別支援教育の推進」をテーマとして、本校の特別支援教育専任・兼任コーディネーターが講義を行いました。
各学校における課題の整理や授業のユニバーサルデザイン化などについて話したことで、受講者の先生方から「明日から授業改善に取り組みます。」などの前向きなお言葉をいただくことができました。
今年度は、本校を会場として本セミナーを計5回実施する予定となっていますので、管内の多くの先生方に参加いただければと思っております。
本校の令和6~8年度における自動販売機設置事業者の募集を行っております。
詳細につきましては、留萌教育局のホームページをご覧ください。
北海道小平高等養護学校
TEL:0164-57-1203
FAX:0164-57-1204
Mail:onne@hokkaido-c.ed.jp
特にございません。
※本校の「学校いじめ対策組織」は、生徒のいじめに関する相談・通報を受け付ける窓口となっております。
・今年度、学校いじめ防止基本方針を一部改定いたしました。この基本方針に対しての御意見をお寄せいただいています。アンケート用QRコードを読み込んでいただき、御意見等ございましたら、集約アンケートに御回答下さい。