おんねの丘から

修了式・離任式が行われました

 3月24日(月)、修了式、離任式が行われました。まず、壇上で校長より各学年代表へ修了証書が手渡されました。その後、校長より「今日で令和6年度が終了です。今日手渡される個別の指導計画の評価を読み、どのような1年間だったかを振り返ってください。また、人の命は何よりも重く大切なものです。平和の実現に向け、何ができるか一人一人考えてください。これからの未来を生きるには自ら考え行動する力を身につけることが必要です。春休み中は健康と信頼を失わない行動、命を落とさないよう、元気に過ごしてください」と、お話がありました。

 その後、2年生の代表生徒より、「今年度を振り返って、体力つくりをがんばり、自分の限界に挑戦しました。継続することで作業学習でも集中力が高まりました。来年度は後輩の手本となる行動をとること、周りと協力して日々の学習に真剣に取り組みたいです」と力強く話していました。

 その後の離任式では、13名の教職員が離任し、先生方の言葉に涙する生徒もいて、感謝の気持ちをもって参加していました。

 4月8日(火)には進級し、またひとつ成長した姿で登校してくるのを、教職員一同楽しみにしています。

第27回卒業証書授与式が挙行されました

 晴天で、明るく、やさしい日差しがさしこみ、卒業生の未来を明るく照らすようなこの日、本校第27期生の卒業証書授与式が挙行されました。多くのご来賓、保護者の皆様のご臨席のもと、7名の卒業生が立派に巣立っていきました。

 学校長からは、「これから、就職等をへて、卒業生のみなさんは、自立への道を歩んでいきます。自立とは、頼らずに 一人で生きていくことでは ありません。誰かを支えたり、誰かに助けられたり、誰かと一緒に創り上げたりするなど、人と繋がり成長し合うことです。さらに、人と繋がり成長するためには、人への感謝を伝える瞬間を見のがさず、言葉や行動で表現して、人間関係を深めることが大切です。それは、より豊かな生活を歩むことにつながります。みなさんの前途が、明るく幸多からんことを祈ります。」という言葉、PTA会長からは、「社会に出て、悩み、失敗することもあると思いますが、仲間と過ごした日々を思い出して頑張ってください」という言葉がありました。2年生の代表による送辞では、「先輩方がご卒業したあとに残る静かな教室を見ることになると思うと寂しさがこみ上げてきます。しかし、これまで先輩たちが築き上げてきた、この小平高等養護学校の伝統を私達がしっかりと守って引き継ぎ、日々懸命に取り組んでいくことを誓います」という言葉。卒業生代表の答辞では「こうして、私たちが社会へと旅立つことができるのは、今までお世話になった先生方や友人が支えてくれたからこそです。そして、いつもそばで成長を見守ってくれた家族には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました」と、感謝の言葉を話していました。

 生徒・教職員による式歌「正解」の合唱は、卒業生が学校祭で合唱した曲でもあります。会場は新たな旅立ちを祝う雰囲気となりました。卒業生はそれぞれこの3年間を振り返り、様々なことを思い出しながら歩く最後の花道で、気持ちが溢れ出したことでしょう。

 最後に見送りでは、廊下を歩く卒業生に花束や部活動の寄せ書きを渡す在校生が、卒業生を見送りました。最後は生徒玄関に全校生徒・職員が集結して、最後まで言葉を交わしたりするなどして、仲間・先輩・後輩との最後の別れを惜しみました。

 卒業生の皆さん、改めて、ご卒業おめでとうございます。3年間学び、過ごした母校のことをふと思い出したときにはぜひこのHPを見て後輩がひたむきに頑張る姿とともに、小平高等養護学校で学んだことを思い出し、自ら決めた道をまっすぐ進んでいってほしいと思います。本校教職員一同、応援しています。

3学年 生活科学~分散会~

 3月6日(木)、高校生活最後の生活科学では「3年間の思い出を振り返り、翌日に控えた“卒業”に向けて気持ちを一つにすること」を目的として「分散会」を実施しました。分散会は3年間の思い出動画視聴、3年生大クイズ大会、卒業アルバムメッセージ交換、決意発表、学年主任講話の流れで進行されました。

 動画視聴では1年次から3年次までの思い出写真をスライドムービーで振り返り、「懐かしい~。」という声が聞こえてきました。大クイズ大会は3学年の生徒や先生に関する問題が出され、意外にも難しかったようですが全員が楽しんでいました。会の最後は決意発表を行った後に学年主任からの話を聞き、翌日の卒業式だけでなく卒業後の生活にも気持ちが向いている様子が伺えました。

 卒業生が歩んでいくこれからの人生、卒業式歌「正解」の歌詞である「よーい、はじめ。」の声が教室から聞こえてきます。

 

【1学年】生活科学

 1学年の生活科学では、1年の振り返りでこれまでに取り組んだ学習内容を自分たちでまとめる活動をしています。単元は、「防災」「政治と選挙」「衣食住(食)」の3つを1年生のみなさんで分担して、まとめます。まずはグループを決めるための話し合い、、、ですが、12月に行った調理実習のメニュー決めの際には、話し合いでは決められず、教師が意見をまとめるということがありました。しかし、今回はあきらめずに話し合い、みんなが納得する結論を出すことができました。自分の意見を言えるようになっていた、人の意見も受け入れるようになっていた、など一人ひとりの成長している様子が見られました。

 

【3学年】保健体育~オセロシャトルラン

 2月25日(火)の保健体育では、ニュースポーツの単元で「オセロシャトルラン」を実施しました。二つのチームに分かれ、他の生徒と協力してオセロカードをマス目にたくさん置き自分のチームの色をより多く増やせたほうが勝ちというゲームを行いました。生徒たちは終始、和気あいあいと笑いが絶えることなく運動に取り組む様子が見られました。

【寄宿舎】寄宿舎卒業を祝う会

2月20日(木)寄宿舎で卒業を祝う会を行いました。

第1部は夕食会、第2部は卒業生の挨拶や在校生代表の挨拶、思い出のスライドを見ながらお菓子とジュースで乾杯しました。寄宿舎で頑張ったことや在校生へ向けて先輩として応援しているといった言葉で挨拶をした卒業生達、3年間の寄宿舎生活、頑張りました。寄宿舎生活で学んだ、生きる力を存分に発揮して、新たな道を進んでほしいです。

これからの人生!「よーい、はじめ!」

  

  

  

【作業学習】3学年~最後の作業学習

 2月20日(木)、3年生最後の作業学習が行われました。1年生の頃から積み重ねられた作業日誌はとても分厚くなり、生徒の頑張った証が記されています。1年生のころにはできなかった、「大きな声で挨拶・返事をする」「わからないことは素直に聞く」ということが、当たり前にできるようになりました。最後の作業を終え、たくましく成長し、頼れる先輩となっています。作業を終えた3年生に感想を聞いたところ、「まだまだ作業できます」「作業学習で身に付けた力を、4月から職場で発揮したいです」と3年生らしい前向きな言葉が飛び交いました。3年間で培った力を存分に発揮し、大きく羽ばたくことを願っています。

【体力つくり】筋力測定が行われました

 2月21日(金)の体力つくりでは、今年度4回目の筋力測定が行われました。種目は腕立て伏せと足上げ腹筋です。冬季体力つくりが始まってから、定期的に行われてきた筋力測定のデータが、生徒一人一人のタブレット端末に入っており、測定が行われる前には前回の記録を確認して臨む姿が見られました。

 3年生は今月が最後の筋力測定となりました。「今回が最後なので○回できるように頑張ります」などと、目標を伝えてくれる生徒もいました。卒業しても、定期的に運動するなどしてこれまでの習慣を続けてもらえたらと思います。

卒業生を送る会が行われました

 2月18日(火)3、4校時に卒業生を送る会が行われました。

 1、2年生からは3年生に向けて感謝を伝えるクイズやお祝いのメッセージ動画の発表がありました。3年生からは卒業制作の発表と、後輩達へ向けた一人一人からのメッセージ発表がありました。どの学年もこの日に向けて一生懸命に準備を進めてきたことがわかる素晴らしい発表でした。送る会を終えた生徒達からは「後輩達のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。」や「3年生のメッセージが心に残りました。」という声が聞こえてきました。

 卒業生を送る会が今年度最後の生徒会行事でした。司会進行や誘導などの様々な業務を担当した生徒会執行部の皆さんお疲れ様でした。

【寄宿舎】寄宿舎調理実習

 2月11日(火)寄宿舎活動で夕食の調理実習を行いました。献立はおにぎりとやきそばです。

野菜を切る作業では、包丁の扱い方に注意しながら、それぞれが担当する野菜を丁寧に切りました。自分たちで作った料理は格別で、みんなの笑顔が印象的でした。

今回の調理実習を通じて、協力することの大切さや、料理の楽しさを再認識しました。

今後も定期的に計画していきたいと思います。