おんねの丘から

令和6年度、スタートです!

 本日より令和6年度、新年度が始まりました。進級した2・3年生の皆さんは約2週間の春休みでリフレッシュし、表情よく登校してきました。本日は新学年のオリエンテーションや明日の入学式準備・練習を行っています。

 1時間目に行われた始業式では、生徒代表のことばで3年生の生徒が、昨年度を振り返って、「現場実習で、最初は初めての仕事に苦戦したけれど、だんだんと慣れてできるようになってきました」「学校祭では、最初は上手に演じることができなかったけれど、役にのめり込むことができました」「即売会では、ミスなく仕事ができました」と振り返り、3年生での抱負としては「これまで後輩と自分から関わることが少なかったので、後輩と関わっていきたいです」と話していました。その後行われた着任式では、11名の教職員を新たに本校にお迎えしました。新たに異動してこられた先生方とともに一丸となって生徒の職業自立・社会自立に向けて指導にあたっていきます。

 午後からは翌日に控えた入学式の会場設営や入学式練習を行い、新入生を迎える準備を進めました。

修了式・離任式が行われました

 3月22日(金)、修了式、離任式が行われました。まず、壇上で校長より各学年代表へ修了証書が手渡されました。その後、校長より「先日のアンケートで、『自分の思いや困ったことを伝えられる生徒』が2人に1人。『金銭、スケジュール管理が自分でできるか、自分から行動できる生徒』が3人に1人という結果が出ました。これらの困り感を先生方と共に解決していけるようにしていきましょう。世界では戦争や災害が起こり苦しんでいる人々がたくさんいます。これからの未来を生き抜くには自分で情報収集し、考え、判断する力が求められます。良い休みを過ごして始業式、元気な姿で会いましょう」と、お話がありました。

 その後、2年生の代表生徒より、「1年間で特に印象に残っていることは体育大会と学校祭です。100mやリレーで賞状をもらえるように練習を一生懸命頑張りました。3年生に向けて日々の体力つくりを頑張りたいです。学校祭は台詞を覚えることや、合唱を頑張り、最優秀賞を取ることができました。寄宿舎生活では行事で、焼き鳥を焼いて食べたり、ゲームをしたりして過ごして楽しかったです。1年生が入学してきたら、後輩の手本となるよう生活し、現場実習では燃えるような熱い気持ちをもってがんばりたいです」と力強く話していました。

 その後の離任式では、11名の教職員が離任し、先生方の言葉に涙する生徒もいて、感謝の気持ちをもって参加していました。

 4月8日(月)には進級し、またひとつ成長した姿で登校してくるのを、教職員一同楽しみにしています。

【1学年】終日作業を行いました

 3月11日(月)から14日(木)まで、1学年は、1年間の締めくくりとして、4日間終日作業に取り組みました。

 木工科では、小物入れの研磨やバターナイフの成型、ねじの取り付け、一面かんななどの作業に取り組みました。生徒は「バターナイフの研磨が大変だった」「ベルトサンダーが大変だった」「初日疲れました」「同じ作業の繰り返しが大変でした」「2年生に向けて、無駄な動きをなくす」「時間いっぱい集中する」「気持ちを切り替えて作業する」と話していました。

 クリーニング科は、2年生や職員と協力しながら、校内中のハウスクリーニングに取り組み、強い汚れの床にはポリッシャーという機械を使い、清掃作業を行いました。生徒は「ポリッシャーを真っ直ぐ動かすのが大変で、先輩や先生方に助けてもらった。頑張ったらきれいになって嬉しかった」「2年生になったらカークリーニングを頑張りたい。報告・連絡・相談を自分からできるように頑張りたい」と話していました。

 窯業科は、板づくりでの製品製作、撥水剤塗布、釉掛けなどの作業に取り組み、納品に向けての梱包も行いました。生徒は「仲間と協力した」「たくさん皿を作れた」「自分から挨拶、返事、報告することを頑張りました」「2年生に向けて、うまくアドバイスできるようにする」「大きい皿を作る際、力を込める」「笑顔で元気に報告する」「丁寧に作る」と話していました。

 入学して1年経ち、作業学習にも慣れ、働く力が徐々に身に付いてきました。4月からは1年生のよき手本となれるよう、さらなる成長を期待しています。

【クリーニング科】ハウスクリーニングを行っています!

 3年生1名が卒業し、1・2年生4名体制になったクリーニング科では、ハウスクリーニングを行っています。また、1年生は今週3/11~14の4日間、1年間の締めくくりと2学年の現場実習に向けた終日作業を行っています。この日は、長年、雑巾掛けでは汚れのとれない「理科技術室」という広い教室を、「ポリッシャー」という道具を使用してクリーニングを行いました。

 洗剤やしつこい汚れには重曹を使うなどして、交代しながら教室全体をきれいにすることができました。生徒たちは「みんなで協力して、真っ黒な床をきれいにして、床も心もきれいになりました」と話していました。1年生は残りの終日作業中も校内至る所のハウスクリーニングを行う予定です。

本校職員が令和5年度北海道教育実践表彰を受けました

 この度、本校教諭 大久保城汰が、「若手教職員等奨励賞」の表彰を受けました。

 大久保教諭は、令和元年より現在に至るまで、本校の特別支援教育コーディネーターを務めております。留萌管内の小・中・高等学校の教員への直接的な支援・研修への協力、障がいのある児童生徒の保護者への支援、福祉・医療・労働などの関係機関の連携、支援体制の構築など、校内外において多大な力を発揮しております。また、留萌教育局管内専門家チームにも所属し、中心的な存在として障がい者の療育から雇用までの課題をとらえ、生活・就労について障がい者の社会自立と支援の視点に基づき提言を行うなど、留萌管内の特別支援教育の充実に寄与しています。

 これらの成果が評価され、2月27日(火)、留萌教育局長 川村 秀明様が本校に来校され、表彰式を全校生徒・職員出席のもと行いました。今後も本校が管内の特別支援教育のセンター的機能を果たしていくこと、本校に在籍する生徒が職業自立・社会自立できるよう、学校・寄宿舎全職員、精進して参ります。

第26回卒業証書授与式を行いました

 朝からマイナスの気温でしたが、明るく、やさしい日差しがさしこみ、卒業生の未来を明るく照らすようなこの日、本校第26期生の卒業証書授与式が行われました。ご来賓、保護者の皆様のご臨席のもと、9名の卒業生が立派に巣立っていきました。

 学校長からは、「新型コロナウイルスによる学校行事の縮小や変更がありながら、夢に向かって挑戦することができました」「人生はこれから。幸せな人生を歩んでほしいと思います。どんなときでも学び続ける人に明るい未来はやってきます」という言葉、PTA会長からは、「社会に出て、悩み、失敗することもあると思いますが、仲間と過ごした日々を思い出して頑張ってください」という言葉がありました。2年生の代表による送辞では、「今、先輩がたとの思い出を振り返ると、いつも背中を押してくださったことを思い出します。夢の実現のために努力することの尊さ、厳しさを私達に示してくれました」と、これから本校の伝統を卒業生より引き継ぎ、努力することを力強く誓いました。卒業生代表の答辞では「入学したとき、親元を離れての生活が不安でしたが、話しやすい仲間とともに少しずつ慣れ、様々な経験から成長することができました。1・2年生の皆さんは、それぞれの進路に向かって頑張ってください。そして、悩んだときは先生方や仲間に相談して解決できるようにしてください。学校で学んだことを生かし、社会に出て1つ1つの困難に立ち向かっていきます」と、3年間を振り返りながらも力強く後輩にエールを送り、保護者への感謝の言葉を述べています。

 式歌「群青」の合唱で会場は新たな旅立ちを祝う雰囲気となり、さらに、退場の際は、「世界で一つの輝く光になれ」という、担任団からのメッセージがこもったBGMが流れる中、会場をあとにしました。卒業生・担任団は、それぞれこの3年間を振り返り、楽しかったこと・苦しかったこと様々なことを思い出しながら歩く最後の花道で、気持ちが溢れ出したことでしょう。

 最後に在校生・職員の見送りでは、廊下を歩く卒業生に紙吹雪でお祝いする1年生、花束や部活動の寄せ書きを渡す2年生が、卒業生を見送りました。最後は生徒玄関に全校生徒・職員が集結し、写真を撮ったり、言葉を交わしたりするなどして、仲間・先輩・後輩との最後の別れを惜しみました。

 卒業生の皆さん、改めて、ご卒業おめでとうございます。本校HPには学校での様子を随時掲載しますので、母校のことをふと思い出したときにはぜひこのHPを見て後輩がひたむきに頑張る姿とともに、小平高等養護学校で学んだことを思い出し、自ら決めた道をまっすぐ進んでいってほしいと思います。本校教職員一同、応援しています。

【3学年】同窓会入会式が行われました

 29日(木)5校時、翌日に卒業を控えた3学年を対象に同窓会入会式が行われました。

 卒業後は、小平高等養護学校同窓会(通称オンネ会)に入会してもらうことや、年に1回同窓会の集まりがあり(1年ごとに札幌・旭川で交互開催)、レクリエーションや近況報告が行われること。同窓会総会があること等の説明がありました。

今年度、旭川で行われた同窓会の様子をスライドで紹介すると、「○○先輩だ」などとの声が上がる場面も見られました。

【3学年】分散会が行われました

 29日(木)、卒業を控えた3学年は分散会が行われました。卒業前の楽しい思い出になるよう、3年間を振り返った動画を視聴し、レクリエーションとして生徒自ら作成したクイズ大会を行いました。その後、卒業後の目標を発表し合い、卒業アルバムのコメントを書き合うなど、充実した時間を過ごす様子が見られました。

【クリーニング科】卒業式に向けて・・・

 卒業証書授与式まであと2日となったこの日。クリーニング科1・2年生の作業では、2名の生徒と作業担当・実習助手4名の計6名で、卒業生が旅立つ生徒玄関・職員玄関の窓クリーニングと、当日保護者や来賓の方々にご使用いただくスリッパの清掃を行いました。明日の2年生の作業学習では、3年生が在校生に見送られる際に歩く、2階廊下のハウスクリーニングを行う予定です。

 作業後の2年生の生徒の日誌には、「3年生に気持ちよく卒業してもらいたい気持ちで窓をきれいにしました。スリッパは保護者にきれいだなと思ってもらいたくてきれいにしました」(原文より抜粋)と書かれていました。

 同じ日、5時間目には全校で卒業式前の大掃除を行い、式前最後の清掃を行っています。

 心を込めて清掃した窓、スリッパ、会場で、卒業式当日は、先輩にお世話になった感謝の気持ちを胸に、在校生は卒業生9名の旅立ちを見届けます。

学科送別会が行われました

 2月20日(火)の5時間目、学科ごとに分かれて、学科送別会が行われました。

 木工科は、実行委員2名を中心に、生徒が考えた手作り送別会を行いました。3年生の強い希望により、前半は『ドッジボール大会』を行いました。生徒もそして職員も一緒になって夢中でボールを追いかけながら、一緒に過ごせる残り少なくない時間を楽しみました。そして後半は『セレモニー』として、在校生から一人ずつメッセージを伝えて記念品を贈りました。最後に、3年生からも一人ずつ在校生へのメッセージをもらい、一緒に過ごした時間を振り返りながら卒業をみんなでお祝いしました。

 クリーニング科は、卒業生1名を囲み、生徒と先生、一丸となって卒業を祝いました。在校生から先輩へ感謝の言葉、先生方からの贈る言葉、卒業記念品として在校生が心を込めて制作した映像や今まで関わった先生方からのメッセージが満載のDVDと、3年間作業学習で頑張った姿を凝縮した軌跡の写真集を贈りました。最後に別れを惜しみながら、卒業生からの熱い歌とメッセージで盛り上がり、ジーンと心温まる送別会となりました。

 今年もこの季節がやってきました。窯業科は、2学年が送別会の企画と司会進行を、1学年が会場設営を担当しました。当日は、卒業生ひとり一人、3年間の作業学習で頑張ったことや苦労したこと、自分の成長したところなどをインタビュー形式で発表したり、窯業科伝統レクの「釉薬ビンゴ」を行ったりしました。「釉薬ビンゴ」は、鬼さんチームと鹿さんチームに分かれ、数字の代わりに釉薬掛けで使われている釉薬カードをシートに貼って競い合いました。卒業生へのプレゼント贈呈では1・2年生で製作した「祝卒業」と書かれた大皿を在校生からのメッセージと共に贈りました。最後に卒業生からのメッセージをもらい学科送別会は幕を下ろしました。在校生が心を込めて制作したお皿を見て、みんなのことを小平のことを思い出してくれたらうれしいです。

 それぞれ、各学科、趣向を凝らしたさまざまな活動で、3年生の卒業を祝う様子がみられました。一緒に作業することはありませんが、残り約1週間、寄宿舎生活やその他の場面で、1・2年生には3年生と過ごす時間を大切に、3年生は最後の高校生活を、卒業式を迎えるその時まで噛みしめて過ごしてほしいと思います。

筋力測定が行われました

 冬季の体力つくりでは毎月、筋力測定を行っています。腕立て伏せ、足上げ腹筋、反復横跳びをそれぞれ30秒間、2セット行い、多い方の記録をその月の記録として記録しています。

 今年度は12月に1回目の筋力測定が行われ、2/16(金)に2回目が行われました。全校生徒が体育館に集まり、記録表で12月の記録を確認してその記録を超えることを目標に、熱心に取り組んでいました。中には前日の体力つくりの筋肉痛を引きずり、「腕が痛いです」などと訴えている生徒もいましたが、最後まで諦めることなく、どの生徒も取り組んでいました。

卒業生を送る会が行われました

 2月14日(水)3・4時間目、3月に卒業を控えた3年生をお祝いする「卒業生を送る会」が行われました。

 1学年はそれぞれの生徒が考えたメッセージ動画とイラスト、2学年は某RPGを彷彿とさせるストーリー仕立てのメッセージ動画と躍動感のあるダンスで3年生をお祝いしました。

 3学年の木工科と窯業科は卒業制作の製品発表、クリーニング科は1年間の受注品の集計と校外作業の紹介を行いました。そして、1学年と2学年に向けて手話での卒業式の式歌「群青」の発表もありました。

 途中の休憩時間には生徒同士で写真を撮り合って交流するなどの姿もあり、沢山の思い出を作ることができた会となりました。

書き初めを行いました

 1~3年生、それぞれの国語の授業の中で書き初めを行いました。毛筆になかなか親しみのない現代ですが、本校では毎年この時期に全学年書き初めの授業を行っています。

 今年1年の抱負やモットーなどを四字熟語で書くこととなっており、筆に墨を付け、それぞれ味のある文字を書いていました。3年生は行書にチャレンジする生徒もいて、レベルの高さも感じましたし、繰り返し納得のいくまで書き続ける生徒もいました。

 書かれた書き初めは各学年の廊下に掲示されています。今年の抱負をいつも心に刻み、学校生活を送ってほしいと思います。

3年間の作業学習が終わりました

  2/15(木)2時間目から6時間目、3学年の作業学習が卒業前最終回を迎えました。作業の様子と、3年生の声をご紹介します。

 木工科では、最後まで製品であるカッティングボードの研磨や、実習室に掲示する「不撓不屈」という漢字を糸のこで切るという作業を行っていました。「3年間、いろんな壁にぶつかったけれど、作業最後の1日が一番楽しくて、最高です」「3年間、一番楽しかった作業は糸のこです」「糸のこは線からずれないようにすること、研磨は角を落とす作業や割れているところまできれいに研磨することなど、最後まで諦めずに取り組むことができました」と話していました。

 クリーニング科は2年生の生徒と合同で受注を受けたYシャツクリーニングを行っていました。史上最多、25枚のYシャツを分担して、受注に出してくださった先生のところまで配達していました。「作業最終日を迎えて寂しいです。3年間、作業がとても楽しかったので、まだ作業やりたい気分です」と話していました。職員室へ配達に来た際には、「たくさんの先生方にクリーニングの受注に協力していただき、ありがとうございました。Yシャツクリーニングが好きでした。3年間ありがとうございました」と大きな声でさわやかに挨拶をし、先生方から大きな拍手をもらっていました。

 窯業科も最後の最後まで、よりづくりでのレギュラーボウルの製作を行っていました。「最終日という実感がわかないです」「3年間で一番難しかった作業はよりを伸ばすことです」「卒業制作の花器が上手にできてよかった」「釉薬掛けが苦手でしたが頑張りました」「本当に最後なんだな、という気持ちとまだ作業をしたいという気持ちがあります。卒業したら道具を一式買って家でもやってみたいと思っています」と夢を語る生徒もいました。

 3年間の作業学習で身に付けた働く力を生かし、4月からはそれぞれの場所で、元気に自分らしく生き生きと活躍してくれることを期待しています。

総合成果報告会が行われました

 2月9日(金)3・4時間目、1年間の総合的な探求の時間で学んできた内容を発表する、総合成果報告会が行われ、保護者の参観のもと行われました。

 1学年は「地域を知ろう」というテーマのもと、旧花田家番屋、古枝水産、鬼鹿厳島神社を見学し、学習を進めてきました。学習を通して、小平町は「自然がたくさんあり、ホタテや魚がとれる街」、「松前神楽が今でも続いていること」、「小さな街でも楽しく過ごせる街」であることを知ることができました。

 成果報告会当日は、学習した内容と学んだことについて堂々と報告することができました。また、クイズでは報告者が楽しい雰囲気をつくり、盛り上げることができました。

 2学年の総合的な探求の時間のテーマは「地域をPRしよう」です。今年度は道の駅の地域連携機能に着目し、「道の駅おびら鰊番屋」にスポットを当てたパンフレットを作製しました。2回の現地調査を経て、生徒が自分の担当ページを個性豊かに表現し、とても楽しいパンフレットが完成しました。成果報告会では、自分たちで台詞や構成を考えて発表することができました。パンフレットは、「道の駅」や「群来る」などに設置される予定です。ぜひ手に取ってご覧いただけば幸いです。

 3学年は「地域に貢献する」をテーマに1年間学習を進めました。これまでお世話になった鬼鹿という町に対して何ができるだろうかを考え、「神社祭のお手伝い」と「環境美化ポスターの作成」を行いました。

 毎年7月頃に開催されている神社祭に向けて、道路の飾り付けを例年本校の3年生が担当させていただいています。「神社祭が盛り上がって欲しい」「参加した人が笑顔になってほしい」という願いを込めて、丁寧に花飾りを取り付けました。

 また、町内を散策している中で海にごみがたくさん流れ着いていることに気づきました。毎年たくさんの海水浴客が訪れる鬼鹿ツインビーチが、もっときれいに、みんなが楽しめる場所になってほしいという願いを込めて、環境美化ポスターを3枚作りました。こちらは本校のホームページにアップロードしていていつでも見られるようになっています。

 本校の特色のひとつでもある、「鬼鹿とのつながり」を1~3年生それぞれ実際に目で見て、肌で感じながら学ぶことができたと思います。来年度も引き続き、地域での学びの機会を大切に、本校での学習に取り組んでいってほしいと思います。

 

第5回全校朝会が行われました

2月5日(月)2時間目、今年度最後の全校朝会が行われました。今回は各委員会の活動報告と情報モラルについての講話を行いました。

 各委員会の活動報告では、生徒会長をはじめ、各委員会の代表が今年度の活動内容や成果を報告しました。どの委員会も1年間計画どおりにすすめることができたようです。全校生徒は各委員会の活動報告に静かに耳を傾けていました。

 情報モラルについては、本校ICT担当の教諭が講話を行いました。特に、スマホの使いすぎや依存について、インターネット上の出会いについて、闇バイトについて、実際の事件や生徒の身に起こりうる内容を盛り込んだ話を聞き、教諭からケースごとに出されたGoogleフォームの質問に、1人一台端末のiPadで回答する等の活動にも取り組みました。教諭からの投げかけに対し、自分から発言する生徒も多く、高い関心があることが感じられました。

スマートフォン等の使い方に関して、心配なことがあればいつでも相談に乗り、トラブルを未然防止できるよう、学校全体で取り組んでいけたらと思います。また、生徒自身が自分で自分の身を守ることができるよう、トラブルに巻き込まれる前に回避できるよう、指導を継続していきます。

PTA研修会が行われました

 1/15(月)14:30~16:00、本校PTA主催のPTA研修会が本校体育館で行われました。「教育課程編成について~作業学習を中心に~」と題して、講師は、北海道新篠津高等養護学校長 立田俊治様にご講演いただきました。

 主に、作業学習の基本的な考え方、作業工程分析など、作業学習全般について、これまでの立田様の授業実践事例を交えてお話いただき、作業学習そのものの題材研究や作業工程分析を行うことで生徒への指導のアプローチを検討することなど、作業学習を「働く場」と生徒がいかに認識し、作業学習で学習していることが卒業後の生活に結びついているということを理解するように授業を組み立てる必要があるということを改めて深く考えさせられました。作業工程分析は実際に教材研究として必要なことと、改めて感じ、生徒の実態に応じてどのような支援が適切かは作業工程分析によって整理されるのではないかと感じました。

 立田様がおっしゃっていた、「青年期は働く活動に真剣に取り組む姿が美しい」という言葉に、非常に感激しました。指導者である教師が事業主・施設長の視点をもって生徒を指導するという視点をもち、学校での多くの学びが生徒の就労意欲につながるよう、今後の指導に熱心に取り組んで参りたいと思います。

 最後に、公務御多用の中、また、暴風雪という悪天候の中お越しいただきました立田俊治様には、遠く小平町鬼鹿まで足をお運びいただき、また、貴重なお話をいただきまして誠にありがとうございました。