おんねの丘から

【3学年】生活科学~「衣食住(食)」

 3学年の生活科学では「衣食住(食)」の単元に入り、調理実習を行いました。

 1年次は新型コロナウイルス感染症の影響により調理することができませんでしたが、栄養素について学習しました。2年次は前年度の復習をした後、身近な調理器具の使い方について焦点を当てて学習を進め、「豚汁」と「コールスロー風サラダ」を作りました。そして今年度は、個人で栄養バランスの良い献立を考える活動に取り組むとともに、他の生徒との話し合いをとおして調理するものを決定する事前学習を行いました。

 調理実習当日は一人一人がレシピを確認し、グループの仲間と役割分担しながら調理を進め、「回鍋肉」と「もやしと小松菜のおひたし」を作ることができました。

 事後学習では、今までの学習内容や調理実習の振り返りだけでなく、ワークシートを活用してコンビニエンスストアで栄養バランスを考えて一食分購入することを想定したワークなどにも取り組みました。

 身近な「調理」は「身体の健康」に強い結び付きがあるため、「バランスの良い食事を心掛ける」など、学んだことを卒業後の就労・生活場面に生かしてほしいと思います。

絆づくりメッセージコンクールで表彰されました

 北海道いじめ問題等対策連絡協議会が主催している、いじめやネットトラブルの根絶を目指し、よりよい人間関係づくりを呼びかけるメッセージを青少年から募集する「絆づくりメッセージコンクール」において、本校生徒会が留萌管内最優秀賞を受賞しました。

 昨年度までは個人やHR単位で絆づくりメッセージコンクールへの応募を行っておりました。今年度は生徒会執行部が中心となって全校生徒に呼びかけを行い、Googleフォームを使って全校生徒の意見を集め、小平高等養護学校生徒会として「その気持ち 相手に言って 大丈夫?」という1つのメッセージにして応募しました。

 16日には表彰式が行われ、留萌教育局局長 大畑明美 様から生徒会執行部の生徒が代表して賞状を受け取りました。

 生徒からは「これからもいじめ防止に向けた取り組みを行っていきたい。」と考えていました。今後も生徒会としての取組を推進していきます。

【2学年】国語~年賀状

 国語では年賀状についての学習を行っています。実際に年賀状の作成に入る前に、生徒たちは年賀状の意義や決まり事、現在は年賀状を出さず、SNSやメールなどで新年の挨拶を済ませることのメリットやデメリットを調べ、スライドにまとめて、共有しました。

 特に、年賀状は「遠方の知り合い」や「目上の人」に対して本年の感謝の気持ちを伝えること、来年も本年と変わらぬお付き合いをお願いしたいことを伝えるために出すもの、というところに着目して、年賀状を出す相手を決めました。相手によって年賀状のデザインが変わることを頭に置いて、iPadを活用して年賀状を作成していました。

 日本の古くからの年賀状文化について学び、実際の年賀状作成に生かすことができた学習となりました。

 

【2学年】調理実習

 今回の2学年生活科学Bグループの調理実習は、ナポリタン・たらこパスタ・コンソメスープ・ヨーグルト和えを作りました。

 事前にスープの野菜の切り方を自分たちで決め、実習中、タブレットを見て切り方を確認したり、先生に演示してもらったりして、色々な切り方に挑戦しています。

 実習後の振り返りでは、「おいしくできた」「実習をやってみて、これならできそうだと思った。家で作ってみたい」と話していました。 実習の経験を生かして、家庭でも調理に挑戦してもらいたいです。

 Aグループは12月10日(火)に調理実習を行いました。千切りキャベツを使い、包丁を使わずに餃子のタネを作りました。ぎょうざの包み方を事前に分担して決め、ひだを作るタイプ、しゅうまいの形に包むタイプ、棒餃子にするタイプで、それぞれ挑戦して包みました。試食の際は、「どの形もおいしいね」や「みんなで作るとおいしくなるね!」など、感想を伝え合いながら、おいしく食べることができました。

生徒会役員選挙が行われました

 12月10日に生徒会役員選挙の立会演説会と投票が行われました。

 立会演説会では、立候補した生徒から「一人一人の意見を尊重する学校にしたい。」「全校生徒にアンケートを実施したい。」等、より良い学校にしたいという熱い思いが伝わる演説内容でした。

 演説会のあと生徒は、3学年の選挙管理委員2名の立会のもと、投票券を持参し、順番に投票する候補者名を記載台で書いて、投票しました。投票箱と記載台は小平町よりお借りしており、実際の選挙と同じ形式で行いました。

 それぞれの役職に対し、候補者1名のため、信任投票となりました。必要な信任を得て、全員当選することができました。新たに役員となった生徒達によって、小平高等養護学校の生徒会活動がさらに活気付くことを期待しております。

 

 

キンボール体験教室

 11月27日(水)5、6校時、小平町スポーツ推進委員の大滝英治さんにご指導していただき、全校でキンボール体験教室を行いました。この事業は、小平町教育委員会主催で近年毎年行っています。キンボールは、4人1チームで、1度に3チームが同時に試合を行います。大きなボールを1チームが持ち、ボールを手放す前にチームを指名します。相手が取りにくいところを狙って、床に落ちたら得点することができる、ネットのないバレーボールのようなスポーツです。生徒からは、「楽しかった、またやりたいです」「狙うのが楽しいです」「大きいボールを取ることができたとき、嬉しかったです」と言った感想がありました。

 御指導下さりました、大滝さん、B&Gの伊藤さんありがとうございました。

第4回全校朝会が行われました

 12月9日(月)1校時、第4回全校朝会を行いました。主な内容は、①卓球大会結果報告会、②冬休みの生活について、③感染症対策について、④冬休みのiPadの持ち帰りについてでした。

 木工科2年宮田翔伍さんが、9月に福島県で行われた、「パラIDジャパン年代別オープン卓球大会10代の部」で3位の成績を収めたことについて、報告会を行いました。このことを大々的に報じた留萌新聞やその時の賞状を全校生徒に見せました。また、インタビューでは、「ずっと勝てなかった相手に勝つことができて嬉しかった」「いろいろな方が応援してくれていて、知らない人もおめでとうと言葉をかけてくれた」などと、話してくれました。今後の更なる活躍を期待して、みんなで拍手を送りました。

 冬休みの生活についてでは、雪道を歩くときに気をつけることや、除雪車や屋根雪など冬に多い事故についてのお話がありました。また、ついついだらけてしまいそうになる年末年始の生活やスマートフォン、ゲームなどの使い方についてのお話では、卒業後の生活を意識して、「早寝早起き」、「1日3食のバランスのよい食事を摂る」、「適度な運動をする」生活習慣がとても大事である事が確認できました。

 感染症対策については、1日約11回の手洗いで感染症が50%減るというデータから、対策の基本は「手洗い」だと再確認しました。しっかりと手洗いできているか良い例と悪い例を動画で見比べ、「石鹸を手に付けて流すだけになってはいないか」と自分の手洗いを振り返ることができました。

 最後は、冬休みのiPadの持ち帰りについてでした。学習や調べ物に有効活用してほしいが、たまには目を休めるようにというお話でした。

 ②~④を通して、冬休みを有意義に過ごすには、健康であることが大切だということを学びました。

【1学年】生活科学~政治と選挙~

 生活科学では、政治と選挙についての学習を行いました。日本国憲法や法律、民主主義や選挙について学びを深めました。最終日には、12月10日(火)に行われる生徒会役員選挙に向けて、模擬選挙を体験しました。「生徒会長」「副会長」「庶務」のそれぞれの立候補者の公約を知り、より良い学校生活を送るために、立候補者の公約と自分たちの思いを照らし合わせて、投票する人を選んでいました。また、実際に選挙で使われる投票記載台や投票箱を借用させていただいたことで、緊張感をもち、より実践に近い形で取り組むことができました。

 模擬選挙を終えての感想を聞いたところ、「投票の流れをこれから覚えていきたい」という生徒会役員選挙に向けての意欲的な発言も見られました。

【窯業科】1学年他学科作業(窯業作業)

 11月19日から30日までの期間、計6回、他学科作業で木工科1年生の4人が窯業作業を体験しました。

 鋳込みの技法によるフリーカップ制作と、板作りの技法での楕円皿及び丸皿制作、撥水剤塗布、釉薬かけと、窯業作業の流れを一通り経験しました。

 最後に取り組んだ釉薬かけの作業では「どんな色に焼きあがるか楽しみです。」といった声や「焼きあがったら教えてください。」という声など、自分たちが取り組んだ仕事の結果を楽しみにしている様子が見られました。

 初めての活動でしたが、どの作業でも落ち着いて取り組んでいました。片付けや掃除のなど木工科とやり方が違う場面がたくさんありましたが、説明をよく聞いて混乱することなく取り組めています。

 木工科の生徒が制作した製品も道の駅や販売会などで販売します。

 2週間お疲れさまでした。

【木工科】1学年他学科作業(木工作業)

 窯業科の生徒が木工作業を行う他学科週間も11月29日(金)で終了しました。挨拶や返事、わからないときに自分から確認するなどは働く上で大切な力ですが、他学科に来ても元気に挨拶・返事ができていました。

 研磨や塗装など木工作業の基本、糸のこやトリマーなどの機械を使っての作業を行いました。研磨などは「窯業作業でもしています」との声もあり、上手にできていました。

 木工科は大型機械などの音があり、安全を意識して大きな声で返事をしなければならなかったり、作業日誌をタブレット記入したりなど、最初は戸惑っていましたが、最終日にはしっかりとできていました。自学科に戻ったときに学んだことを発揮してもらえればと思います。