おんねの丘から
総合成果報告会が行われました
2月9日(金)3・4時間目、1年間の総合的な探求の時間で学んできた内容を発表する、総合成果報告会が行われ、保護者の参観のもと行われました。
1学年は「地域を知ろう」というテーマのもと、旧花田家番屋、古枝水産、鬼鹿厳島神社を見学し、学習を進めてきました。学習を通して、小平町は「自然がたくさんあり、ホタテや魚がとれる街」、「松前神楽が今でも続いていること」、「小さな街でも楽しく過ごせる街」であることを知ることができました。
成果報告会当日は、学習した内容と学んだことについて堂々と報告することができました。また、クイズでは報告者が楽しい雰囲気をつくり、盛り上げることができました。
2学年の総合的な探求の時間のテーマは「地域をPRしよう」です。今年度は道の駅の地域連携機能に着目し、「道の駅おびら鰊番屋」にスポットを当てたパンフレットを作製しました。2回の現地調査を経て、生徒が自分の担当ページを個性豊かに表現し、とても楽しいパンフレットが完成しました。成果報告会では、自分たちで台詞や構成を考えて発表することができました。パンフレットは、「道の駅」や「群来る」などに設置される予定です。ぜひ手に取ってご覧いただけば幸いです。
3学年は「地域に貢献する」をテーマに1年間学習を進めました。これまでお世話になった鬼鹿という町に対して何ができるだろうかを考え、「神社祭のお手伝い」と「環境美化ポスターの作成」を行いました。
毎年7月頃に開催されている神社祭に向けて、道路の飾り付けを例年本校の3年生が担当させていただいています。「神社祭が盛り上がって欲しい」「参加した人が笑顔になってほしい」という願いを込めて、丁寧に花飾りを取り付けました。
また、町内を散策している中で海にごみがたくさん流れ着いていることに気づきました。毎年たくさんの海水浴客が訪れる鬼鹿ツインビーチが、もっときれいに、みんなが楽しめる場所になってほしいという願いを込めて、環境美化ポスターを3枚作りました。こちらは本校のホームページにアップロードしていていつでも見られるようになっています。
本校の特色のひとつでもある、「鬼鹿とのつながり」を1~3年生それぞれ実際に目で見て、肌で感じながら学ぶことができたと思います。来年度も引き続き、地域での学びの機会を大切に、本校での学習に取り組んでいってほしいと思います。
第5回全校朝会が行われました
2月5日(月)2時間目、今年度最後の全校朝会が行われました。今回は各委員会の活動報告と情報モラルについての講話を行いました。
各委員会の活動報告では、生徒会長をはじめ、各委員会の代表が今年度の活動内容や成果を報告しました。どの委員会も1年間計画どおりにすすめることができたようです。全校生徒は各委員会の活動報告に静かに耳を傾けていました。
情報モラルについては、本校ICT担当の教諭が講話を行いました。特に、スマホの使いすぎや依存について、インターネット上の出会いについて、闇バイトについて、実際の事件や生徒の身に起こりうる内容を盛り込んだ話を聞き、教諭からケースごとに出されたGoogleフォームの質問に、1人一台端末のiPadで回答する等の活動にも取り組みました。教諭からの投げかけに対し、自分から発言する生徒も多く、高い関心があることが感じられました。
スマートフォン等の使い方に関して、心配なことがあればいつでも相談に乗り、トラブルを未然防止できるよう、学校全体で取り組んでいけたらと思います。また、生徒自身が自分で自分の身を守ることができるよう、トラブルに巻き込まれる前に回避できるよう、指導を継続していきます。
PTA研修会が行われました
1/15(月)14:30~16:00、本校PTA主催のPTA研修会が本校体育館で行われました。「教育課程編成について~作業学習を中心に~」と題して、講師は、北海道新篠津高等養護学校長 立田俊治様にご講演いただきました。
主に、作業学習の基本的な考え方、作業工程分析など、作業学習全般について、これまでの立田様の授業実践事例を交えてお話いただき、作業学習そのものの題材研究や作業工程分析を行うことで生徒への指導のアプローチを検討することなど、作業学習を「働く場」と生徒がいかに認識し、作業学習で学習していることが卒業後の生活に結びついているということを理解するように授業を組み立てる必要があるということを改めて深く考えさせられました。作業工程分析は実際に教材研究として必要なことと、改めて感じ、生徒の実態に応じてどのような支援が適切かは作業工程分析によって整理されるのではないかと感じました。
立田様がおっしゃっていた、「青年期は働く活動に真剣に取り組む姿が美しい」という言葉に、非常に感激しました。指導者である教師が事業主・施設長の視点をもって生徒を指導するという視点をもち、学校での多くの学びが生徒の就労意欲につながるよう、今後の指導に熱心に取り組んで参りたいと思います。
最後に、公務御多用の中、また、暴風雪という悪天候の中お越しいただきました立田俊治様には、遠く小平町鬼鹿まで足をお運びいただき、また、貴重なお話をいただきまして誠にありがとうございました。
3学期がはじまりました
24日間の冬休みを終え、1/14(日)に寄宿舎に戻ってきた生徒たち。悪天候のため始業式当日の15日(月)も帰舎できていない生徒がいる中でしたが、楽しく充実した冬休み・お正月を過ごし、元気な姿で登校してきてくれました。
始業式では校長より、「始業式・新年を迎え、生徒の皆さんが元気にこの場に集まってきていることを嬉しく思います。新年早々の災害や飛行機事故など、目を疑うような災害・事故がありましたが、本校は通常通り学校再開できたことを嬉しく思います。3学期も引き続き、好奇心・持続力・コミュニケーションを継続することで力になり、社会で生き抜く力を付けていってください。また、3年生にとっては、3学期は3年間のまとめとなりあっという間に過ぎますので、短い時間ですが卒業後の生活に向け準備をしてください」というお話がありました。また、1年生代表の言葉では、「冬休み中は規則正しい生活と計画的に勉強することを目標に過ごし、達成することができました。また、料理にも挑戦しました。3学期は挨拶と、相手に聞こえる声で話すこと、後輩の手本となるように頑張りたいです」と話していました。
始業式終了後は、生徒会認証式が行われ、校長より新生徒会執行部に認証状が手渡されました。旧生徒会長の挨拶では「生徒会長としてたくさんのことを経験させてもらいました。これから後輩に引き継ぎ、生徒の皆さんとともに学校を盛り上げていってほしいです」と話していました。新生徒会長の挨拶では「学校がよりよくなるために、4つの約束をします。①生徒同士がお互いを支え合う学校にすること、②全校生徒の交流がさかんな学校にすること、③生徒の皆さんが輝ける体育大会や学校祭などの行事の運営を行うこと、④挨拶が活発な学校にすること。これらを達成できるよう、頑張ります」と話していました。
始業式終了後は、各学年で学年集会が行われ、それぞれ生徒指導部、進路、学年主任から3学期意識して生活してほしいことなどを生徒にお話ししました。
3学期はまとめの学期となります。1・2年生は進級に向けて、これまで身に付けてきた働く力をさらに強化すること、3年生は就労前最後の学校生活を有意義に過ごし、最後まで、高校生活の思い出を作ってほしいと思います。まだまだ寒い日が続きますので、体調管理に気を付けながら教育活動を進めて参ります。
2023年、ありがとうございました
12月21日(木)に終業式を迎え、生徒の皆さんも悪天候の中、全員無事に帰省し、2023年も残りわずかとなりました。
この1年間を振り返ると、4月に13名の新入生をお迎えして、全校生徒30名となって今年度がスタートしました。2・3年生は進級し、学校・寄宿舎、さまざまな場面で、小平での生活でわからないことだらけで不安な様子の1年生をフォローするような頼もしい場面もたくさん見られる、頼れる先輩となりました。
6月の体育大会、7月の道の駅販売会、鬼鹿厳島神社例大祭への参加、海浜学習、5月(2年生)・9月(全学年)の現場実習、11月の学校祭・・・5月の新型コロナウイルスが5類に下がったことにより、感染対策は継続しつつも、昨年度までのコロナ対策を講じた上での教育活動からコロナ前の活動に一部戻したり、工夫したりしながら、地域の方々のお力添えをいただき、様々な教育活動を行ってきました。
本校HPも今年度新システムに移行して、大幅リニューアルを行い、本校の教育活動や鬼鹿の魅力を発信すべく、生徒の皆さんの活動・学校生活が「見える」HPづくりを目指して、更新を行ってきました。毎日たくさんの閲覧ありがとうございました。
本校の位置する留萌管内、小平町鬼鹿地区は、連日雪が降ったり、強い風が吹き、吹雪いたりと悪天候が続いております。どうか、運転や路面凍結、ホワイトアウトにはご注意ください。
本校に興味をもち、本HPをご覧になってくださっている皆様、生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様にとって、2024年がよりいい年であることをお祈りいたします。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
【1学年】クリスマスコンサートが行われました
12月21日(木)3時間目、本校2階のホールにて、1学年生徒による、ハンドベル・トーンチャイムのコンサートが行われました。
生徒は音楽の授業で、コンサートに向けて繰り返し練習を行ってきましたが、猛吹雪で早めに帰省する生徒や、欠席している生徒もいたため、職員が一部手を貸しながら、なんとかコンサートを実施することができました。コンサートでは、12名の生徒・職員で「星に願いを」をトーンチャイムで演奏した後、5名の生徒・職員で「きよしこの夜」をハンドベルで演奏し、最後に6名の生徒・職員で「ホールニューワールド」をトーンチャイムで演奏しました。
参観日となっていたこともあり、悪天候の中、保護者の皆様にも演奏を聴いていただき、たくさんの拍手をいただきました。
2学期が終了しました
本日、2学期終業式が行われました。校長からは、「興味関心をもつこと、様々なことにチャレンジすること、コミュニケーションの力は社会に出たときに大切なことである。学ぶ意欲を忘れず、いい冬休みにしてほしい」という話があり、生徒の皆さんはしっかりとした姿勢で聞いていました。
3年生の代表生徒のお話では、「2学期頑張ったことは現場実習でした。慣れない仕事でしたがスピードを重視して作業することができました。困ったときの周囲への相談は以前よりはできるようになりましたが、より確実にできるように、卒業までの2ヶ月間取り組んでいきたいです」と、話をしていました。
終業式終了後、絆づくりメッセージコンクールの表彰が行われました。先日留萌教育局長が来校し、直接表彰を受けましたが、管内最優秀賞の木工科1年、奨励賞の木工科3年・クリーニング科3年が、再度全校生徒の前で校長より表彰がありました。
明日から24日間の冬休みに入ります。毎日寒く、吹雪・大雪が続く日々ですが、体調には十分気をつけて過ごしてもらえたらと思います。1/14(日)の開舎日・15日(月)の3学期最初の登校日には、元気な姿で帰舎・登校してくるのを、教職員一同お待ちしております。
第4回全校朝会が行われました
12月11日(月)1時間目、全校朝会が行われました。まず養護教諭より、感染症の予防、手の正しい洗い方について動画を交えてのお話しがあり、その後、生徒指導部より、冬休みの過ごし方についてのお話がありました。特に情報モラルについて、詳しくお話があり、生徒は配られたプリントを見ながら、真剣に聞いていました。
本校は12月21日(木)に終業式、22日(金)から1月14日(日)まで冬季休業となります。有意義な休みとなるよう、また、来週2学期の締めくくりをして気持ち良く休みに入ることができるよう、体調に気をつけながら過ごしてほしいと思います。
絆づくりメッセージコンクールで入賞しました
12月5日(火)午前中、絆づくりメッセージコンクールで入賞した、木工科・クリーニング科3年生と、木工科1年生を表彰するため、留萌教育局長が来校されました。
今年度入賞したのは、絆づくりメッセージコンクール・ことば団体部門で、木工科1年の、『「私は大丈夫」だけど本当は「助けてほしい」』が最優秀賞、木工科・クリーニング科3年生の、「居場所は絆 みんなで力を合わせて 頑張ろう」が奨励賞を受賞し、木工科実習室で留萌教育局長から直接表彰状をいただきました。
生徒会役員選挙が行われました
12月5日(火)6時間目、生徒会役員選挙立会演説会・投票が行われました。会長1名、副会長1名、庶務2名で構成される生徒会執行部。1・2年生の生徒がそれぞれの役職に立候補し、立会演説を行いました。
全校生徒を支えたい、交流をさかんにしたい、行事をさかんにしたい、挨拶が活発な学校にしたい、笑顔が飛び交う学校にしたいなどと、様々な公約を述べ、アピールしていました。
その後、会議室に投票所を開設し、3学年の選挙管理委員2名の立会のもと、投票券を持参した生徒たちが順番に、投票したい候補者名を記入台で記入し、投票しました。投票箱は小平町よりお借りしており、実際の地域の選挙に近い形で行い、生徒が体験できるようにしています。
それぞれの役職に対し、候補者1名のため、信任投票となりました。新たに生徒会役員になった生徒の皆さんには、学校をよくするために頑張ってほしいと思います。
【寄宿舎】2学期 女子棟 外食会
11月16日(木)に女子棟の外食会を行いました。
2学期の外食会は小平町にある「レストハウス理尾」さんにて頂いてきました。中々のボリュームのから揚げ、とんかつ、ラーメン、ハンバーグ等みんなでワイワイ賑やかに食してきました。
キンボールを行いました
11月20日(月)3・4校時目の保健体育で、全学年合同でキンボールを行いました。講師は、小平町スポーツ推進委員の大滝様と、小平町B&G海洋センター職員の伊藤様です。
キンボールは直径122cmと大きいももの、重さは1kgもないボールを使って戦う競技です。
ボールの扱い方やゲームのルールを確認し、怪我に注意しながら楽しく取り組んでいました。
卒業生講話が行われました
11月17日(金)、本校を今年3月に卒業し、現在NPO法人就労支援B型事業所ライズ(札幌市)で就労し、グループホームで生活している僧都さんと、サービス管理責任者の千葉様が来校し、卒業生講話をしていただきました。
まずは僧都さんの在校時の様子の写真を何枚かスクリーンにうつすと、懐かしく内容を説明する様子が見られました。ライズ様では、ペッ トボトルのリサイクルを主に行っており、僧都さんも働いています。実際に働いている様子の動画を見ながら、細かく作業内容の説明をしていただきました。中には3つのことを同時に見ながらこなさなければならない仕事もあり、在校生からは「すごい」などと歓声があがっていました。僧都さんは、「すごいな、こんな風に見えているんだ」と、僧都さんにとっても自分の働く姿を客観視する、良い機会になったのではないかと思います。
グループホームについては、1人部屋で、規則正しい生活をしているとのことでした。部屋には、本校での思い出の品々が沢山飾られていたのが印象的でした。金銭帳を付けており、無駄遣いしないように気を付けているとのお話をしてくださいました。グループホームにはいくつかルールがあり、それを守りながらの共同生活ですが、お誕生日にはパーティを開いてくれて、リクエストしたメニューを用意してくださったり、鍋や焼き肉など1人ではなかなか食べにいけないもの、海鮮丼などの豪華なメニューが出る日もあったりするとのことでした。服薬に関しても、服薬カレンダーを活用し、飲み忘れることのないように自分で管理しているとのことでした。
事前に在校生が用意した質問にいくつか答えてくださいました。
身に付けておくとよい力は「状況判断・周囲を見て安全判断する力」。今後の目標は「工場長に認められ、B型の作業を制覇すること」。「高校時代、日曜日、坂を登るのがしんどかった」、「小平での生活は社会に向けた土台作り。体力つくり、作業学習をとくに頑張ってほしい」、「在学中やっておけばよかったことは、自分の悩みを考えて解決できるようになること」、「ライズでの仕事をとおして、循環の輪(SDGs)に関わることができていることが嬉しい」「笑顔の挨拶は好かれやすい」「敬語は当たり前」「人生の目標は移行支援に進んで、社会人としての力を付け、一般就労を目指していきたい」と卒業前と変わらない希望に満ちた笑顔で話していました。
僧都さんと千葉さんのお話の中で、「全体・周りの状況をよく見て仕事をすること」「笑顔」「社会貢献」「自分が言われたら嫌なことは他人に絶対にしない」とのお話をお聞きしました。このお話は生徒だけではなく、私ども社会人・教員にも当然として必要とされる力であり、深く考えさせられました。また、僧都さんは事業所でもグループホームでも本校の先輩がいるため、困ったときには頼ったり、休日に出かけたりすることもあるとのことで、小平のつながりが、遠く札幌でもつながって、助け合いながら自立に向けて生活しているということがとても嬉しく感じました。
最後に、大変お忙しい中、NPO法人就労支援B型事業所ライズ 僧都さん、サービス管理責任者の千葉様には遠く鬼鹿まで足をお運びいただき、貴重なお話をいただきましてありがとうございました。生徒の皆さんも自らの未来に向けて、今回のお話を参考にしてもらえたらと思います。
第28回学校祭が行われました
11月11日(土)、朝から初雪が降ったこの日。第28回学校祭が行われました。
午前中は体育館で、学年ごとのステージ発表が行われました。新型コロナウイルスの影響で、数年間は、動画で撮影し、それを編集した映像作品を放映する形式で学年発表を行ってきました。今年は映像部分と実際にステージで演じる部分の2つに分けて構成し、どの学年も工夫した発表を行っていました。1学年は「世界の祭り」ということで、ALTの先生から学んだ様々な世界の祭りの一部をグループに分かれて調べ、スライドにまとめ、発表を行いました。また、お祭りを実演し、会場が笑いや歓声に包まれ、最後に北島三郎さんの「まつり」を太鼓や大漁旗等を用いて披露しました。2学年は、「うた魂」という映画をもとにアレンジを加え、合唱シーンは心にしみる歌声でした。最後の手話ソングは涙を流す保護者さんもいらっしゃったことでしょう。3学年は「サウンド・オブ・ミュージック」。3年間の集大成。映像と生徒の心のこもった演技で観客はサウンド・オブ・ミュージックの世界に引き込まれたことと思います。
午後からは学科即売会・縁日を行いました。木工科・窯業科は日々の作業学習で製作した製品を販売する学科即売会、クリーニング科は普段のクリーニング作業で培ったサービス精神で縁日を実施しました。どの学科も長蛇の列ができ、製品をたくさん買い求める方や、縁日を楽しむ子ども達、童心に返って楽しむ保護者さんもいらっしゃいました。
また、施設販売として、留萌管内の事業所様、藤田水産様、ローソン様にもご出店いただき、製品販売が行われました。
また、同窓会(オンネ会)も久しぶりに開催されたことで、卒業生が久しぶりに顔を合わせ、先生方との交流や後輩との交流を楽しんでいました。
コロナ禍前に少しずつ戻った学校祭。生徒も職員も一体となって、熱くなって取り組んだ学校祭は、忘れられない思い出になったことでしょう。
ご来校いただきました留萌教育局長様をはじめ、小平町教育委員会教育長様、近隣学校の学校長様、藤田水産様、地域の幼稚園・小学校・中学校の先生方、地域の方々、卒業生の皆さん、保護者の皆様、数多くの方々に足をお運びいただきましてありがとうございました。生徒が精一杯準備してきた成果を発揮し、それを多くの方に見ていただいたことで大きな自信になったかと思います。
今後も本校の教育活動にご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
学校祭当日に初雪が降りました
11月11日(土)、学校祭当日。前日からの予報どおり、日本海から吹く強い風とともに鬼鹿にも初雪が降りました。路面状況、視界の悪い中、ご来校いただいた皆様、ありがとうございます。学校祭につきましては、また別な記事でご紹介させていただきます。
学校祭総練習が行われました
11月8日(水)、週末の11月11日土曜日に行われる学校祭の本番に向けて、午前中は各学年の学年発表のリハーサル、午後からは各学科の即売会・縁日のロールプレイングが行われました。生徒・職員という観客がいる中で、これまでそれぞれ準備してきた練習の成果を発揮することができていたと思います。
今年度の学年発表は、昨年までの全て動画撮影をして編集したものを放送するのではなく、生徒ができる部分は生徒が動画を制作したり、ステージ発表も探求活動として、調べ学習をとおしてテーマ性をもった発表があったりと、学年それぞれ趣向を凝らした発表がありました。当日はぜひ、1~3学年それぞれの作品を直接鑑賞していただけたら幸いです。
午後の即売会・縁日のロールプレイングは、他の学科の生徒、職員が客役となり、実際に接客を行いました。生徒は当日保護者と一緒に、即売会・縁日を回り、買い物を楽しむことができるので、どんな製品が売っているか、仲間がどのように接客しているかを観察する良い機会になったと思います。木工科・窯業科は生徒が日々の作業学習で丹精込めて製作した製品、クリーニング科は普段の作業で培ったサービス精神で、縁日でおもてなしいたします。
また、学校祭の宣伝に関わって、小平町内、留萌管内の多くの施設、事業所、学校・幼稚園・保育園様には、快くポスターの掲示を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。
当日は多くの皆様のご来校を、全生徒・職員一同、心よりお待ちしております。
北海道教育委員会教育部長様が来校されました
10月31日(火)に、留萌管内教育行政視察として、北海道教育委員会教育部長 北村英則様、総務政策局総務課主任 吹田佳奈美様、留萌教育局長 川村秀明様、留萌教育局義務教育指導監 大城郁子様、留萌教育局教育支援課長 入澤幸博様の5名の方々が来校され、本校を視察されました。
来校された5名の皆様には、1・3年生の作業学習をご視察いただきました。3年生の代表生徒が現在行っている作業や、並べられている製品等について、説明を行いました。
窯業科では、学校祭の即売会で販売する製品の紹介をし、卒業制作に向けた花器の製作風景を見学されました。「普段通りの作業の様子を見ていただくことができてよかった」と、説明を担当した生徒は話していました。
クリーニング科では、まずクリーニング実習室での作業内容について説明し、受注の受付から行っていることを説明しました。その後、本日行っていた窓クリーニングの作業を紹介し、工程を丁寧に説明していました。案内をした生徒は「緊張したけれど、丁寧に説明することができた」と話していました。
木工科では、現在製作しているスツールなどの製品、その他これまで製作してきた製品について説明を行いました。学科の案内をした生徒の感想として、「学科の説明をしたのが今年初めてで、少し緊張したけど、説明やおもてなしがしっかりできて良かったです。」と話していました。
視察であっても、生徒は落ち着いて作業学習に取り組むことができ、挨拶や返事などの働く力を発揮することができました。北村様、吹田様、川村様、大城様、入澤様におかれましては、ご多用の中、本校の作業学習・校内施設をご視察いただき、ありがとうございました。
【寄宿舎】2学期 男子棟 外食会
10月19日(木)に男子棟の外食会を行いました。
2学期の外食会は苫前町にある「とままえふわっと」さんのレストランにて御膳を頂いてきました。中々のボリュームの揚げ物に刺身、茶わん蒸し等、みんなで感染症対策をとりつつも、ワイワイ賑やかに食してきました。また一つ、いい思い出になってくれたらいいなと思います。
「小平の農業について」の講演をお聞きしました
10月19日(木)4時間目、向井ファームなど複数の会社を経営されている、向井勝広様と、鬼鹿厳島神社宮司であり、小平町議会議員でもある瀧川司様をお迎えし、小平の農業について、小平で育て、出荷されているお米についての講演をお聞きしました。本校の総合的な探求の時間では、主に漁業、ホタテの養殖についての学習が主でしたが、「小平町は農業もさかんであることを知ってほしい!」ということで、実際に農家でお米を育ててらっしゃる向井様をお招きし、今回の講演会が実現しました。
講演の中で、昭和40年代は北海道のお米はおいしくないということで人気がなかったこと、その後品種改良がなされ、きらら397などのお米に人気が出て、ゆきひかり・ゆめぴりか・ななつぼしなどの人気の品種のお米が育てられるようになり、北海道米が北海道内外をとおして人気になったこと、また北海道でも温暖化が進み、お米の栽培に合う気候になり、小平町でも米農家が増えた、というお話がありました。小平地区、達布地区でつくれられており、特に小平は土地が粘土質で稲作には合うということでした。
また、お米の他にも、小平牛の歴史についてもお話いただきました。平成初期に国からの交付金で福島県から和牛を数十頭買って育てたことに始まり、今では、血統がいいということで、最高ランクのA5ランクの和牛と言われているということでした。
ご講演の後、生徒や職員から質疑応答が行われました。「お米を精米してからどこで売っているか」、「具体的に小平のお米を買うことができるお店はあるか」、「他に育てる予定の作物はあるか」、「お米を作るうえで困ることはあるか」、「小平町内でお米を卸している飲食店はあるか」、「さまざまなお仕事をしている中で大切にしていることはあるか」などといった質問がなされました。どの質問にも丁寧にお答えいただき、たくさんの学びを得ることができました。何より、「いろんな仕事をしているけれど、農業が一番楽しい!」と笑顔でお話される向井様の一言には、心を打たれ、生徒に「働くことの楽しさ」が伝わっていたらと思います。
特に強くおっしゃっていたのは、現在、農業も酪農(和牛センター)も人手不足で、農業や酪農に興味をもってくれる生徒がいれば・・・というお話もありました。
最後に生徒会副会長より、講演のお礼に作業学習で製作した製品のプレゼントと謝辞が述べられました。
また、今回お米の寄贈があり、ゆめぴりか・ななつぼし20kgを講演会当日の給食でいただきました。光輝くお米にうっとりする生徒・職員、口に入れた瞬間、笑みがこぼれる生徒、「おいしい」と思わず声の出る生徒など、喜びの声が聞こえました。この日の給食が鮭のちゃんちゃん焼きだったこともあり、おいしいご飯にはぴったりなおかずで山盛りのごはんをじっくり味わう生徒・職員ばかりでした。
最後に、講演していただきました向井様、農業に従事されている方々と本校とのご縁を繋げてくださった瀧川様にはお礼申し上げます。お忙しい中、ありがとうございました。
現場実習決意発表会・報告会が行われました。
去る9月8日に、全校で現場実習決意発表会が行われました。1年生は4日間、2年生は2週間、3年生は4週間(前提実習)に向けて、自分の目標や克服したいこと等をステージ上でそれぞれ発表しました。実習の目標や意気込みを大きな声で発表し、実習への意欲を感じました。ステージ横には、生徒の名前、顔写真と実習先の写真がスクリーンに映し出されていました。
10月13日には、保護者の皆様の参観の中で、現場実習報告会が行われました。それぞれ目標が達成できたかどうか、今後どのようなことに努力していくか、2・3年生の中には自宅以外の場で生活を送りながら実習に取り組んでいた生徒もいたため、その点についても発表がありました。
最後に校長から、以下のお話をいただきました。
社会に出て仕事をすると報酬がもらえ、やりがいを感じるようになる。
会社や事業所で働くことができるのは,働いてもらいたいと必要とされている証である。
人間は、必要とされていることに喜びを感じ、喜びの中でもっとできるようになりたいと成長する。
そうすると、仕事をしていること自体に喜びを感じ、人に感謝されることに豊かに生きていることを実感する。
いろんな考え方や見方ができる人として成長することができ、豊かに生きることにつながる。
今回の経験(現場実習)でどんなことを感じたか。それぞれ、考えてみてほしい。
各学年それぞれ、1年生は初めて働くということを「知り」、2年生は自分が将来働きたいと思える仕事を「見つけ」、3年生は卒業後の就労先を「決める」ことができたでしょうか。進級・卒業までに自分と向き合いながら、学校生活・寄宿舎生活に励んでほしいと思います。
夏期体力つくりが終了しました
今週いっぱいで夏期の体力つくり(校外ランニング、ペースランニング)が終了となりました。鬼鹿の海や様々な植物、虫などの生き物を見ながら(時には避けながら)、季節を感じるコースを走ってきました。暑いときも、肌寒いときも、自分自身の体力向上のために、自分のペースで一生懸命走りきる姿はどの学年も、素晴らしいものでした。今週は天候も悪く、水曜日の校外ランニングをもって、今期の外での体力つくりは終了となりました。3年生にとってはこれが高校生活最後の外での体力つくりとなりました。半年後に卒業を迎えますが、3年間、このきつい坂道のあるコースに挑み、力をつけてきたことを糧に、卒業後もランニングやウォーキングなど、外で体を動かすことを続けてもらえたらと思います。
来週から学校祭の特別時間割が始まりますので、体力つくりはしばらくお休みとなります。学校祭が終わってからはまた室内で、冬期は筋力トレーニングとエアロビクスのトレーニングを行っていきます。「働く力」の1つである、体力向上のために体力つくりに励んでもらえたらと思います。
【寄宿舎】2学期 女子棟 棟活動
10月12日(木)に女子棟の棟活動を行いました。
今回の棟活動は、海岸沿いを散歩、テレビゲーム、ホットケーキ作りと各々やってみたい事を舎室担当の先生と一緒に楽しみました。
【1学年】現場実習
9月25日から9月28日までの4日間、小平町鬼鹿の企業・福祉事業所での現場実習・校内実習を行いました。
9月11日(月)から4日間行われた終日作業で「長時間働く」ということを初めて経験した1年生。終日作業でさらに明らかになった自らの課題と向き合いながらも、自分の得意なところは引き出しながら、実際に働く現場で働くことに挑戦しました。入学してから約半年。日々の学校生活や作業学習で身に付けてきた力を発揮することができた生徒、新たな課題や目標が見つかった生徒など、様々いたようですが、4日間終えた生徒の表情を見るとやりきった表情を見せてくれる生徒が多くいました。
今回の経験を糧にして、また作業学習を中心とした授業の中で働く力 をつけていってほしいと思います。
今回の現場実習にあたり、実習の受け入れに御協力いただいた、小平町鬼鹿の事業所や企業の皆様、ありがとうございました。
【寄宿舎】2学期男子棟活動
9月14日(木)に男子棟の棟活動を行いました。
男子棟の棟活動は買い物学習、野外焼き鳥調理体験、アナログゲームと各々やってみたい事をそれぞれの班に分かれて行いました。焼き鳥調理体験は棟活動としては初めての試みでしたが、みんな楽しく交流できておいしく焼き鳥を頂きました。
1年生終日作業週間
1年生は9/25(月)~9/28(木)の現場実習に向けて、今週9/11(月)~14(木)の4日間、初めての終日作業に取り組みました。
木工科は、ついたてとスプーンの製作に取り組みました。生徒は、「スプーンの研磨が大変でしたが一生懸命取り組みました」「仲間と協力したことや、困ったことがあったらしっかりと確認することができました」「ずっと立ちっぱなしで大変でした」と答えてくれました。
クリーニング科はじゅうたんクリーニングや、受注を受けたエプロンやハンカチのアイロン、寄宿舎の舎室の外窓クリーニングに取り組みました。「6mポールが重くて大変だったけど頑張りました」「1日で13枚のエプロンを仕上げることができました」と、やりきった表情で作業室から退出していきました。
窯業科では、板作りや鋳込みでの製品製作や、撥水剤塗布・釉薬掛け、窯詰めと、一連の製品製作の作業に取り組んでいました。「特に頑張ったことは釉掛けと窯詰めです」と話してくれました。担当教諭からは、「挨拶、返事、報告が全員に聞こえる声でできるようになってきました!」と成長が感じられる4日間だったようです。
次は再来週に迫った初めての現場実習に向けて、心身の調子を整え、実習に臨んでもらえたらと思います。
【クリーニング科】校外作業に行ってきました!
9/7(木)9時20分~14時20分、小平町多目的防災交流施設群来る様で、クリーニング科2,3年生3名で窓クリーニングを実施してきました。すっきりとした秋晴れで天候にも恵まれ、4時間近く作業に取り組みました。
2階の窓の作業(6Mのポールを使って行う高難易度の作業)は2年生と3年生の男子生徒2名で協力して取り組み、時間内に依頼された窓をクリーニングすることができました。2年生の女子生徒1名は、1メートルポールを巧みに使いこなし、職員と協力しながら取り組み、1階の窓を全てクリーニングすることができました。
生徒と職員総勢6名で協力して挑み、依頼された仕事をほぼ終わらせることができました。施設を利用する方々にあたたかく挨拶され、支所長様にもお礼をいただき、とても充実した校外作業となりました。
2年生終日作業週間
2年生は9/19(月)~9/29(金)の現場実習に向けて、今週9/4(月)~7(木)の4日間、終日作業に取り組みました。
木工科は、スタッキングボックスとカップホルダーの製作に取り組みました。「だんだん作業のスピードが素早くなり、時間があっという間に過ぎた」「2週間実習に行くので、4日間の終日作業は余裕でした!」と明るく答えてくれました。製品のできあがりが楽しみです。
クリーニング科はじゅうたんクリーニングや、カークリーニング、Yシャツプレス、窓クリーニングの校外作業に取り組みました。「いつもより丁寧に作業を頑張りました」「これからも体調に気をつけながら作業を頑張ります」「仲間と協力して話し合って作業することができました」「時間のメリハリをつけて作業できました」と感想を話してくれました。たくさんの受注品を仕上げ、配達に行く姿は頼もしかったです。
窯業科では、より作りでの製品製作や板作り、撥水剤塗布・釉薬掛けと、一連の製品製作の作業に取り組んでいました。「人の顔を見て聞き取りやすい声で話すなど、良い印象を与えることを頑張りました」「長時間働き続け、目標を達成させるためどうすればいいか考えるようになりました」と話してくれました。製品ができあがるまでに乾燥等の工程が入り、時間の掛かる窯業科。自分の目標と製品に向き合いながら作業することができたことが伝わってきました。
2年生は5月に1度、4日間の現場実習を経験しているため、今年度2度目の現場実習となります。2週間後の実習に向けて、体調管理に注意して過ごしてもらえたらと思います。
3年生終日作業週間
3年生は9/11(月)~10/6(金)の現場実習(前提実習)に向けて、今週8/28(月)~31(木)の4日間、終日作業に取り組んでいます。
木工科は、「スツールを目標の工程まで製作すること」、「けがをしないこと」を目標に、作業に取り組んでいました。スツールはこれまで製作していた材とは異なり、「かば」という堅くて加工が難しい種類の材で製作しています。それぞれ、昇降盤で木材の受け取りや、研磨をひたすら取り組み、「終日作業の中で一番研磨を頑張っています!」と元気に話してくれる生徒もいました。
クリーニング科は1名ですが、4日間外の窓クリーニングを行っています。6mポールで2階の窓を清掃したり、汚れの目立つ場所を短めの1,3mポールで清掃したりしています。実習先で、「いらっしゃいませ」を元気に言うこと、スピードを落とさずに丁寧に作業に取り組むことを目標に取り組んでいました。担当の先生からは歩き方などの態度を意識すること、4日館、質・ペースを落とさず作業に取り組むこと、体調管理をすることなどの助言を受けていました。
窯業科では、レギュラーボールやおつまみ小鉢、マルチボウル小などのより製品を製作していました。チャレンジダービーと題し、時間を意識しながら製作数を向上させることを目標としていました。また、身の回りのきれいさや身だしなみに気をつけることについても気を配りながら作業に取り組んでいました。生徒はそれぞれ製作しているものは違いましたが、規格を考えながら様々な道具で成形する姿が見られました。
暑い中での終日作業ですが、作業室に入ると元気な挨拶が返ってきて、どの生徒も真剣に取り組んでいて、さすが3年生、と感じました。現場実習に向けて力をつけていってほしいと思います。
暑い中でも頑張っています!
夏休みが終わり、学校生活がまた始まったかと思いきや、今度は残暑厳しく連日30度超えが続き、一部学習活動を変更したり、水分補給や塩分を摂取し休憩したりしながら学習を行っています。体調不良を訴える生徒もちらほら見受けられますが、ひどい熱中症になり、緊急の対応を取らなければならなくなるような状況が起こることもなく、今のところ、日々の学習に一生懸命取り組んでいます。
体力つくりは、夏季期間は普段校外に出てランニングを行っておりますが、校舎の周りを周回するコースでウォーキングとストレッチを行っています。動きやすい気温の中、(それでも気温は高め・・・)、生徒同士や先生方と会話しながら、笑顔でウォーキングに取り組む生徒や、自分のペースで黙々と歩く生徒など、それぞれの形・ペースでウォーキングする姿が見られました。
今後急に気温が下がったり上がったりと、せわしない北海道の季節ですが、体調管理に気をつけながら、終日作業や現場実習に備えてほしいと思います。
2学期がはじまりました
24日間の夏休みを終え、8/20(日)に寄宿舎に戻ってきた生徒たち。肌が少し日焼けした生徒や旅行やお祭りなどに行った思い出を楽しそうに話してくれた生徒など、元気に登校してくれました。
始業式では、校長より、1学期終業式でお話ししたことを振り返りながら、「2学期も挨拶など、自立につながるよう頑張ってほしい」というお話がありました。また、2年生の代表の言葉では、「秋に行われる現場実習に向けて、いろんな人とコミュニケーションを積極的にとっていきたいです」と話していました。
始業式終了後は、各学年で学年集会が行われ、それぞれ生徒指導部、進路、学年主任から2学期に身に付けてほしいことなどを生徒にお話ししました。
2学期は各学年で現場実習、学校祭と行事が目白押しです。しばらく気温の高い日が続きますが、体調管理に気をつけながら、学習活動をすすめて参ります。
非行防止教室が行われました
7/27(金)3時間目、非行防止教室が行われました。講師は留萌警察署生活安全課の笹森様です。
内容としては、①インターネットトラブル、②闇バイト、③薬物乱用防止の3点にわたって特に夏休みに気を付けてほしいことをお話ししていただきました。
ネットトラブルはSNSのグループトークでのいじめについて、ネットゲームでのトラブル、わいせつ写真の流出についてお話してくださいました。
闇バイトについては詳しく概要をお話ししてくださり、犯罪にかかわる前に相談するということをお話しくださいました。
薬物乱用については実際に常用していた人の写真を提示してくださり、「怖い」「痛そう」などと生徒も恐ろしいものだということを理解することができたようでした。特に大麻については高校生の検挙率が上がってきているということで注意が必要とのことでした。
今日聞いたお話を忘れず、注意して、有意義な夏休みを過ごしてほしいと思います。
笹森様におかれましては、大変お忙しい中、御講演いただきましてありがとうございました。
1学期が終了しました
本日、1学期終業式が行われました。校長からは、「1学期、様々な行事で責任感をもって取り組む姿が素晴らしかった。夏休みも学びを忘れず過ごして欲しい」というお話を体育館は熱い中でしたが、しっかりとした態度で聞いていました。
1年生の代表生徒のお話では、「作業学習と職場見学が印象に残った。夏休み中も体力を落とさぬよう筋トレやウォーキング、ランニングなどをして、2学期の終日作業・現場実習に備えたい」と、立派に話していました。
明日から24日間の夏休みに入ります。生徒の皆さんにとっては熱中症等体調には気をつけて、楽しい思い出に残る時間を過ごして欲しいと思います。8/20(日)の開舎日・21日(月)の2学期最初の登校日には、元気な姿で帰舎・登校してくるのを、教職員一同お待ちしております。
就労支援セミナーが行われました
7/21(金)3・4時間目、『卒業後に大切にして欲しいこと』と題しまして、就労支援セミナーが行われました。講師は、社会福祉法人 道北センター福祉会 道北障害者就業・生活支援センターいきぬきの市川大介様です。
障害者就業・生活支援センターの説明を丁寧にしていただいた他、卒業後、大事にしてほしいこととして「コミュニケーション」、特に挨拶、ルールやマナーを守ること、報告・連絡・相談、これらができることで信用・信頼につながること、もう一つは「自分を知る」ということで、生活リズムを整えることや、自分の得意・不得意を知ることなどから自信につなげるということをお話されていました。
一般就労だけではなく、スモールステップで、自分らしい生活を続けることや、働き続けることで自信を付けることが大切などというお話があり、生徒も熱心に聞いていました。
本校は職業自立・社会自立を目指し、作業学習と体力つくりを中心に体力を付けて働く力を身に付け、寄宿舎では自分のことは自分で取り組みながら日々、成長しています。今後も働くことを意識しながら学校生活・寄宿舎生活を送って欲しいと思います。
本日は大変お忙しい中、社会福祉法人 道北センター福祉会 道北障害者就業・生活支援センターいきぬきの市川大介様には御講演いただきましてありがとうございました。
海浜学習が行われました
7/19(水)、晴天の中、鬼鹿ツインビーチで海浜学習が行われました。諸注意を担当の先生から聞いた後、学校を出発し、約20分かけて鬼鹿ツインビーチへ向かいました。ぐるぐるバット対決では、学年対抗で戦いました。リレー方式で、「ぐるぐるバッド」をした後、次の人までふらふらしながらもバトンタッチし、大いに盛り上がっていました。
その後、学年ごとでオリエンテーリングでは、指令書に書かれたものを写真で映す活動を中心に行いました。砂で山を作ったり、海で珍しい生き物を見つけたり、かにを釣ったりしました。かに釣りは特に、熱中して取り組む生徒が多かったです。
遊泳では、生徒・先生方入り交じり、水を掛け合ったり、泳いだりして楽しむ姿が見られました。
午後からは、体育館で、学年ごとで、指令書に従って撮影してきた写真をプロジェクターで映しながら振り返り、最後にぐるぐるバッドの表彰式が行われました。
お昼に学校に帰校し、給食を食べる生徒の様子を見ると、疲れている様子がみられましたが、感想を聞くと「楽しかった!」などという声が聞かれました。
海水浴ができる地域ならではの本校の伝統行事、生徒の夏の思い出の1つになっていたらと思います。
一日防災教室が行われました
7/18(火)午前中、本校体育館にて、全校生徒対象の「一日防災教室」が行われました。当日は小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様のご協力のもと、ハザードマップの説明や、地震を想定した避難訓練、避難所体験として段ボールベッドの組み立てや非常食の試食、最後に講師の三浦浩様から講話をいただきました。
今回は地震を想定した訓練ということで、「緊急地震速報」と揺れの音の音声を使用しての訓練を実施しました。学校だけではなく、寄宿舎でも火災を想定した避難訓練を定期的に行っておりますが、地震の避難訓練は頭を守る、窓から離れるなどの注意点を守りながら、生徒は落ち着いて避難することができました。
避難訓練後、段ボールベッドの組み立て体験では、学年2グループに分かれ、協力し声を掛けあいながら完成させ、実際に横になってみたり、何人座れるか試してみたりして、災害時の避難生活を少しでもイメージすることができました。非常食の試食では、水を加えるとできる白がゆなどの非常食を試食し、「思ったよりおいしかった」「やっぱりあったかいご飯の方がいい」などとさまざまな感想を話していました。
防災アドバイザーの三浦浩様のお話の中では、自らが経験した北海道南西沖地震を題材にした紙芝居から始まり、「津波が来たら、靴を必ず履いて高台に逃げること」、①懐中電灯、②笛、③ライフジャケット、④発煙筒などのもしものときの備えの重要性についてお話いただき、生徒は真剣に耳を傾けていました。
今回ご協力いただきました、小平町役場の皆様、小平消防署鬼鹿支署の皆様、三浦浩様、地震の少ない地域だからこそ、生徒にとってイメージしにくい災害ですが、お話や体験をとおして多くの学びを得て、「もしも」に備え、命を守る大切さを考えるきっかけができたと思います。ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
道の駅販売会を行いました
7/13(水)午前中、木工科・窯業科2・3年生、クリーニング科1~3年生の生徒が、小平町観光交流センター(道の駅鰊番屋)にて、本校木工科・窯業科の製品販売、クリーニング科の窓クリーニングを実施しました。
木工科では、フォトフレームやスタックボックス、コースターや木べらなどの製品。窯業科は、おなじみの丸皿、たんぽぽボウルなどの小鉢、MoriBowlやMultiBowlなどの底が深めの器を販売しました。クリーニング科は道の駅の隅から隅まで、外窓・内窓のクリーニングの他、2階の展示スペースのガラスも清掃しました。
生徒たちが自分たちで、iPadで作成したポスターの宣伝効果もあって、多くの方に販売会の開催を知っていただき、ご来場いただくことができました。
自分たちが心をこめて製作した製品が目の前で売れていくところを見る生徒の表情はとても嬉しそうで、完売した木工科の生徒は特に達成感に満ちている様子でした。窯業科は、さまざまな種類・釉薬で色づけられた製品が並べられ、お客様は楽しみながら買い物する様子が見られ、生き生きと営業していました。クリーニング科は、依頼されていた窓等をすべてきれいにすることができ、担当の方やお客様からも感謝の言葉をいただきました。これを励みにこれからの作業学習、夏休み明けの終日作業や現場実習に向けてまたさらに力をつけていってほしいです。
今回、販売活動やクリーニング活動をとおして、本校生徒の学習の成果を発表させていただく場を提供してくださった、小平町観光交流センター様、本校の活動に興味をもっていただき会場に立ち寄ってくださった皆様、当日のご来場本当にありがとうございました。
【寄宿舎】1学期 女子棟 外食会
6月29日(木)にお食事処「すみれ」へ1学期の女子棟外食に行ってきました
おいしいご飯を食べながら、友達と楽しい時間を過ごしてきました。ご飯を残すことなく、みんな満足の外食で、次回も楽しみにしている生徒達でした。
プール学習が行われました
7/6(木)、7/11(火)に、数年ぶりとなるプール学習が行われました。全校生徒と引率教諭でバスに乗り、苫前町B&G海洋センターへ。事前に泳力調査をしたうえで、それぞれグループに分かれて実際にプールでの学習に取り組みました。
久しぶりのプールだったという生徒も多数いましたが、プールに入ってすっきり?(でも少し疲れが見える顔)で学校に戻ってきました。給食後、5・6時間目の授業も集中して受けることができている生徒も多く、たくましく感じました。
最後になりますが、プールを利用させていただきました、苫前町B&G海洋センター様、ありがとうございました。
第2回全校朝会が開かれました
7/10(月)に、第2回全校朝会が開かれました。まず生徒指導部より、夏休みの過ごし方について、スマートフォンの利用や交通安全について話があり、最後に「令和5年度学校いじめ防止基本方針」の説明がありました。次に3学年から、5月に行われた関西方面での見学旅行について報告がありました。スライドを使用し、旅の思い出や学んだことを全員で発表しました。1・2年生も来年、再来年の見学旅行に向けて、少しイメージがもてている様子でした。
鬼鹿厳島神社例大祭
7月3日(月) 鬼鹿厳島神社例大祭の見学に行きました。
今回は、御神輿の出発前に御神輿を担ぐ体験をさせていただきました。生徒だけでは、重たい御神輿を担ぐのは難しいので、地元の人たちと一緒に担がせていただきました。
威勢の良いかけ声に合わせて、右や左に御神輿を移動させました。その後は、みんなで天狗様と一緒に写真を撮ったり、獅子舞に頭をかじってもらったり、最後に、お祭りの行列を並んで見てきました。
平成元年以来の鬼鹿厳島神社例大祭の見学をさせていただき、貴重な経験をすることができました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
「交通安全音楽の集い in おびら」
7/4(火)5,6時間目、北海道警察音楽隊の皆さんによるコンサート、「交通安全音楽の集い in おびら」が本校体育館で行われました。生徒がよく知るJ-popの他、ディズニーメドレーなどの吹奏楽の演奏、演奏に合わせたカラーガードの演技などが披露され、会場は大きな拍手に包まれました。地域の方々も来校され、普段目にする機会の少ない吹奏楽の生の演奏の感動を共有しました。演奏の合間には、交通安全の啓発の寸劇や留萌警察署の警察官の方からの講話などもあり、生徒も真剣に耳を傾けていました。
最後に指揮者の方から「きれいな海の見えるこの街、ふるさとを大切にしていかなければならない」とのことからアンコールとして「ふるさと」を演奏してくださり、今回のコンサートのお礼として本校木工科のコースターを贈呈しました。
7月に入り、夏季休業が近づいてきておりますので、日常から交通安全や犯罪に巻き込まれないよう、十分注意して生活してほしいと思います。
今回、本校で演奏会を行っていただきました北海道警察音楽隊の皆様、本当にありがとうございました。
生徒総会を行いました
6/28(水)6校時に生徒総会を行いました。
生徒会長の挨拶から始まり、委員会と部活動の活動計画、生徒会予算案が発表されました。ホームルームから出た質問には、委員長や部長たちが真摯に回答していました。議長のスムーズな進行により、時間内に終えることもできました。全ての議案が承認されましたので、委員会活動・部活動に力を入れて、より良い学校作りを目指してほしいと思います。
【クリーニング科】校外作業に行ってきました!
6/27(火)、25度と汗ばむ気温の中、本校近くの小平町多目的防災交流施設『群来る』で、クリーニング科1、3年生の生徒2名が窓クリーニングを実施しました。2階などの高い窓の依頼が多かったため、6mポールを扱える3年生が大活躍!1年生は主に1階を担当し、教職員の支援を受けながら初挑戦することができました。途中休憩を挟みながら、集中して作業に取り組み、施設正面の窓をきれいに仕上げることができました。『群来る』の職員の方も、6mポールを巧みに使いこなし作業する生徒の様子を興味津々で見学されていました。少ない作業人数でしたが、生徒と教職員全員で協力し、無事に校外作業を終了することができました。
次の校外作業に向け、窓クリーニングの技術を、日常の作業学習をとおしてさらに向上させていきます!
体育大会が行われました
6/23(金)、強い日差しもなく、絶好のコンディションの中、体育大会が行われました。学年それぞれおそろいのTシャツに身を包み、100m走、ソフトボール投げ、1500m走(男子)、800m走(女子)、学年対抗リレー(選抜)、地元高校生ボランティアの生徒との交流競技である学年対抗玉入れが行われました。試合に出ていない生徒は大きな声や応援グッズで応援したり、出場選手を鼓舞したりしていました。地元の高校生ボランティアの皆さんと本校生徒もすぐに打ち解けて、楽しく会話する様子が見られました。
結果は、総合優勝が3年生でした。また、ソフトボール投げの大会記録を1年生の生徒が更新し、会場は大いに沸きました。
3年ぶりに有観客で、保護者の皆様の観戦・応援のもと、大会を実施することができました。終了後は疲れもみられながらも、やりきった表情の生徒が多く、達成感を味わうことができたことと思います。来週からの学習活動につなげていってほしいと思います。
最後になりますが、御多忙の中、観戦いただきました保護者の皆様、関係者の皆様、御来校いただきまして、本当にありがとうございました。
体育大会総練習を行いました
今週6/23(金)に行われる体育大会の総練習が、20日(火)に行われました。学年それぞれおそろいのTシャツに身を包み、当日と同じ流れで競技を行いました。各テントでは、応援に熱がこもっていました。
総練習でしたが、生徒たちは本番のようなやる気や見られ、一生懸命取り組む姿が見られました。数年ぶりの有観客での体育大会。本番までの数日、体調を整え、学校生活を過ごして欲しいと思います。
【寄宿舎】1学期男子棟外食会 (第2弾)
男子棟1学期外食会。第2弾は6月15日(木)に行いました。
カツカレー、カツハヤシ、ラーメンやカツ丼、海鮮丼などそれぞれに自分の好きなメニューを食べてきました。どのメニューもとってもボリュームがあり、お腹いっぱい!と友達と盛り上がりながらの食事になりました。いつもと違った食事にみんな大満足の様子でした。また行きたいな~と話ながら寄宿舎へ帰って来ています。
体育大会練習期間が始まりました
今週から、6/23(金)に行われる体育大会の練習期間が始まっています。100m走、ソフトボール投げ、1500m走(男子)、800m走(女子)、学年対抗リレー(選抜)、地元高校生ボランティアの生徒との交流競技である学年対抗玉入れが行われます。全体練習では、実際の流れを確認し、実際に走ってみたり、玉入れを行ったりしています。
各学年、それぞれ学年Tシャツを着用し、練習から気合い十分です!
体育大会の練習もしながらも、通常の作業学習や体力つくり、教科の授業も行われています。日々の活動で疲れも見られますが、当日まで怪我には気をつけて取り組んでいきます。
【寄宿舎】1学期女子棟棟活動
6月8日(木)に女子棟の1学期2回目の棟活動を行いました。
今回の棟活動はバドミントン、散歩、お菓子作りと、各々やってみたい事をそれぞれ舎室毎に分かれて行いました。散歩班は近隣のお店でソフトクリームを食べ、バドミントン班は体育館で風船を使って体を動かし汗を流しました。お菓子作りは自分でデザインした形のクッキー作りました。それぞれ楽しい時間を過ごしていました。
【寄宿舎】1学期男子棟外食会 (第1弾)
男子棟1学期外食会。人数の関係で2班に分かれて行います。第1弾は6月8日(木)に行ってきました。
トンカツやカレー、ラーメン、海鮮などそれぞれ自分の食べたいメニューを選んで、お腹いっぱい堪能しました。ボリュームたっぷりの料理に盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。
来週は第2弾を行います。HPの更新もお楽しみに。
【1学年】総合学習~鬼鹿の歴史を学びに行きました!
6月1日(木)総合学習で校外学習に行ってきました。1学年の総合学習のテーマは「地域を知ろう」となっています。テーマのもと、今回は「鬼鹿の歴史を知ろう」という目的から旧花田家番屋、道の駅、松浦武四郎の像を見学に行ってきました。
今回は「どのようものを使って漁業をやっていたのか」、「どのように生活をしていたのか」という視点で、それぞれの見学先で学習を進めました。生徒全員IPadで写真を撮ったり、メモをしたりしながら、学習を進めることができました。今回学習をしたことを後日まとめて、さらに鬼鹿の歴史について内容を深めていきます。
研修会等の様子
PTA・校内研修会を行いました
2月21日(金)にPTA・校内研修会を実施しました。今回は北海道札幌あいの里高等支援学校長 今井章文様から「地域とともに歩む教育活動」をテーマにご講演をいただきました。講演の中では特に、地域との連携について具体的な事例を踏まえながら、地域の資源を利活用した教育活動を行うことを通して、生徒が生きる力を身に付ける重要性を確認することができました。今回ご講演いただいた内容を生かして、教職員一同、教育活動の充実に励んでいきたいと思います。
北海道小平高等養護学校
078-3442 北海道留萌郡小平町字鬼鹿田代577-2
TEL:0164-57-1203
FAX:0164-57-1204
Mail:onne@hokkaido-c.ed.jp
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現在はございません
※本校の「学校いじめ対策組織」は、生徒のいじめに関する相談・通報を受け付ける窓口となっております。
・今年度、学校いじめ防止基本方針を一部改定いたしました。この基本方針に対しての御意見をお寄せいただいています。アンケート用QRコードを読み込んでいただき、御意見等ございましたら、集約アンケートに御回答下さい。